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腕時計の防水性能の選び方

公開日:2025/03/13 更新日:2025/03/13

防水性能について

腕時計選びにおいて、防水性能を重視される方も多いのではないでしょうか。 精密な機械を搭載する腕時計にとって、水は一番の大敵です。 雨に濡れただけで壊れてしまうこともあるため、時計を楽しむためには正しい知識を身に着けることが重要です。 もし大切な時計を長く使い続けたいのであれば、一定の防水性能を備えていることが重要となるでしょう。 とはいえ直接水に浸しても問題ないのか、そのままプールで泳いでも大丈夫なのか、着用シーンによって必要となるスペックは異なります。 着用する腕時計の防水性能がどのような性質なのかをしっかり把握し、適切な場面で着用するようにしましょう。 また防水性能がある時計でも、使用方法によっては内部に水が入ることがあるため、正しい使い方を知っておくことが重要です。

非防水

その名の通り防水機能が備わっていないものを表します。 普段使いの中でも雨や汗による湿気などにも気を付けなければなりません。 最近の時計は非防水のモデルは少なくなりましたが、アンティーク時計では多く見られます。 雨の日には着けない、手洗いの際には外すなど、水をうまく避ける注意が必要です。

3気圧防水(日常生活用防水)

3気圧防水は日常生活用防水ともいい、静止状態にある場合に水深30mまでの水圧に耐えることができる防水機能を備えた腕時計です。第1種防水時計とも呼ばれ、価格帯を問わず様々な時計に用いられます。 日常生活レベルの防水性能を有する腕時計には「W.R.」「WATER RESISTENT」、もしくは日本語で「日常生活用防水」などと記載されています。 最低限の防水性能をもっており、雨や手を洗った際の水しぶき程度など、日常生活において軽く濡れたり水滴がかかったりするシーンに耐えられる程度の防水レベルです。 炊事・洗濯をはじめとした水仕事や手洗いなども防水機能の対応外なので、取り外してから行いましょう。

5気圧防水

5気圧防水は静止状態にある場合に水深50mまでの水圧に耐えることができる防水機能を備えた腕時計です。 第2種防水時計とも呼ばれ、炊事・洗濯や洗車、釣り、農作業など、日常生活の中でも水に濡れる可能性が高い場面にも耐えうる防水性能を持ち合わせます。 ただ、水深50mまでの水圧に耐えられるとはいえ、時計を水に漬けることはできないので注意が必要です。 5気圧防水の腕時計は「W.R.5BAR」「WATER 5BAR RESIST」などと表示されます。

10気圧防水(日常生活強化防水)

10気圧防水は日常生活強化防水もしくは第2種防水時計とも呼ばれる時計で、水仕事はもちろんのこと、川やプールの水しぶきに耐えられるくらいの防水機能を備えています。 「100mの水圧に耐えられる」という事で実際に「100M潜れる」という意味ではありません。 水中での運動、海など波のある場所などの水圧には耐えられません。 水がかかる程度であれば10気圧防水で問題ないですが、潜水を前提にするのであれば20気圧防水以上を選ぶとよいでしょう。 10気圧防水は「W.R.10BAR」「WATER 10BAR RESIST」などと表示されます。

20気圧防水

水上スキーやサーフィンなど、強い水流を浴びるマリンスポーツを楽しみたいなら、20気圧防水の腕時計がおすすめです。 時計にある程度の水圧がかかっても浸水の心配がないため、シュノーケリングやスキンダイビングといった潜水でも着用可能です。 水辺での使用も問題ないものが多数ですが、こちらも水中での運動など高い水圧のかかる場所での使用を保証するものではございません。 「200Mの水圧に耐えられる」という事で実際に「200M潜れる」という意味ではありません。 ヘリウムガスボンベを使用する本格的な潜水に使用することはできません。 20気圧防水は「W.R.20BAR」「WATER 20BAR RESIST」などと表示されます。

潜水用防水

スキューバダイビングでは潜水することが前提となっている「ダイバーズウォッチ」を選びましょう。 ダイバーズウォッチは潜水で耐えられる深さが表記されているのが特徴です。「DIVER’S WATCH 〇〇m」「DIVER’S 〇〇m」のように表記されます。「DIVER’S 100m」と表示された時計は、水深100mまで耐えられるよう設計されているということです。 水深200mを超えても耐えられる「飽和潜水時計」もあります。

空気潜水用防水/飽和潜水時計

空気潜水用防水 空気潜水用防水は第1種潜水時計(空気潜水用防水)と呼ばれ、空気ボンベを使用する潜水に対応し100m~200mの機能を搭載したものです。 潜水時間・減圧時間を測定するのに必要な回転ベゼルなどの装置を備えていおり、 浅海でスキューバダイビングなどの潜水に使用されますが、飽和潜水用に使用することはできません。 潜水用防水をもつ時計はダイバーズウォッチと呼ばれ、スポーティーなデザインに惹かれる方は少なくなく、実用性の高さも相まって非常に人気の高い防水性能です。 飽和潜水時計 防水機能を備えたモデルの中で最も高い防水性能を持つ時計が飽和潜水時計です。 200m~1000m以上の防水性能を持つ時計は第2種潜水時計(飽和潜水用防水)と呼ばれ、深海へのダイビングにも耐えることができます。 圧倒的な防水性能を有しているだけでなく、逆回転防止ベゼルやヘリウムエスケープバルブ等のダイビングで役立つ機能を併せ持つことが多いです。 ダイビングが趣味でなければオーバースペックにはなりますが、その圧倒的な機能性こそが飽和潜水時計の魅力でもあります。
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