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なぜ「いづも農縁」はモロヘイヤを選んだのか—始まりは耕作放棄地問題

公開日:2026/07/17 更新日:2026/07/17

始まりは、故郷・出雲の耕作放棄地問題

島根県出雲地方で生まれ育った創業社長の馬庭秀隆は、ふるさとの景色が変わっていくことに、胸を痛めていました。高齢化や後継者不足により、管理されなくなった耕作放棄地が広がり続けていたのです。そして出雲の耕作放棄地問題を解決したいと考えるようになります。単なる再生ではなく、"付加価値の高い作物で、再び価値ある畑に生まれ変わらせる" という構想でした。

なぜ"モロヘイヤ"を選んだのか

出雲の気候でしっかり育ち、かつ高い付加価値をもち、地域の特産品となりうる作物。探し続けてた結果、たどり着いた答えが、モロヘイヤでした。古来より5,000年以上もの栽培歴史をもつ植物です。馬庭はモロヘイヤの出逢いに大きな可能性を感じ、栽培を開始しました。

研究でわかった野菜の王様と呼ばれる理由

栽培と並行して進められた成分研究。日本食品標準成分表(文部科学省)の数値をひもといてみると、モロヘイヤの栄養価は、他の主要な緑黄色野菜と比べて突出していることがわかりました。 あらゆる野菜の中でも、β-カロテンの含有量は群を抜きます。さらに、カルシウムは骨ごと食べる小魚に匹敵するレベル。食物繊維、ビタミンK、葉酸、ビタミンCまで、植物性食品の持つ栄養素をほぼ網羅しています。

製法のこだわり

「サプリメントに加工する」と言っても、モロヘイヤには特有の壁がありました。緑黄色野菜の鮮やかな緑は、乾燥・粉末化の熱工程で失われ、くすんだ茶色に変色しがち。モロヘイヤも例外ではありませんでした。試行錯誤の結果、独自の温度管理により、鮮やかな緑色のまま粉末化することに成功。見た目にもおいしい"キレイな緑色の粉末"を実現しました。

有機JAS認証の畑でモロヘイヤを栽培

そして平成17年に9月に全耕作面積約6haの有機認証取得を完了しました。現在も有機JAS認証のもと栽培されたモロヘイヤを、創業以来培ってきた製法でサプリメント・粉末にしてお届けしています。