「夏老け」とは、夏を過ごしたあとに「なんとなく老けて(疲れて)見える」「夏前と肌の印象が違う気がする」などと感じる状態を表した言葉です。
夏は肌にとって、さまざまな環境変化が重なる季節です。
主な原因:
・紫外線→強い日差しの中で過ごす機会が増える季節。
・汗・皮脂→気温が高く、汗や皮脂が増えやすくなる。
・エアコンによる乾燥→暑い屋外とは反対に、室内では冷房の効いた環境で長時間過ごす。
・生活習慣の乱れ→暑さによる食欲低下や寝苦しさなどから、食事や睡眠のリズムが変化。
\こんな症状がある方は注意!/
【 夏老けチェックリスト 】
いくつか思い当たった方は、秋を迎える前に毎日の美容習慣を振り返ってみましょう。
✅肌の乾燥
夏は汗をかくため、肌が乾燥していることに気づきにくいことも。
一方で室内ではエアコンの効いた環境で長時間過ごすことが多く、夏でも乾燥が気になる場面があります。
汗を拭く回数や洗顔・シャワーの回数が増える時期だからこそ、毎日の保湿を丁寧に行いましょう。
✅ハリ・ツヤ不足
夏は屋外で紫外線を浴びる機会が多い季節。
強い紫外線や汗、食欲低下により体内のビタミンCが大量に消費されると、肌の弾力を支えるエラスチンやコラーゲンの合成が低下します。
夏の終わりにハリやツヤなど肌の印象が気になったら、秋に向けてケアを見直してみるのもおすすめです。
✅毛穴・くすみ
汗や皮脂が増えやすい夏は、毛穴や肌のベタつきが最も気になりやすい季節です。
夏は紫外線を浴びる機会が多く、季節の変わり目にくすんだ印象や肌色の変化が気になる方もいます。
だからといって、ゴシゴシ洗ったり必要以上に洗顔したりするのは避けたいところです。
ビタミンCなどの抗酸化作用を持つ成分を上手に取り入れて、基本的なお手入れを丁寧に続けましょう。
✅食生活・生活リズムの乱れ
「食欲がないから麺類だけ」「冷たいものばかり食べる」「寝苦しくて睡眠不足」そんな生活が続いていませんでしたか?
美容というとスキンケアに目が向きがちですが、食事や睡眠などの基本的な生活習慣も大切。
夏の終わりは、秋に向けて生活リズムを整えるタイミングでもあります。
夏が終わったからといって、紫外線対策も終了!ではありません。
紫外線は一年を通して降り注いでいるため、日焼け止めや帽子、日傘などを上手に活用しましょう。
特にまだ暑さの残る初秋は、屋外で過ごす際の紫外線対策を忘れずに。
・洗顔時はゴシゴシこすらない
・洗顔後は保湿を忘れない
・化粧水だけでなく乳液・クリームなども活用
・乾燥が気になる部分には美容液などをプラス
夏はさっぱりとしたお手入れになりがちだった方も、秋に向けて「うるおいを意識したケア」へ少しずつ切り替えていくのがおすすめです。
・起床・就寝時間をなるべく一定にする
・朝起きたら光を浴びる
・余裕のある日は湯船につかる
・就寝前のスマホ時間を見直す
寝苦しい日が続く夏は、知らないうちに生活リズムが乱れていることもあります。
秋をすっきり迎えるためにも、できることから始めてみましょう。
夏の終わりにぜひ見直したいのが、食生活です。
暑さで食欲が低下すると、食べやすいものだけで食事を済ませてしまうことも…。
特定の食品だけに偏るのではなく、「主食・主菜・副菜」を組み合わせ、1日3食の中で少しずつ整えていくことがポイントです。
・朝食→「ご飯(orパン)・卵料理・野菜入り味噌汁(orサラダ)・ヨーグルト+果物」など
たんぱく質と発酵食品を取り入れる
・昼食→「ご飯・鶏肉料理(or魚料理)・サラダ・野菜スープ」など
タンパク質と野菜をしっかり組み合わせる
・夕食→「ご飯(少なめでも◎)・魚料理(or大豆など植物性タンパク質料理)・温野菜・海藻やきのこを使った副菜」など
消化に優しいものを中心に、野菜をしっかり取り入れる
🍋ビタミンC
ビタミンCは、野菜や果物などに含まれる水溶性ビタミンのひとつです。
体内でコラーゲンをつくるために必要な栄養素であるほか、抗酸化作用を持つ栄養素としても知られており、「パプリカ・ブロッコリー・キウイフルーツ・柑橘類」など、身近な食品にも含まれています。
水溶性で排出されやすいため、毎日の食事からこまめに摂ることを意識したい栄養素です。
🥬ビタミン・ミネラル
夏に食生活が偏ってしまった方に改めて意識してほしいのが、ビタミン・ミネラルを含めた食事全体のバランスです。
ビタミンやミネラルにはさまざまな種類があり、それぞれ体内で異なる働きをしています。
ひとつの栄養素だけを意識するのではなく、「野菜・果物・肉・魚・卵・大豆製品・海藻類」など、さまざまな食品を組み合わせることが基本です。
🐟エラスチン
エラスチンは、私たちの体内にも存在するたんぱく質のひとつです。
肌だけでなく血管などにも存在しており、コラーゲンとともに美容分野で注目されることの多い成分です。
コラーゲンが“ハリの土台”のような役割を持つのに対し、エラスチンはその構造をしなやかにつなぎとめる働きを持つとされ、両者がバランスよく存在することで、いきいきとした印象につながると考えられています。
🐎プラセンタ
プラセンタ(Placenta)とは英語で「胎盤」を意味し、美容食品や化粧品など、さまざまな商品に利用されています。
プラセンタには豚由来や馬由来などいくつか種類があり、中でも馬プラセンタはアミノ酸を豊富に含む素材として知られ、ハリのある毎日を意識したい方に選ばれることが多い成分です。
夏老けの背景には、紫外線や乾燥、汗・皮脂バランスの乱れなどによる「肌環境の変化」があります。
こうした変化に対しては、食生活だけでなく外側からのお手入れも見直してみましょう。
💧コラーゲン・ヒアルロン酸
ハリ不足が気になりやすい夏後の肌にうるおいを与え、みずみずしさを保つサポート成分
🌞ビタミンC誘導体
紫外線ダメージを受けやすい肌環境を整え、キメの乱れを防ぐサポート成分
🍂ヒト幹細胞由来成分
年齢や季節変化で気になりやすいハリ・ツヤ不足にアプローチする保湿サポート成分
✨エクソソーム
外的ダメージを受けた肌環境を整え、うるおいとハリ感を保つための研究が進む注目成分
夏老け対策には、「うるおい・ダメージケア・エイジングケア」など攻めるより守るケアを意識することが大切です。
夏はさっぱりした使用感のアイテムを選んでいた方も、秋を迎える前にいつものスキンケアを一度見直してみてはいかがでしょうか。
①~④で述べたように、夏はさまざまな環境の変化が重なる季節です。
暑さが落ち着いてきた頃に、「なんとなく肌の印象が違うかも?」と感じたら、美容習慣を見直すタイミングかもしれません。
まずは、「紫外線対策・保湿・睡眠・バランスの良い食事」といった毎日の基本から始めてみましょう。
さらに、美容を意識するなら、「ビタミン・ミネラル・エラスチン・プラセンタ」など、普段何気なく目にしている美容・栄養成分について知るきっかけにしてみるのもよいでしょう。
夏から秋へ季節が移り変わってしまう前に…
今から毎日の美容・生活習慣を見直して、気持ちよく秋を迎えましょう♪