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ヘタ側とおしり側、みかんはどちらからむくと食べやすい?

公開日:2026/10/07
みかんを食べるとき、何気なく手をかけている皮。 よく見ると、みかんには枝についていた「ヘタ側」と、その反対側にあたる「おしり側」があります。 普段から決まった側からむく人もいれば、そのとき指が入りやすい場所からむく人もいるでしょう。 では、どちらからむくと食べやすいのでしょうか。 結論からいえば、どちらからでも食べられますが、むき始めやすさでは、おしり側を選ぶと扱いやすいことがあります。 一方で、ヘタ側からむく方法にも特徴があります。 いつものみかんを一個用意して、違いを比べてみましょう。

ヘタ側は少しかため

ヘタ側には、枝と果実がつながっていた部分があります。 中央には緑色や茶色のヘタが残り、その周辺はほかの部分より少しかたく感じることがあります。 そのため、最初に指を入れようとすると、 「皮に入りにくい」 と感じるみかんもあります。 無理に爪を立てると、果皮だけでなく中の房まで傷つけてしまうことがあります。 ヘタ側からむく場合は、ヘタそのものへ強く指を押し込むのではなく、その周囲の皮から少しずつ開いていくと扱いやすくなります。

おしり側は開きやすい

ヘタの反対側を見ると、中央が少しくぼんでいるものがあります。 ここがおしり側です。 ヘタのようなかたい部分がないため、指をかけやすいみかんでは、こちらからむくと皮を開きやすく感じます。 親指を軽く当てて、皮と果肉の間へ指を入れる。 そこから少しずつ外側へ広げていけば、皮を大きく割ることができます。 特に皮が比較的やわらかな温州みかんでは、気軽にむき始めやすい方法です。 「とにかく手早く食べたい」というときには、おしり側から試してみるとよいでしょう。

白い筋にも注目

みかんの皮をむくと、房の表面に白い筋が残ることがあります。 これは果実の中で水分や養分を運ぶ組織の一部です。 白い筋の残り方は、むく方向だけでなく、品種や熟し具合、皮の状態などによっても変わります。 ヘタ側から皮を引くと、白い筋の一部が皮と一緒についてくる場合もあります。 一方、おしり側からむいても、皮と筋がきれいにはがれるみかんがあります。 「こちらからむけば必ず筋が取れる」というものではありません。 筋まできれいに取りたい場合は、皮を急いではがさず、房に沿ってゆっくり動かしてみましょう。

皮の厚さでも変わる

同じ温州みかんでも、すべてが同じむきやすさではありません。 皮が薄いもの。 少し厚みのあるもの。 皮と果肉の間に余裕があるもの。 ぴったり密着しているもの。 一個ずつ状態が異なります。 収穫時期によっても印象は変わり、シーズンの早い時期のみかんでは、皮が果肉に密着しているように感じることもあります。 そんなときは、ヘタ側・おしり側にこだわりすぎず、いちばん指を入れやすい場所を探すのがおすすめです。 果物に合わせてむき方を変える。 それも、みかんを上手に楽しむコツです。

房を傷つけないコツ

皮をむくときに気をつけたいのは、果肉へ強く指を押し込まないことです。 指先を深く入れすぎると、房の薄い膜が破れ、果汁が出てしまうことがあります。 まず表面の皮だけに親指をかける。 少し持ち上げたら、指の腹を皮と果肉の間へ滑らせる。 このようにすると、房を傷つけにくくなります。 おしり側からむく場合も、一気に穴を開けようとする必要はありません。 小さく皮を浮かせてから、少しずつ広げる。 急がないことが、意外ときれいにむく近道です。

みんなのむき方を比べる

家族でみかんを食べるなら、むき方を比べてみるのも面白いものです。 おしり側から一気にむく人。 ヘタ側から丁寧にはがす人。 皮を細かく分けてむく人。 大きく数枚に分ける人。 普段は意識していなくても、人によって方法はかなり違います。 さらに、皮を四つほどに割るように開けば、果実を取り出しやすくなることもあります。 「どちらが絶対に正しいか」を決めるより、 どちらが自分にはむきやすいか。 どちらが房をきれいに取り出せるか。 そんな視点で比べてみると、いつものみかんにも新しい発見があります。

自分のむきやすさで

ヘタ側とおしり側。 どちらからむいても、みかんのおいしさそのものが変わるわけではありません。 ただ、むき始めの手軽さを重視するなら、ヘタのないおしり側から試してみる方法があります。 一方で、白い筋の取れ方や皮のはがれ方を見ながら、ヘタ側からゆっくりむくのもひとつの楽しみ方です。 大切なのは、そのみかんの状態を見ること。 皮の厚みやかたさは、一個ずつ少し違います。 次にみかんを手に取ったら、いつもとは反対側からむいてみる。 たったそれだけでも、 「こちらのほうがむきやすいかも」 という自分なりの答えが見つかるかもしれません。
更新日:11/03(10/27〜11/02集計)