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帯きもの寿庵 👘夏物を箪笥に しまう前に

公開日:2025/10/30 更新日:2026/11/02

👘夏物は汗が移っているかも⁉

その他、雨・飲み物などの水分による汚れにも注意!

💧 汗しみができるメカニズム

(1) 吸収と拡散(* 毛細管現象) 布が汗を吸うと、繊維の間の細い隙間を通じて水分が広がる。 このとき、きものの生地に元々含まれていたわずかな糊や不純物や、汗に含まれる塩分や皮脂なども一緒に運ばれ、広い範囲に拡散しフチに集まる。 (2) 蒸発と残留 水分が蒸発すると、溶けていた塩分や皮脂が繊維表面に残る。 → 輪じみ状の汗じみができる。 (3) 酸化・変色 時間が経つと、空気中の酸素・皮脂・皮膚由来の成分が反応する。 → 黄ばみや褐変(茶色っぽいしみ)に変化します。 * 毛細管現象とは 毛細管現象とは、細い管(または繊維のすき間)に液体が重力に逆らって上昇・浸透する現象です。 布は繊維の集まりであり、細いすき間(毛細管)を多数含んでいます。そのため、液体が一部に付着すると、その液体が繊維間を伝って広がります。

📢 帯も案外 汗を吸っている

帯も案外 汗を吸っていますし、汚れやすいです。 帯に*撥水加工をしておくのも有効的です。 ただし、撥水加工は仕立てる前に生地に施すので、帯芯には汗が付きます。 撥水加工をすると、雨や飲み物などの液体がきものにかかってもはじくので、水性の汚れの心配が減ります。 油性の汚れや汗しみは完全には防げませんが、汚れが付いても手入れが簡単に済んだり、安価な費用で落とすことが出来ます。

⌛ 後で出る⁉ 来シーズンのために…

汗じみは厄介!後から出来るのです。 来シーズン気持ちよく袖を通すために、専門店で丸洗いしてもらうのがおすすめです。 お手入れのメニューの中の『丸洗い』では『汗抜き』が含まれていない場合もあります。 お店様に確認してください。