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【コンディション】日焼け対策

公開日:2026/09/18 更新日:2026/09/18
ラウンドが終わって鏡を見たら顔が真っ赤になっていた、グローブをしていた手だけ色が違う。夏のゴルフでよく聞く話です。ゴルフは18ホールを回ると4時間から5時間ほど屋外で過ごすスポーツで、日差しを浴びる時間の長さは日常の外出とは比べものになりません。しかも日焼け止めを塗っていたつもりでも、選び方や塗り直しの間隔を知らないままだと途中で効き目が薄れてしまいます。この記事では、初心者の方がまず押さえておきたい日焼け対策の基本を、日焼け止めの表示の見方から、タイプごとの使い分け、塗り忘れやすい場所と塗り直しの目安まで、順番に分かりやすく説明します。

日焼けしやすい理由

ゴルフ場は日差しをさえぎるものが少ない場所です。フェアウェイやグリーンには木陰がほとんどなく、芝や砂、カートの通路からの照り返しも加わるので、上からも下からも日差しを受けることになります。そこに4時間から5時間という長さが重なるため、気づいたときには思った以上に焼けている、ということが起こります。とくに焼けやすいのは顔、首、手首、耳の4か所です。顔と首はずっと日差しにさらされ、手首はグローブの端とシャツの袖の間にすき間ができやすく、耳は帽子のつばの陰になるので塗り忘れが起きがちです。ところが日差しは真上からだけでなく横からも当たるため、陰になっているつもりの場所ほど無防備になります。まずはこの4か所を覚えておくだけでも、対策の抜けはかなり減らせます。

日焼け止めの選び方

日焼け止めのパッケージにあるSPFとPAは、それぞれ役割の違う表示です。SPFは紫外線のうちB波(=一言でいうと肌が赤くなったりシミのもとになる波長)を防ぐ度合いを数字で表し、数が大きいほど高い表示になります。PAは紫外線のA波(=一言でいうと肌の老化に関わるとされる波長)を防ぐ度合いをプラスの数で表し、数が多いほど高い表示です。ゴルフのように長い時間屋外にいる日は、数値の高いものを選ぶのが目安とされています。ふだんの買い物や通勤で使っている控えめな数値のものだと、ラウンドの後半まで持たないことがあります。もうひとつ見ておきたいのが耐水性の表示です。ラウンド中は汗をかきますし、飲み物を飲んだあとに口元や首元を拭く場面も多いので、汗や水に強いと書かれたタイプのほうが落ちにくく安心です。肌が弱い方は、低刺激と書かれたものやお子さま向けの表示があるものから試すと負担が少なくなります。

タイプ別の選び方

日焼け止めには形の違いがあり、ラウンド中の使いやすさも変わります。スプレータイプは手を汚さずに広い範囲へ手早く吹きつけられるのが利点で、汗をかいたあとでもべたつきにくく、髪の分け目や耳のように塗りにくい場所にも届きます。移動中のカートの上でもさっと使えるので、途中の塗り直し用として持っておくと便利です。ブラシタイプは粉状の日焼け止めをブラシで軽くはたいて使うもので、メイクの上からでも使えるのが特徴です。化粧崩れを気にせず重ねられるため、顔まわりの塗り直しに向いています。クリームタイプは肌への密着が高く、朝しっかり塗っておきたい方に合っています。ただし塗り直しには少し手間がかかるので、朝はクリーム、途中はスプレーというように組み合わせて使うのが現実的です。ひとつに絞らず、役割で使い分けるのがおすすめです。

塗り直しのタイミング

日焼け止めは朝に1回塗って終わり、では効き目が続きません。目安は2時間おきです。18ホールで4時間から5時間かかりますから、途中で最低2回は塗り直す機会がある計算になります。前半が終わって昼食に入るとき、後半のスタート前、そして終盤の休憩と、区切りのタイミングを決めておくと忘れにくくなります。汗をたくさんかいたときや、飲み物を飲んで口元や首元を拭いたときも、その部分は落ちていると考えて塗り直してください。塗り忘れが起きやすいのは、耳、首の後ろ、手の甲の3か所です。ゴルフは下を向いてボールを見る時間が長いので、首の後ろは自分で思っている以上に日差しを受けています。塗るときは顔と首と耳をひとまとまりにして順番に触れていく、と決めておくと抜けにくくなります。バッグの取り出しやすい場所に入れておくことも、続けるための小さなコツです。

服や小物も組み合わせる

塗るものだけで守ろうとすると、どうしても塗り直しの手間が増えます。そこで役に立つのが、身につけるもので日差しをさえぎる方法です。腕にはアームカバー、上半身には紫外線をカットする表示のある長袖のインナーを合わせると、その部分は塗り直しを気にせずに済みます。接触冷感と書かれた素材なら、長袖でも暑さを感じにくく、夏でも使いやすくなっています。頭まわりはキャップかサンバイザーが基本で、首の後ろが気になる方は日よけの布が付いたタイプや、薄手のネックカバーを足すと安心です。目も日差しの影響を受けるので、サングラスをかけると見え方が楽になり、まぶしさでスイングが乱れるのも防げます。塗るものと着るものを組み合わせることで、対策の手間も肌への負担も減らせます。

やりがちな失敗3つ

よくある失敗を3つ挙げます。ひとつ目は、朝に1回塗って安心してしまうことです。スタート前に念入りに塗っても時間とともに落ちていくので、2時間おきの塗り直しを前提に量を用意してください。ふたつ目は、顔だけ塗って首や耳を忘れることです。鏡で見える顔は塗れていても、首の後ろや耳は見えないぶん抜けやすく、ラウンド後にそこだけ赤くなって気づくことになります。みっつ目は、曇りの日は塗らなくてよいと考えてしまうことです。雲があっても紫外線は地上まで届いているとされているため、天気にかかわらず塗る習慣にしておくほうが安心です。いずれも、道具ではなく習慣の問題なので、慣れてしまえば手間には感じなくなります。

おすすめの日焼け止め

楽天WG店(ワールドゴルフ)では、ラウンド中に使いやすい日焼け止めを取り扱っています。最初の1本として選びやすいのは、手を汚さずに広い範囲へ使えるスプレータイプです。汗をかいたあとでもべたつきにくく、髪や耳のまわりにも届くので、カートの上でもさっと塗り直せます。朝は手でしっかり伸ばせるタイプ、途中の塗り直しはスプレーという組み合わせにすると、手間をかけずに1日を通して対策できます。肌に合うかどうかは人によって違うので、初めての製品は少量で試してから本番のラウンドに持ち込むと安心です。

よくある質問

Q. 日焼け止めはどれくらいの頻度で塗り直せばよいですか? 2時間おきが目安です。汗を拭いたときや飲み物を飲んだあとも落ちやすいので、そのタイミングで塗り足すと安心です。Q. SPFとPAはどう違うのですか? SPFは肌が赤くなる原因になる紫外線B波を防ぐ度合いを数字で、PAは肌の老化に関わるとされる紫外線A波を防ぐ度合いをプラスの数で表しています。長時間の屋外では高い表示のものが目安です。Q. スプレーとブラシはどちらが使いやすいですか? 髪や広い範囲に手早く使いたいならスプレー、メイクの上から顔まわりを直したいならブラシが向いています。両方を持ち歩く方もいます。Q. 曇りの日も塗ったほうがよいですか? 塗ることをおすすめします。雲があっても紫外線は地上に届いているとされているため、天気で判断せず習慣にしておくのが安心です。