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美容家・寺長根愛のお役立ちメイクコラム【サングラスとメイクの関係】

公開日:2026/09/25 更新日:2026/09/25

サングラスとメイクの関係

紫外線が気になる季節、日常的にサングラス使用を取り入れている方も多いと思います。 ただ、いざサングラスをかけてみると、 「眉毛とフレームが重なって、なんだか変な感じがする」 「せっかくアイメイクをしたのに、全然見えない」 「サングラスを外した時に、メイクが薄過ぎるような気がする」 など、サングラスをかけていない時とは違う、メイクの違和感が出てくることがあります。 さらに最近は、真っ黒なレンズだけではなく、ピンクやオレンジ、ブルー、グレーなど、色が薄く透けて見えるカラーレンズも増えています。 レンズの色とメイクの色は合わせた方がいいのか? 目元が隠れるなら、リップだけしっかり塗ればいいのか? 今日は、そんな「サングラスとメイクの関係」についてお話していきたいと思います。

顔に大きな「線」と「色」が増える

まず大前提として、サングラスをかけるということは、顔の中心に大きな線と色が加わるということです。 特に太い黒縁のサングラスは、それだけでかなり強い存在感があります。 いつものメイクに、何も考えずそのままサングラスを足すと、眉毛、アイライン、まつ毛、フレームなど、目の周りに黒い線が集まり過ぎてしまうことがあります。 反対に、目元がほとんど見えないからとアイメイクをすべて省略すると、サングラスを外した瞬間に、急に顔がぼんやり見えてしまうことも。 サングラスをかける日は、メイクを濃くする、薄くするという二択ではなく、サングラスそのものもメイクの一部として考えることが大事です。

近過ぎても離れ過ぎても気になる

サングラスをかけた時、最も気になるのが眉毛との関係です。 フレームの上から眉毛が少し見える場合もあれば、眉毛の一部がフレームに隠れてしまう場合もありますよね。 どちらが正解ということではありませんが、太く濃いフレームに、太く濃く描いた眉毛が重なると、顔の上半分がかなり強く見えますので、特に黒縁のサングラスをかける場合は、眉マスカラなどを使って少し柔らかく仕上げるのがおすすめです。 眉尻がフレームから見えるデザインの場合は、眉尻を長く描き過ぎると、サングラスの横幅と眉毛の横幅が競い合ってしまうこともあります。 いつもより少し短めに仕上げたり、眉尻の色を薄くしたりして、存在感を調整してみましょう。 反対に、細いフレームや淡い色のフレームの場合は、眉毛が薄過ぎると顔全体がぼんやり見えやすくなります。 フレームが強ければ眉を少し柔らかく、フレームが弱ければ眉を少し丁寧に。 このくらいの考え方で大丈夫です。

アイメイクも意外と見えている

ピンク、オレンジ、ブラウン、ブルー、グレーなど、目元が透けて見える薄いカラーレンズの場合、アイメイクは思っている以上に見えています。 しかも、レンズの色を通して見えるため、実際に塗ったアイシャドウの色とは、少し違って見えることがあります。 では、レンズとアイシャドウをまったく同じ色に合わせるべきなのか。 これは、必ずしも同じ色にする必要はありません。 ただし、色の温度感を合わせると、全体のまとまりは出しやすくなります。 例えば、ピンクやオレンジ、ブラウン系のレンズには、ベージュ、コーラル、オレンジブラウンなどの暖かい色が馴染みやすいです。 ブルーやグレー系のレンズには、グレージュ、モーヴ、青みのあるピンクなど、やや涼しげな色を合わせると統一感が出ます。 同じ色で揃えるというよりも、同じグループの色を使うイメージです。

チークカラーのレンズをかける時

最近は、ピンクやオレンジなど、チークカラーに近い色が入ったレンズも増えています。 こうしたサングラスをかけると、レンズの色が頬に重なり、目の周りから頬の上部まで、ほんのり血色があるように見える場合があります。 だからといって、チークを完全に省略してもいいかというと、そういうことでもありません(屋内でサングラスをはずしたら、血色のないお顔に見えてしまいますからね)。 チークカラーレンズをかける時は、チークを入れないのではなく、位置と濃さを調整しましょう。 普段より少し低めの位置に、淡く広げる程度でOKです。 サングラスの下からチークがはっきり飛び出すように見えると、レンズの色とチークの色が二段重ねになり、頬だけが強く見えることがあります。 レンズにピンクやオレンジの色が入っている場合は、チークも同じ系統の色を薄く使うと、自然にまとまりやすいです。

真っ黒なサングラス

目元がほとんど見えない真っ黒なサングラスの場合、リップメイクをしっかり仕上げるのは、とても効果的です。 目元が隠れる分、口元に色があることで、顔全体に華やかさが戻ります。 赤やローズ、オレンジなど、普段より少し存在感のあるリップも似合いやすくなります。 とはいえ、必ず濃いリップにしなければならないわけではありません。 黒いサングラスに、ヌーディーなリップを合わせると、モードで落ち着いた印象になりますし、ツヤのあるベージュやピンクを合わせれば、柔らかく上品な雰囲気にもできます。 大事なのは、目元が隠れている分、顔のどこかにポイントを残すこと。 リップを淡くするなら、チークで血色を足す。チークもリップも淡くするなら、肌のツヤ感や眉毛をきちんと整える。 「目が隠れるからリップだけ濃くする」という決まりではなく、隠れた目元の存在感を、顔のどこで補うのかを考えるとよいでしょう。

まつ毛がレンズに当たってしまう問題

サングラスをかけると、まつ毛がレンズに当たってしまい、すぐにレンズが汚れるというお悩みもあります。 特に、まつ毛が長い方や、マスカラをたっぷり塗る方に起こりやすい問題です。 まず試していただきたいのが、ビューラーでまつ毛を根元からしっかり立ち上げること。 まつ毛が前方向に伸びているとレンズに当たりやすいので、前に長く見せるというよりも、上方向に持ち上げるイメージです。 通常のビューラーで上がりにくい場合は、仕上げにホットビューラーを使うのもおすすめです。 また、繊維がたくさん入ったロングタイプのマスカラを何度も重ねると、その分まつ毛の先端が長くなり、レンズに触れやすくなります。 サングラスをかける日は、長さを出すマスカラよりも、カールキープタイプを選びましょう。 それでも当たってしまう場合は、メイクではなく、サングラスのフィッティングの問題かもしれません。 鼻あての高さやフレームの角度を調整することで、レンズとまつ毛の距離を離せる場合がありますので、専門店で一度相談してみるのもよいと思います。 サングラスは、ただ目元を隠すアイテムではありません。 フレームの太さ、レンズの濃さ、レンズの色によって、眉毛やアイメイク、チーク、リップの見え方を大きく変えるアイテムです。 サングラスをかけてメイクを完成させ、途中で一度外した状態も確認してみる。 このひと手間を入れるだけでも、「かけている時も、外した時も、なんだか素敵」に近づきます。 ぜひ、お気に入りのサングラスと一緒に、夏のメイクを楽しんでみてくださいね!
更新日:10/07(09/30〜10/06集計)