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引っ越し挨拶は必要?贈るマナーやタイミング・予算や相場・おすすめギフトについて

公開日:2026/07/16 更新日:2026/07/16
新しい住まいで気持ちよく新生活を始めるために、多くの方が行うのが「引っ越し挨拶」です。 近年では、防犯面への配慮やライフスタイルの変化から挨拶を控えるケースも増えています。しかし、これから長く暮らす地域だからこそ、ご近所へひと言挨拶をしておくことで、お互いに安心して新生活をスタートしやすくなります。 一方で、 ●引っ越し挨拶は本当に必要? ●どこまで挨拶に行けばいい? ●手土産は何を選べば喜ばれる? ●のしやメッセージは付けたほうがいい? など、初めての引っ越しでは迷うことも多いでしょう。 この記事では、引っ越し挨拶の基本マナーをはじめ、訪問する範囲やタイミング、手土産の選び方、のしのマナーまで、わかりやすく解説します。

▼引っ越しの挨拶は必ず必要?

引っ越し挨拶は必ず行わなければならないものではありません。 ただし、新生活の始まりに顔を合わせておくことで、お互いに安心感が生まれ、生活音や共用部分の利用など、日常生活で起こりやすいトラブルの予防にもつながります。 一方で、近年は一人暮らしや単身赴任を中心に、防犯面への配慮から引っ越し挨拶を控える方も増えています。特に女性の一人暮らしでは、不動産会社や管理会社から「無理に挨拶へ行かなくてもよい」と案内されることもあります。 引っ越し挨拶をするかどうかは、住まいの環境や地域性、防犯面などを踏まえて判断することが大切です。自分に合った方法を選び、安心して新生活をスタートさせましょう。

▼引っ越し挨拶をする範囲とタイミングは?

引っ越し挨拶は、「入居前から入居後1週間以内」を目安に済ませるのが一般的です。 できれば、荷物の搬入前や前日までに訪問できると、引っ越し作業でご迷惑をおかけする可能性があることを事前にお伝えできます。 当日や翌日に伺っても問題ありませんが、訪問する時間帯は早朝や夜間を避け、日中から夕方頃を選ぶと相手にも配慮した印象になります。 ●マンション・アパートの場合 集合住宅では、 ・両隣 ・上下階 ・管理人さん(いる場合) へ挨拶するのが一般的です。 特に小さなお子さまがいるご家庭では、生活音などでご迷惑をおかけする可能性もあるため、あらかじめ挨拶をしておくと、お互いに安心して暮らしやすくなります。 ●戸建ての場合 戸建てでは、昔から「向こう三軒両隣」を目安に挨拶をする習慣があります。地域によっては、町内会長や班長へ挨拶をする風習が残っている場合もあるため、迷ったときは不動産会社や近隣の方に確認しておくと安心です。 ●同じ地域への引っ越し 実家の近くや同じ町内への引っ越しでは、すでに顔見知りの方が多いこともあります。その場合は、日頃からお付き合いのある方や、今後も交流があるご近所へ挨拶をすれば十分でしょう。

▼ご近所が不在だった場合はどうする?

引っ越し挨拶に伺っても、タイミングが合わず何度訪問してもお会いできないことがあります。その場合は、無理に何度も訪ねる必要はありません。 まずは日時を変えて2~3回程度訪問し、それでもお会いできなければ、メッセージを添えてご挨拶する方法がおすすめです。 ●ポストへ投函する場合 マンションやアパートでは、ポストに入るサイズの粗品であれば、メッセージカードを添えて投函しても問題ありません。 「何度かお伺いしましたが、お会いできませんでしたので、ご挨拶の品をお届けいたします。今後ともよろしくお願いいたします。」 といった一言を添えると、より丁寧な印象になります。 ●玄関前への置き配は慎重に 食品や紙袋を長時間玄関前に置くと、防犯面や衛生面で心配される場合があります。そのため、置き配はできるだけ避け、ポストに投函できる品物を選ぶか、直接お渡しできるタイミングを待つのがおすすめです。

▼引っ越し挨拶には「のし」を付けるべき?

