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東洋医学で考える 秋の過ごし方

公開日:2026/09/21 更新日:2026/09/21

秋は「肺」と「大腸」をいたわる季節

暑かった夏が少しずつ終わり、朝晩に涼しさを感じるようになる秋。 過ごしやすい季節である一方、東洋医学では、秋は「乾燥」の影響を受けやすい季節と考えられています。 五行では、秋は「金」にあたり、 五臓では「肺」、六腑では「大腸」と関係が深いとされます。 さらに、秋の「色」は白。 「肺は乾燥を嫌う」とされているため、秋は身体の内側・外側の「うるおい」を意識した養生がおすすめです。

① 秋は「肺」をいたわる季節

東洋医学でいう「肺」は、現代医学でいう肺という臓器だけを指すものではありません。 呼吸に関わることはもちろん、 鼻・のど・皮膚など、身体の外側とのつながりも「肺」と関連づけて考えます。 秋になると空気が乾燥し、 ・のどが乾きやすい ・鼻が乾燥する ・肌がカサつく ・空咳が気になる など、乾燥を感じる人も増えてきます。 東洋医学では、このような秋の乾燥を「燥邪(そうじゃ)」と呼び、肺は乾燥の影響を受けやすいと考えます。 秋は「乾燥させない」を意識して 水分補給だけでなく、食事や睡眠、室内の湿度など、毎日の生活の中で「うるおい」を意識してみましょう。

② 「白い食材」を食卓に

東洋医学では、五行の「金」と「白」、そして「肺」には深い関係があると考えられています。 そこで秋の食養生では、白い食材がよく取り入れられます。 例えば、 秋に取り入れたい白い食材 * 梨 * れんこん * 大根 * 山芋 * 白ごま * 白きくらげ * 百合根 * 豆腐 など。 特に梨や白きくらげ、れんこんなどは、秋の乾燥を意識した薬膳でよく紹介される食材です。 「今日の食卓に白いものをひとつ」 そんな簡単なところから始めてみるのもいいですね。

③ 秋は「大腸」も意識して

東洋医学では、「肺と大腸は表裏の関係」と考えます。 つまり、秋の養生では肺だけでなく、大腸にも目を向けることが大切だとされています。 秋は夏に比べて汗をかく量が減り、さらに空気も乾燥してきます。 そのため、 「なんとなくスッキリしない」 「お腹の調子が気になる」 という人も。 まずは、 ・朝食を抜かない ・水分をこまめにとる ・食物繊維を含む食品を取り入れる ・適度に身体を動かす ・生活リズムを整える など、毎日の基本を大切にしましょう。

④ 秋は「悲しみ・憂い」の季節?

東洋医学では、五臓と感情にも関係があると考えます。 「肺」と関係が深い感情として挙げられるのが、 「悲しみ」や「憂い」。 秋になると、なんとなく寂しくなったり、物思いにふけったりすることがありますよね。 これは東洋医学では、秋と肺の関係から説明されることがあります。 もちろん、気分の変化には日照時間や気温など、さまざまな要因があります。 だからこそ秋は、 「頑張り続ける」より「少し整える」 そんな時間を意識してみるのもおすすめです。

⑤ 夏の疲れを秋に持ち越さない

夏は暑さや発汗によって、身体に負担がかかりやすい季節。 秋になって涼しくなると、 「夏は気づかなかった疲れを感じるようになった」 ということもあります。 東洋医学では、秋は夏に消耗したものを少しずつ回復させ、冬に備える時期として養生する考え方があります。 秋の生活習慣 5つ ① 夜更かしを控える 質のよい睡眠を意識する。 ② 朝はゆったりスタート 無理に予定を詰め込みすぎない。 ③ 乾燥対策をする 室内の湿度や肌の保湿も忘れずに。 ④ 温かい食事を取り入れる 冷たいものばかりにならないように。 ⑤ 軽く身体を動かす ウォーキングやストレッチなど、無理のない運動を。

⑥ 秋は「少辛多酸」を意識

秋の食養生では、 「辛いものは控えめに、酸味を上手に取り入れる」という考え方もあります。 辛味には身体を発散させる働きがあるとされる一方、秋は乾燥しやすいため、辛いものを摂りすぎないようにする、という考え方です。 一方、酸味は唾液などの分泌を促すことから、「うるおい」を意識した食養生に取り入れられています。 梅干し、酢の物、柑橘類などを、食事のアクセントに取り入れてみるのもいいですね。

秋の養生は「特別なこと」じゃなくていい

東洋医学の季節の養生は、 「特別な薬膳を作らなくちゃ!」 と難しく考える必要はありません。 旬の食材を食べる。 よく眠る。 乾燥したら加湿する。 無理をしすぎない。 身体を少し動かす。 そんな毎日の小さな習慣も、秋の養生のひとつです。

🍂 秋の「養生チェック」

□ 朝晩の気温差に合わせて服装を調整している □ のどや肌の乾燥を感じたら保湿している □ 水分をこまめにとっている □ 白い食材を食卓に取り入れている □ 冷たいものばかり食べないようにしている □ 夜更かしを控えている □ 軽く身体を動かしている □ 夏の疲れを感じたら、少しペースを落としている 全部できなくても大丈夫。 できそうなところから、ひとつずつ始めてみましょう♪

🍁 秋を元気に過ごすために

季節が変われば、身体をいたわる方法も少し変わります。 夏と同じ生活をそのまま続けるのではなく、 「今の季節の身体に合わせる」 という考え方も、東洋医学の大切な知恵のひとつ。 秋は「肺」と「大腸」に目を向けながら、 乾燥から身体を守り、夏の疲れをゆっくり整える季節。 食事・睡眠・運動・心のゆとり。 できることから少しずつ、秋の養生を始めてみませんか? ⸻ オーロラでは、毎日の健康習慣についてのご相談も承っています 「季節の変わり目、何を取り入れたらいい?」 「自分に合う商品が分からない」 「家族と一緒に使えるものを選びたい」 そんなときも、お気軽にご相談ください。 銀座まるかん専門店オーロラ お一人おひとりのお悩みに合わせて、商品選びをサポートいたします。 ※本ページは東洋医学・薬膳の考え方を紹介するもので、病気の治療や予防を目的としたものではありません。体調に不安がある場合や症状が続く場合は、医療機関にご相談ください。
更新日:10/19(10/12〜10/18集計)