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お中元の時期はいつからいつまで?お中元のマナーやおすすめギフトをご紹介

公開日:2025/06/26 更新日:2026/07/18
お中元は、日頃の感謝を込めてお世話になった方へ贈り物を届ける、日本の伝統的な夏のご挨拶です。ビジネスシーンや親戚づきあい、ご近所づきあいなど、さまざまな人間関係の中で活用されており、毎年の風物詩として根強い文化を保っています。 しかし、実はお中元を贈る「時期」は地域によって異なります。そのタイミングを誤ると、せっかくの好意も失礼に受け取られてしまう可能性があるため注意が必要です。ここでは、お中元を贈る正しい時期を地域ごとに詳しくご紹介するとともに、贈り方のマナーやお中元に適した品物についてをご紹介します。

地域別で異なる?お中元を贈る時期について

お中元の時期は全国一律ではなく、地域によって贈る期間が異なります。以下は主な地域ごとの目安です。 ●北海道:7月15日〜8月15日頃 本州よりも遅めの時期がお中元のシーズンとなる北海道。8月15日までを目安に贈ると良いとされています。 ●東北・関東:6月下旬〜7月15日頃 全国で最も一般的なお中元の時期。7月上旬から中旬にかけてが目安となります。 ●北陸地方:地域によって異なる 富山や石川の一部では7月初旬〜15日頃、福井では8月初旬〜15日頃と、県ごとに差があるため注意が必要です。 ●東海・関西・中国・四国:7月15日〜8月15日頃 関東よりもやや遅れてお中元シーズンが到来します。旧盆(8月15日)までに贈るのが一般的です。 ●九州:8月1日〜8月15日頃 九州では旧盆の影響が強く、他地域より遅い8月にお中元を贈るのが主流です。 ●沖縄:旧暦の7月15日(2025年は8月10日)前後 沖縄では旧暦の行事が重視されており、お中元も旧盆に合わせて贈るのが習わしです。 お中元の時期は年々早まっている傾向にありますので、準備は早めを心がけましょう。

お中元の時期を過ぎてしまったら?

万が一、お中元の時期を過ぎてしまった場合には、立秋(8月7日頃)までは「暑中見舞い」、立秋以降は「残暑見舞い」として贈るのがマナーです。 たとえば、関東の方に7月20日に贈るなら「暑中御見舞」とし、8月10日以降なら「残暑御見舞」にします。 ●お中元はあくまで「贈り物文化」であり、感謝の気持ちを物で伝える習慣です。地域ごとの時期に贈るのがマナーです。(主に贈答品) ●暑中見舞いは暑さの厳しい時期に相手の体調を気遣う「季節の挨拶」。(手紙やハガキ、軽い贈り物など) ●残暑見舞いは、暑さがやや和らぎ始めた立秋以降に送るもの。同様に、心遣いを表すものです。(手紙やハガキ、軽い贈り物など) 「お中元=感謝の贈り物」「暑中見舞い・残暑見舞い=季節の挨拶」と覚えるとわかりやすいです。

お中元 のしの種類・書き方について

●お中元に使うのし紙の種類 お中元には、「紅白の蝶結び(花結び)の水引」が印刷された慶事用ののし紙を使用します。蝶結びは、何度繰り返しても良いお祝い事に使う結び方で、「毎年のご挨拶」というお中元の性質にも合っています。間違っても「結び切り」など、一度きりを意味する水引を選ばないように注意しましょう。 ●表書きの書き方: のしには「表書き(おもてがき)」として、贈る目的(上段)と贈り主の名前(下段)を記すのがマナーです。 ・上段:贈る目的 「御中元」または「お中元」が一般的です。どちらも間違いではありませんが、ビジネスシーンなどきちんと感を出したい場面では「御中元」がより格式高い印象になります。 個人間 → 「お中元」 会社宛や上司・取引先など → 「御中元」 ・下段(贈り主の名前):  個人の場合はフルネームで、会社や団体として贈る場合は「会社名+部署名+代表者名」または「会社名のみ」でも構いません。家族連名にする際には、世帯主の名前を中央に記し、他の家族名は小さめに横へ並べる形式が一般的です。 ●のしの貼り方:「外のし」と「内のし」 のしには、「外のし」と「内のし」の2つの貼り方があります。 ・外のし(包装紙の外にのしを貼る):  感謝や挨拶の意をしっかり伝えたい場合、特にお中元では「外のし」が一般的です。相手に贈る目的が一目でわかり、丁寧な印象を与えます。 ・内のし(包装紙の内側にのしを貼る):  控えめに贈りたい場合や、宅配で送るときなどは「内のし」も選ばれます。配送中の破損を防げるという実用的な利点もあります。相手との関係性や状況に応じて使い分けましょう。

