平均的なアルコール代謝速度と母乳中アルコール濃度の低下から考えると、体重や体質、食事の有無、によって異なるものの「ビール1杯程度であれば2~3時間あければ母乳への影響はほとんどない」と考えられます。
また、日本産婦人科医会のホームページにおいても、授乳中の禁酒が望ましいとの前提のもと、「母体血中のアルコールは母乳に移行する。乳汁中アルコール濃度は飲酒後2時間が高いとされ、飲酒後2時間以上あけて授乳することが推奨されている。」と記載されています。
参考資料:日本産婦人科医会HP「妊娠中の飲酒について」
さらに、世界的な公衆衛生分野の政府機関であるアメリカ疾病対策予防センター(CDC, Centers for Disease Control and Prevention)において「アルコールは通常、1杯あたり約2~3時間母乳中に検出されます。母親が摂取するアルコールの量が多いほど、母乳中のアルコール検出時間は長くなります。例えば、1杯分のアルコールは約2~3時間母乳中に検出されます。2杯分のアルコールは約4~5時間、3杯分のアルコールは約6~8時間検出されます。」と記載があります。
参考資料:アメリカ疾病対策予防センター Breastfeeding special circumstances「Alcohol」