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【クラブ選び】飛距離へのこだわりを見直す

公開日:2026/09/18 更新日:2026/10/10
ゴルフを始めると、誰もが一度は「もっと飛ばしたい」と思います。ドライバーで遠くまで運ぶ気持ちよさは、このスポーツの大きな楽しみのひとつですので、その気持ちはとても自然なものです。ただ、スコアを縮めたいという目的で見たときには、飛距離を伸ばす練習が近道になるとは限りません。飛んだ先がラフや林の中であれば、次の1打が難しくなり、結局は打数が増えてしまうからです。この記事では、飛距離へのこだわりを少しだけ横に置いて、ボールをどこに置くか、アイアンの距離をどう把握するか、練習時間をどう配るか、コースをどう攻めるかという4つの観点から、打数を減らす考え方を初心者向けに解説します。楽天ワールドゴルフ店でも、練習とラウンドを支える用品を幅広く取りそろえています。

飛距離より置く場所

たとえば230ヤード飛んでボールがラフに入った場合と、200ヤードでフェアウェイの真ん中にある場合を比べてみてください。残りの距離は前者の方が短いのですが、ラフからは芝が抵抗になってボールが思ったように飛ばず、番手選びも読みにくくなります。一方、平らなフェアウェイからであれば、いつもの練習と同じ感覚で振れます。結果として、30ヤード短い方が次の1打を楽に運べる、ということが実際によく起こります。プロの試合を見ていても、よく飛ぶ選手がそのまま良い成績を残すわけではないと言われています。まずは自分の今の飛距離のままで、いかにフェアウェイに置けるかを意識してみてください。振る力を7割か8割に抑えるだけで、方向の乱れは目に見えて減っていきます。

アイアンは距離を知る

ティーショットの次に効いてくるのがアイアンです。ここで大切なのは、遠くまで飛ばすことではなく、自分の番手ごとの距離を知っていることです。7番アイアンで150ヤード飛ぶ方もいれば、130ヤードの方もいます。どちらが良いということはなく、自分の数字を知っているかどうかで結果が変わります。練習場では、各番手で10球ずつ打って、よく当たった1球ではなく、平均して届く距離を書き留めておきましょう。この表が手元にあるだけで、コースでの迷いはかなり減ります。あわせて練習しておきたいのが、振り幅を変えて距離を打ち分けることです。腰の高さまでのハーフスイング、肩の手前までのスリークォーターと、3段階の振り幅を覚えておくと、中途半端な距離が残ったときに慌てずに済みます。

アプローチとパット

ゴルフのスコアは、グリーンのまわりとパッティングで6割前後が決まると言われています。18ホールを回ると、パットだけで30打から36打ほどを使う計算になりますので、ここが安定すると打数はまとめて減っていきます。まず取り組みたいのは、50ヤード以内のアプローチです。ウェッジで転がすのか浮かせるのかを決め、同じ振り幅で同じ距離が出るようになると、グリーンを外しても1打で寄せられる場面が増えます。パットは2メートル以内を重点的に練習してください。この距離が入るようになると、寄せたあとの安心感がまるで違ってきます。自宅にパターマットを置いておけば、1日10分でも続けられます。派手さはありませんが、打数への効き方はいちばん素直な部分です。

練習時間の配り方

練習場に行くと、つい半分以上の球をドライバーで打ってしまいがちです。振っていて気持ちがよいので当然ではあるのですが、打数への効き方を考えると配分を変える価値があります。おすすめは、ドライバー2割、アイアン3割、50ヤード以内のアプローチ3割、パッティング2割という配り方です。50球打つなら、ドライバーは10球で十分ということになります。実際にやってみると、ドライバーの球数が減ったぶん1球ずつを丁寧に打つようになり、方向の安定にもつながります。アプローチは目標を決めて打つのがこつです。ネットの手前のポールや旗を狙い、そこから何メートルずれたかを数えてください。ただ打つのと、狙って打つのとでは、同じ30球でも身につき方が変わってきます。

コースの攻め方を決める

飛距離に頼らないゴルフで力になるのが、コースマネジメント(=一言でいうと、そのホールをどう回るかを打つ前に決めておくこと)です。難しく考える必要はなく、初心者でも使える型がいくつかあります。右側にOBがあるホールでは、左寄りを狙って打ちます。多少飛ばなくても、OBの1打罰を避けられるだけで得をします。パー5では2打で乗せようとせず、3打で乗せてパーを狙う形にすると、途中の無理がなくなります。ピンがグリーンの端に切ってある日は、ピンを直接狙わずグリーンの中央を狙ってください。そして調子が出ない日は、いつもより1番手大きいクラブでゆっくり振ると立て直せます。この4つを決めておくだけで、大きく崩れるホールは目に見えて減ります。

飛ばす気持ちとの付き合い

ここまで読んで、飛距離を伸ばす練習には意味がないのかと感じた方もいるかもしれません。そうではありません。飛距離が出ればパー4を短いクラブで狙えますし、単純に楽しいものです。大切なのは順番で、まず置く場所と短い距離を整えて、余力ができたら飛距離に取り組むと、遠回りになりません。もうひとつ覚えておきたいのが、他人と比べないことです。飛距離は体格や年齢によって差が出やすい部分ですので、同伴者と比べても得るものは多くありません。比べるなら、半年前の自分のスコアと比べてください。練習場でドライバーばかり打っている、パー4で無理に短いクラブを残そうとしている、アプローチの練習を退屈に感じる。そんな方は、発想を切り替える時期かもしれません。

用品は楽天ワールドゴルフ店で

考え方が決まったら、道具を少しだけ整えてみましょう。楽天ワールドゴルフ店では、クラブやキャディバッグをはじめ、グローブ、ボール、ウェア、タオル、ボールケースといったラウンドに必要な用品を幅広く取りそろえています。短い距離の練習をこれから増やす方には、自宅で転がりを確かめられるパターマットと、練習場でも使いやすいウェッジが役に立ちます。番手ごとの距離を書き留めるなら、キャディバッグのポケットに入る小さなノートを一緒に用意しておくと続けやすくなります。手頃な価格帯のものから少しずつそろえていくのが、失敗の少ない進め方です。以下の商品一覧から、いま必要なものを探してみてください。

よくある質問

Q. 飛距離が出ないと上手くなれませんか? そんなことはありません。アプローチとパットが安定すれば、飛距離が短くてもスコアはしっかり縮まります。短い距離は練習量が素直に返ってくる部分ですので、誰でも伸ばせます。Q. 練習場でドライバーばかり打ってしまいます。どうすればよいですか? 打つ順番を先に決めてしまうのがおすすめです。50球なら、はじめの10球をウェッジ、次の15球をアイアン、そのあと10球をドライバー、残りをアプローチに使うと決めておくと守りやすくなります。Q. コースマネジメントは初心者でも意識すべきですか? はい。OBや池を避けるルートを選ぶ、グリーンの中央を狙うという2つを守るだけでも、大きく崩れるホールは減ります。Q. 自分の飛距離はどうやって測ればよいですか? 練習場の表示か、コースでGPSナビを使って残り距離の差を見る方法があります。10球の平均で覚えてください。