お中元のお礼状の書き方・マナーについて

お中元を頂いたら、品物が無事に届いたことと、感謝とお礼の気持ちを伝えましょう。まずは日頃連絡を取っている電話やメールでも問題ありません。連絡をした後に送るお礼状は、3日以内に送るのがマナーです。(お中元が届いた日を1日とし翌々日まで) タイミングが遅れると、相手に不安や不快感を与えてしまうことがあるため注意が必要です。 また、お中元は感謝の気持ちの品ですので、お祝いのようにお返しの品を贈らずお礼状のみでもマナー違反ではありません。 しかしそれでは気が引ける場合は、お返しというよりも贈りあう気持ちを込めたお礼状とお品を準備しましょう。その場合、お相手よりも高価な品を贈るのは失礼にあたるので注意しましょう。 ●お礼状の基本構成と書き方 お礼状には大まかに以下のような構成があります: ・頭語(拝啓/謹啓/前略など) ・季節の挨拶と健康安否の言葉 ・お中元が届いたことへのお礼 ・近況や相手の健康を気遣う言葉 ・結語(敬具/謹言/草々など) 親しい関係の方へはハガキでも問題ありませんが、目上の方やビジネスシーンでは便箋(縦書き)+封筒の使用が望ましいとされます。 ●お礼状の例文 (個人向け) 拝啓 盛夏の候、皆さまにおかれましてはお健やかにお過ごしのこととお喜び申し上げます。 このたびは結構なお中元の品をお贈りいただき、誠にありがとうございました。家族皆でおいしくいただいております。お心遣いに心より感謝申し上げます。 まだまだ暑さが続く季節ですので、どうかご自愛くださいますようお祈り申し上げます。 まずは書中をもちまして御礼申し上げます。 敬具 (ビジネス向け) 拝啓 盛夏の候、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。 このたびは過分なるお中元の品を頂戴し、誠にありがとうございました。 平素より格別のご厚情を賜っておりますこと、重ねて御礼申し上げます。 今後とも変わらぬご厚誼のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。 略儀ながら、書中をもちまして御礼申し上げます。 敬具

お中元の予算は?失礼にならないマナー

お中元の贈り物は、金額よりも「気持ち」が大切。とはいえ、相場を大きく外れてしまうと、かえって相手に気を遣わせたり、マナー違反と受け取られることもあります。贈る相手との関係性や用途に合った適切な価格帯で選ぶことが、相手に負担を与えず、好印象を残すためのポイントです。 ●一般的なお中元の予算相場:3,000円~5,000円 上司・取引先(会社関係) : 3,000円~5,000円 両親・義両親       : 4,000円~6,000円 親戚           : 3,000円~5,000円 友人・知人        : 2,000円~3,000円 恩師・仲人・習い事の先生 : 3,000円~5,000円 ※あまりにも高価すぎる贈り物(1万円以上)は、かえって相手に気を遣わせてしまうため、特別な事情がない限り避けた方が無難です。