ちょっとした粗品でも、のし紙を付けることで「ご挨拶のために用意した品物」であることが伝わり、より丁寧な印象になります。 特別に高価な贈り物でなくても、のしを掛ける方は多く見られます。 ●基本的なのしの選び方 引っ越し挨拶では、次の組み合わせが一般的です。 ・水引:紅白・蝶結び ・のしの掛け方:外のし ・表書き:「ご挨拶」「粗品」 ・名前:苗字のみ 引っ越しは何度あってもよい出来事とされるため、水引は「紅白 蝶結び」を使用します。 ●内のしを選ぶケース 引っ越し挨拶は基本直接手渡しが多い為「外のし」が一般的ですが、配送で渡す場合や、包装をきれいな状態で届けたい場合には、内のしを選ぶこともあります。どちらが正しいという決まりはありませんが、直接お渡しする場合は外のしが一般的です。 【 一言添えるだけで印象が変わるメッセージ文例 】 引っ越し挨拶では、長い文章を書く必要はありません。自己紹介と「これからよろしくお願いします」という気持ちを伝えるだけで十分です。 ●フォーマルな例 「このたび近くへ引っ越してまいりました○○と申します。心ばかりですがご挨拶の品をお持ちしました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。」 ●カジュアルな例 「はじめまして。○○と申します。これからお世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。」 ●不在時のメッセージ例 「何度かお伺いしましたが、お会いできませんでしたので、ご挨拶の品をお届けいたします。お目にかかる機会がございましたら、改めてご挨拶させていただければ幸いです。」 短い文章でも、手書きのメッセージが添えられていると、より温かい印象になります。

▼引っ越し挨拶の予算・相場はどれくらい?

引っ越し挨拶の手土産は、高価なものよりも、相手が気軽に受け取れる価格帯が好まれています。 目安となる予算は次のとおりです。 ●300~500円程度:昔から親しまれている定番の価格帯 ●500~1,000円程度:現在もっとも選ばれている価格帯 複数のお宅へ伺うことが多いため、無理なく用意できる予算で揃えることが大切です。「少し物足りないかも」と感じる場合は、金額を上げるよりも、包装やのしを丁寧にすることで気持ちが伝わりやすくなります。価格よりも、「これからよろしくお願いします」という思いやりを込めて選ぶことが、引っ越し挨拶では何より大切です。

▼引っ越し挨拶に喜ばれる贈り物は?

引っ越し挨拶の手土産は、どのご家庭でも使いやすいことが大切なポイントです。相手の家族構成や好みが分からない場合が多いため、実用性が高く、気軽に受け取れる品物が選ばれています。 ●毎日の暮らしで役立つ消耗品 日常的に使う消耗品は、引っ越し挨拶の定番です。 ◆フェイスタオル・ハンドタオル ◆食器用洗剤・洗濯用洗剤 ◆ハンドソープ ◆ラップ・保存袋 ◆キッチンスポンジ ◆ティッシュ・トイレットペーパー 毎日の生活で役立つため、年代を問わず喜ばれやすく、初めての引っ越し挨拶にも選びやすいギフトです。 ●気軽に楽しめる食品ギフト 食品を贈る場合は、常温保存ができて日持ちするものがおすすめです。 ◆焼き菓子 ◆せんべい ◆コーヒー・紅茶 ◆日本茶 ◆個包装のお菓子 ◆調味料ギフト 家族で楽しめるものや、少しずつ食べられる個包装の商品は、相手に気を遣わせにくく、引っ越し挨拶の手土産として人気があります。 ●迷ったときは実用性を重視 手土産選びに迷ったら、「自分がもらってうれしいもの」を基準に考えてみるのもおすすめです。華やかさや高級感よりも、普段の暮らしで役立つ実用品を選ぶことで、「これからよろしくお願いします」という気持ちが伝わる贈り物になります。

▼いただいた引越し挨拶にお返しは必要?

ご近所から引っ越し挨拶の品をいただき、「お返しを用意したほうがよいのだろうか」と迷う方も多いでしょう。 ●基本的に、引っ越し挨拶へのお返しは必要ありません。 引っ越し挨拶は、お祝いではなく「これからよろしくお願いします」という気持ちを伝えるためのご挨拶です。そのため、返礼品を用意しなくても失礼にはあたりません。 ●それでも感謝の気持ちを伝えたい場合 お礼の気持ちを伝えたいときは、高価な品物を用意する必要はありません。顔を合わせた際に、 「ご丁寧にありがとうございました。これからよろしくお願いいたします。」 とひと言伝えるだけでも十分です。 品物を贈る場合も、お菓子など気軽に受け取ってもらえるものを選べば問題ありません。無理にお返しを用意するよりも、感謝の気持ちを丁寧に伝えることが大切です。

▼旧居での挨拶も済ませてから移りましょう

新居での引っ越し挨拶だけでなく、これまでお世話になった旧居のご近所へ感謝の気持ちを伝える方も少なくありません。 特に長く暮らした地域では、 「今までありがとうございました。」 とひと言ご挨拶することで、気持ちよく新生活をスタートできます。 戸建ての場合は「向こう三軒両隣」、マンションやアパートなどの集合住宅では、日頃からお付き合いのあった近隣の方へ挨拶をするのが一般的です。 旧居での挨拶は必須ではありませんが、お世話になった方へ感謝の気持ちを伝えられる良い機会になるでしょう。

▼引っ越し挨拶におすすめギフト