日頃のお手入れ、なかでも脱いですぐのお手入れが肝心です。
次に着るときに、シミやカビ、シワなどを発見して慌てることのないよう、脱いだらすぐ、次の手順でお手入れすることをお勧めします。
● 脱いだ着物を衣文かけにかけ、2~3時間ぐらい陰干しをして湿気をとります。
帯や長襦袢も同様に陰干ししてください。
●ビロードや、やわらかい布で軽く払い、ほこりをとります。
そのまま箪笥に収納してしまうと、きものに定着して汚れとなる場合があります。
【注意!】こすると生地が擦れてテカリなどの原因となります。
●シミや汚れの点検をします。
袖口や衿、裾、袂などは汚れやすいので、入念に見てください。
【注意!】叩いたり、こすったりすると、逆に染み込んだり繊維が傷つき元のように戻らないこともあります。
体温と汗を飛ばす: 着物には想像以上に体汗が吸い込まれています。特に帯まわり、脇、背中は汗が残りやすい部分です。
■有意義な工夫: 陰干しする際、ただ吊るすだけでなく、エアコンのドライ(除湿)の風が緩やかに当たる場所に干したり、扇風機の首振り機能で遠くから風を当てたりすると、生地を傷めずに効率よく湿気と汗を飛ばせます。
●シワがある場合は、あて布を霧吹きで湿らせ軽く揉んで水気をなじませ、きものの裏からアイロンをあててください。
あて布は、余った胴裏の端切れや、糊気のない清潔な綿布を用います。
【注意!】絹の着物にスチームは禁物です。ちぢみやテカリの原因となりますので、低い温度から十分に気を付けて行ってください。
ほとんどの汚れは、専門家が手掛けると落とすことができます。
汚れ、シミ等は そのままにして、弊社、または、専門店様に早めにご相談下さい。