【お中元のおすすめギフト:世代別 】

お中元の贈り物は、お相手の年代や生活スタイルに合わせて選ぶことも重要。ここでは、20代~60代以上の各世代別に、お中元で人気&おすすめの品物を紹介します。 ●20代・30代に喜ばれるお中元ギフト この世代は仕事や子育てに忙しい時期。日常で「ちょっと贅沢できる」「時短になる」アイテムが人気です。 おすすめ品: コーヒー・紅茶セット(仕事や家事の癒しに) スムージー・ドリンクギフト(健康志向の人に) トレンド感あるスイーツ(SNS映えするアイテム) 冷凍グルメ・レトルト高級カレー(忙しい毎日に嬉しい) ポイント: SNS映えやパッケージのセンスも重要。オーガニックやサステナブル志向のブランドを選ぶと、より関心を引きやすくなります。 ●40代に喜ばれるお中元ギフト 家庭中心のライフスタイルが多い世代。「家族で楽しめるもの」や「健康を意識した食品」が喜ばれます。 おすすめ品: 老舗の和菓子・洋菓子詰め合わせ 高級調味料セット(醤油・出汁・オリーブオイルなど) 国産フルーツ・ゼリーギフト 選べるカタログギフト(実用性重視派にも) 健康ジュース・ドリンク ポイント: 「自分ではなかなか買わないけれど、もらうと嬉しい」実用性と品質のバランスが重要です。 ●50代に喜ばれるお中元ギフト 健康意識がより高まり、親戚づきあいや職場での立場も重要になる世代。高級感+健康配慮+万人受けがキーワードです。 おすすめ品: 高級ハム・ソーセージ(昔からの定番ギフト) 栄養バランスを考えた健康食品・サプリ入ギフト 高級茶(静岡茶・宇治茶など) 低糖質・塩分控えめのグルメギフト 無添加ジュース・野菜スープセット ポイント: 体に優しい上質なものを贈ることで、「気遣いのある贈り物」として喜ばれます。 ●60代以上に喜ばれるお中元ギフト シニア層には、昔ながらの安心感のある品や、消化が良く食べやすい食品、季節を感じるギフトが特に人気です。 おすすめ品: お茶漬け・佃煮・和惣菜セット ゼリー・水ようかん・寒天デザート 果物(桃・ぶどう・メロンなど高級フルーツ) 素麺・うどん・そば 高級海苔・だしセット ポイント: 健康や咀嚼力、塩分や糖分への配慮が必要。包装紙やのしのマナーもきちんとした形で贈ると、丁寧さが伝わります。

☆20代・30代におすすめ

☆40代におすすめ

☆50代におすすめ

☆60代以上におすすめ

【お中元のおすすめギフト:シーン別 】

お中元を贈るお相手や用途・シーン別おすすめアイテムを紹介します。 ●上司・職場関係者へのお中元 おすすめギフト: 老舗の高級菓子(和菓子・焼き菓子など) 高級お茶・コーヒーセット 高級調味料(出汁・醤油・オリーブオイル) ハム・肉加工品の詰め合わせ カタログギフト(選んでもらえる安心感) 選び方のポイント: 相手に気を遣わせすぎないよう、5,000円前後の上質な品が無難です。のしは「御中元」「会社名+氏名」の記載が望ましいです。直接渡せない場合は、手紙または礼状を同封するのが丁寧な印象を与えます。 ●親・義両親・親戚へのお中元 おすすめギフト: 季節の果物(桃・さくらんぼ・メロンなど) 和惣菜セット・お茶漬け・海苔・だし ゼリー・水ようかん・冷菓詰め合わせ 麺類(素麺・そば・冷麦など) 地域の特産品・名産品ギフト 選び方のポイント: 「毎年楽しみにしている」と言われることも多い親戚宛のお中元は、季節感や食べやすさが大切。日持ちする・常温保存できる食品が人気です。感謝の気持ちが伝わるメッセージカードを添えるのもおすすめです。 ● 取引先・法人へのお中元 おすすめギフト: 高級菓子・焼き菓子詰め合わせ(複数人で分けられる) コーヒー・紅茶のギフトセット 地元の名産や特産品(地産地消に通じる) カタログギフト(複数の選択肢を提供できる) 包装対応&のし名入れができる法人向けギフト 選び方のポイント: 「会社宛」に贈る場合は、個別包装や小分けになっているものが喜ばれます。価格帯は3,000~5,000円程度が目安。のしは「御中元/会社名」とし、代表者名を入れるとより丁寧です。納品書・請求書は同梱しないのがマナー。 ● 友人・知人へのお中元 おすすめギフト: 話題のスイーツ・おしゃれな瓶詰めジャム クラフトビールやフレーバードリンク 夏の涼感ゼリー・ジュースギフト おしゃれな缶詰グルメ・レトルトパスタ 小分けの焼き菓子やおつまみセット 選び方のポイント: 形式張りすぎず、センスや個性が光るものを選ぶと喜ばれます。価格帯は2,000~3,000円程度でも十分。「贈る楽しさ・受け取る嬉しさ」を重視し、気軽なメッセージやLINEでの一報も嬉しいポイントになります。

☆上司・職場関係者へのおすすめ

☆親・義両親・親戚へのおすすめ

☆取引先・法人へのお中元

☆友人・知人へのお中元

まとめ:お中元は金額よりも、配慮が大切

お中元の本質は「感謝を形にすること」。相手に合った予算で、気持ちが伝わるギフトを選ぶことが何よりも大切です。相場に沿いつつ、無理なく心のこもった一品を選びましょう。