【枕メーカー監修】枕の高さ調整はどうする?首がラクになる選び方と合わせ方
公開日:2026/03/16 更新日:2026/03/18枕の高さ調整は、ただ寝心地を変えるだけではありません。
枕の高さは、寝ている間の頭・首・背骨の位置関係に関わるため、合わない状態が続くと、朝起きたときの首や肩の違和感につながることがあります。
特に注意したいのは、枕は「高すぎても低すぎても合わない」という点です。
枕の高さは一律ではなく、個人差に合わせるべきものとして扱われています。
寝ている姿勢によって、ベストな姿勢が異なります。
それぞれの姿勢に応じたベストな寝姿勢を解説いたします。
まっすぐ立った時の姿勢がベストです。
首の自然なカーブを保つ姿勢になるように枕の高さを合わせる必要があります。
床に対して頭が水平になる状態がベストです。
首から背骨がまっすぐになるように、枕の高さを調整していきます。
枕の高さ調整は、いきなり大きく変えるよりも、少しずつ試すのが失敗しにくい方法です。今使っている枕が低いと感じるなら、薄手のタオルを1枚ずつ足してみる。
反対に高いと感じるなら、中材を少し抜く、または高さ調整シートを1枚外してみる。
このように小刻みに変えると、自分に合うポイントを見つけやすくなります。
自宅で手軽に試すなら、もっとも簡単なのはタオル調整です。
首の下だけ少し支えたいのか、頭全体を少し高くしたいのかで、入れる位置を変えるのがコツです。
頭部だけを持ち上げすぎると首に角度がつきやすいため、首から後頭部までのつながりを意識しながら微調整すると、違和感が出にくくなります。
当店で開発し、販売している「ジムナストプラス」では、枕を6つの分割構造にしているため、枕の高さの調整がしやすくなっています。
ここでは、ジムナストプラスの場合、どのように枕の高さが自分に合っていないかを確認する方法をご紹介いたします。
仰向け寝の場合の枕の高さの見極め方法
✅アゴが上がる→Aが低い 又は Bが高い
✅アゴが下がる→Aが高い 又は Bが低い
横向き寝の場合の枕の高さの見極め方法
✅頭が上がる→Cが高い
✅頭が下がる→Cが低い
上記のいずれかに当てはまる場合、市販の200ml紙コップなどで、中材を増減し、高さを調節してください。
<目安>
仰向け寝の高さ調整の場合、A・B部分をコップ半分程度増減させてみてください。
横向き寝の高さ調整の場合、C部分をコップ2杯程度増減させてみてください。
高さ調整できる枕の大きなメリットは、買った後に自分へ合わせられることです。
枕は、店頭で数分試しただけでは本当に合うか分かりにくい寝具です。
さらに、ネットで購入する場合は、試すこともできないので、合わない場合も考えられます。
しかも、季節、体調、寝具の組み合わせ、寝姿勢の変化によって、心地よい高さも少しずつ変わります。
だからこそ、最初から高さを固定するより、後で調整できる仕様のほうが失敗しにくいといえます。
選ぶときは、調整方法のわかりやすさ、微調整のしやすさ、横向き寝への対応、首元の支え方まで確認すると失敗しにくくなります。
枕選びで大切なのは、宣伝文句よりも、自分の寝姿勢に合わせて現実的に調整できるかどうかです。
枕選びで迷ったら、最初から完璧な高さを当てにいくより、あとから微調整できる枕を選ぶほうが、自分に合う寝心地へ近づきやすいでしょう。