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【ルール】プレーファストとマナー

公開日:2026/09/18 更新日:2026/10/10
初めてコースに出る日は、楽しみと同じくらい「遅いと思われたらどうしよう」という不安が大きいものです。ゴルフは昔から、打つ速さよりも進む速さと、まわりへの気づかいが大切にされてきた遊びです。とはいえ、難しい作法を何十も覚える必要はありません。ここを押さえれば大丈夫という点は、実はそれほど多くありません。先に結論をお伝えすると、進行の悩みの大半は「自分の順番が来る前に準備を終えておく」だけで解決します。この記事では、進行の目安になる時間、打つ前の準備のコツ、コースの上で守りたい作法、スコアを書く場所、そして忘れ物を防ぐ備えまで、順番にわかりやすく解説します。楽天ワールドゴルフ店でも、ラウンドに必要な用品を幅広く取りそろえています。

プレーファストとは

プレーファストとは、進行の速さを保つことを指す言葉です(=一言でいうと、まわりを待たせない進み方のことです)。ゴルフ場には1組あたりの目安の時間があり、9ホールでおよそ2時間15分が標準とされています。後ろの組を待たせてしまうと、その遅れはコース全体に広がっていきますので、みんなで少しずつ気をつけるという性質のものです。守るための基本はひとつだけ、自分の順番が来る前に準備を終えておくことです。使うクラブを決めておき、ボールのところに着いたらすぐ打てる状態にしておきます。カートは自分のボールの近くに寄せ、迷ったときのために2本ほど持って歩くと、何度も戻らずに済みます。もし前の組との間が大きく空いたときは、後ろの組に先へ行ってもらうという方法もあります。これは失礼ではなく、むしろ気のきいた対応と受け取られます。

ショット準備のコツ

準備は、他の方が打っているあいだに進めておきます。自分のボールがどんな状態にあるかを見て、残りの距離を確かめ、使うクラブを決めてしまいましょう。ここまで済んでいれば、順番が来てからの時間はほとんどかかりません。素振りは2回までにとどめるのが作法とされています。何度もくり返すと時間がかかるうえ、待っている方にも気をつかわせてしまいます。最初のショットでは、前の方が打ち終わったらすぐ構えられるように、ボールとティーを手に持って待ちます。2打目からは、ボールへ向かう道すがら、距離を示す杭や距離計で残りを把握しておくと流れが止まりません。グリーンの上でも同じで、他の方が打っているあいだに自分の転がる道筋を読んでおきます。ただし、他の方のボールとカップを結んだ線の上は踏まないよう気をつけてください。

コースで守るマナー

速さのほかにも、覚えておきたい作法があります。まず、打ったときに削れた芝の跡です。フェアウェイでクラブが芝をえぐったら、カートに積んである砂の袋から砂を入れ、足で平らにならしておきます。次にグリーンの上のくぼみです。高く上がったボールが落ちたときにできる小さなへこみは、グリーンフォークという道具で押し上げるようにして直します。自分の分だけでなく、目についたものを直しておくと、次にそこを通る方のためになります。バンカーに入ったあとは、レーキという熊手で足跡と打ち跡をならしてから出ます。そして、他の方が打つあいだは静かにすることです。話し声や動く気配は、打つ人の集中をさまたげます。打つ方の視界に入らない位置で、動かずに待つのが基本です。

スコア記入と移動

意外と見落とされやすいのが、スコアを書く場所です。グリーンの上で打数を数えていると、そのあいだ後ろの組は打てずに待つことになります。全員がカップに入れ終わったら、まずグリーンを離れ、次のホールへ移動してから書くようにしてください。カートの中で書いてもかまいません。グリーンを離れるときは、まわりに置いたクラブを忘れていないか確かめる習慣をつけましょう。パターとあわせて持って行ったウェッジを置き忘れ、取りに戻ることになると、それだけで組全体が遅れてしまいます。移動のあいだに次のホールの形を見ておくと、ティーイングエリアに着いてからの準備が短くて済みます。カートに付いている画面や距離計で、どちらへ打てば安全かをあらかじめ思い描いておくと、慌てずに構えられます。

やりがちな失敗

初めての日にありがちな失敗を並べておきます。ひとつめは、自分の順番が来てからクラブを選び始めることです。他の方が打っているあいだに決めておくだけで、待ち時間はぐっと減ります。ふたつめは、素振りをくり返してしまうことです。うまく当てたい気持ちは分かりますが、2回で構えると決めておくほうが、結果として振りも安定します。三つめは、グリーンの上でスコアを書くことです。四つめは、バンカーのレーキを忘れることで、打つことに気を取られると抜けやすいところです。五つめは、クラブの置き忘れです。そして六つめとして、ボールが見つからないときに長く探し続けてしまうことがあります。探してよい時間は3分までと決まっていますので、見つからなければ切り上げて元の場所から打ち直します。なくしそうだと感じた球は、探しに行く前に暫定球を打っておくと、戻る手間が省けて進行が止まりません。

忘れ物を防ぐ備え

進行を止める原因の多くは、技術ではなく忘れ物です。前の晩のうちに、当日使う物をひととおりバッグに入れておくと当日が楽になります。グリーンフォーク、ボールマーク用の目印、予備のボール、ティー、グローブ、タオル。この六つが入っていれば、コースの上で困る場面はほとんどありません。ボールは思っている以上になくなりますので、多めに入れておくと気持ちに余裕が生まれます。手袋やタオルは汗や雨で濡れますから、替えをひとつ持っておくと快適です。カートに乗ったり降りたりをくり返すうちに、小物はどこかへ紛れがちですので、小さなポーチにまとめておくと探す時間がなくなります。準備が整っていること自体が、いちばん確実な進行の対策になります。

用品は楽天ワールドゴルフ店で

コースでの立ち回りが分かってきたら、道具もそろえておきましょう。楽天ワールドゴルフ店では、クラブやキャディバッグはもちろん、グリーンフォーク、ボールマーク、ティー、グローブ、タオル、ボールケースといった小物まで幅広く取りそろえています。グリーンフォークとボールマークは一体になった物が持ち歩きやすく、ポケットに入れておけばグリーンでもたつきません。残りの距離を早く知りたい方には、腕に着けられる距離計も選択肢になります。手頃な価格帯の物から少しずつそろえていくのが、失敗の少ない進め方です。以下の商品一覧から、いま必要なものを探してみてください。

よくある質問

Q. 1組あたりどのくらいの速さで回ればよいですか? 9ホールでおよそ2時間15分が目安とされています。時計を気にしすぎる必要はありませんが、前の組との間が大きく空いていないかだけ見ておくと安心です。Q. 素振りは何回までよいですか? 2回までが目安です。それ以上くり返すと時間がかかり、待っている方にも気をつかわせてしまいます。Q. スコアはどこで書けばよいですか? グリーンを離れ、次のホールへ移動してから書いてください。カートの中で書いてもかまいません。Q. ボールが見つからないときはどうしますか? 探してよい時間は3分までです。見つからなければ切り上げ、規則に沿って打ち直してください。長く探し続けるより、切り上げるほうが同伴の方への気づかいになります。