ようこそ 楽天市場へ

手すりのない階段|上り下りの工夫

公開日:2026/08/30 更新日:2026/10/16

手すりがない家

古い家や借家では、階段に手すりがないことがあります。工事ができない、大家の許可が要る、費用が出せない。取り付けられない事情はさまざまですが、そのままにしておくと危険が残ります。

どこで転ぶか

階段の事故は、最上段と最下段の付近に集中します。上りきる直前と、下りきる直前。ここで気が緩み、段数を数え間違えます。危ないのは途中ではありません。

最初にすること

階段に物を置かないこと。これが費用ゼロで一番効きます。新聞、洗濯物、荷物。「あとで持って上がる」と置いた物が、そのまま原因になります。

明るさを足す

上と下の両方にスイッチがある照明が理想です。ない場合は、乾電池式の人感ライトを段に沿って貼る方法があります。工事も許可も要りません。

段鼻を目立たせる

段の先端に、色の違うテープを貼ると、境目が見えます。見えにくくなってきた人ほど効果があります。滑り止めを兼ねた製品なら、二つの効果が同時に得られます。

手すりの代わり

壁に手をつきながら上る人は多いのですが、滑って支えになりません。壁に沿って握れる物がないなら、上るときに持てる杖のような道具のほうが安定します。

体の向き

下りるとき、正面を向いて下りるのが難しくなったら、体を横向きにして一段ずつ下りる方法があります。時間はかかりますが、転落の危険が下がります。

荷物を持たない

両手がふさがった状態で階段を使わないでください。かごに入れて先に上げておく、二回に分ける。急ぐより、安全な回数のほうが早く済みます。

取り付けられる場合

賃貸でも、突っ張り式の手すりや、壁を傷つけにくい取り付け方があります。介護保険の住宅改修が使えることもあるので、地域包括支援センターに一度相談してください。

上の階を使わない

最終的には、生活を一階にまとめるという選択もあります。階段の安全を高める工夫には限界があるので、使う回数を減らす方向も同時に考えてください。