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なぜ、耳栓の専門店をつくったのか|耳栓専門店ハレトケ

公開日:2026/09/12 更新日:2026/09/30

なぜ耳栓の専門店をつくったのか

耳栓専門店ハレトケの店長、石川レンです。 たくさんの耳栓・イヤーマフがあるなかで、当店を見つけてくださってありがとうございます。 このページに書いているのは、商品の説明ではありません。なぜ私が「耳栓だけを売る店」をつくったのか、そのはじまりです。 上の4コマは、これからの話を1枚にまとめたものです。ここから先は、その続きです。

教室で見た、あの光景

私はもともと、児童発達支援事業所で働いていました。 そこには、自閉症や発達障害のあるお子さんたちが通ってきます。その中の多くの子が、イヤーマフをつけていました。 つけている理由は、ひとりひとり違いました。落ち着くため。安心するため。音が苦手だから。 私はそれを見ながら、あることを考えていました。 ────────────── 環境を整えることは、大事です。静かな部屋を用意する、音の出るものを減らす、事前に予告する。支援の現場でできることはたくさんあります。 でも、環境をこちらで整えられる場所ばかりではありません。 一歩外に出れば、電車が走り、工事の音がして、店内には音楽が流れています。運動会のピストルは鳴りますし、教室はざわめきます。そこを全部静かにはできない。 だとしたら、その子の耳のところで、音の大きさを下げるしかない。 イヤーマフは、その子が同じ場所に一緒にいられるようにするための道具でした。

10年、変わらなかった

その後、私は東京のNPOに移り、医療的ケアや重度の障害のある子どもたちの保育園の立ち上げに関わりました。 そして沖縄に戻ったある日、ふとイヤーマフを検索してみました。 あれから、10年が経っていました。 驚いたのは、売られているものがほとんど変わっていなかったことです。 イヤーマフはもともと、工事現場で大人の耳を守る道具です。それを、子どもがそのまま使っている。10年前と、同じように。 ────────────── 私が困ったこと ────────────── ・固い  大人の頭に合わせた締めつけ ・重い  長くつけていられない ・素材が分からない  肌に触れるのに、情報にたどりつけない ・目立つ  教室でつけるには派手 ────────────── 私が探した範囲では、子どもの頭を前提につくられたものにたどりつけませんでした。 だったら、自分でつくろう。そう決めて、ハレトケを立ち上げました。

小児科医の弟と

商品づくりには、双子の弟に入ってもらいました。 小児科医の石川ケイです。進んだ道はまったく違いました。私は福祉へ、弟は医療へ。 弟は診療のなかで、音に困っているお子さんを見てきました。 私が支援の現場で見てきたことと、弟が診察室で見てきたことを突き合わせながら、企画の最初から一緒に設計しています。 兄弟なので、おたがい遠慮がありません。そのぶん、ごまかしがききません。 下の写真が、私たちです。左が小児科医の石川ケイ、右が私です。

全部は下げない、という設計

いちばん時間をかけて考えたのが、「どこまで音を下げるか」でした。 下げれば下げるほどいい、というものではありません。 たとえば、学校で使うときのことです。全部の音を遮ってしまったら、先生の声も聞こえなくなります。名前を呼ばれても気づけません。それでは、教室にいる意味が薄れてしまいます。 だから、周りの音を全部消すのではなく、先生の声や、話しかけられたときの声は聞こえるように設計しました。 つらい音の大きさを下げて、必要な音は届く。そのちょうどいい線を探すことに、いちばん力を注いでいます。 サイズは子どもの頭に合わせて設計し直しました。 締めつけをやさしくして、色やかたちも、教室や外出先で自然に見えるものにしています。 「ずっとつけていたくなるもの」ではなく、「つけていることを忘れられるもの」を目指しています。 この設計が伝わっていたことを、あるお客様のレビューで知りました。  「完全に無音にするのではなく、隣で話しかければしっかり声が届く感じがします。絶妙な設計なのが嬉しいですね。装着したままでも声をかけられるのが最大の安心ポイントです。」   ── 2WAYベビーイヤーマフ     レビューより(2026年3月) この「全部は下げない」という考え方は、子ども用のイヤーマフだけの話ではありません。 睡眠用でも、ライブ用でも、ハレトケの商品に共通する考え方です。

舐めても大丈夫か

第三者機関で調べました

耳栓のイヤーチップは、耳の中の皮膚に。イヤーマフのパッドは、耳のまわりの皮膚に。 どちらも、長い時間ずっと肌に触れているものです。小さなお子さんは、口に入れることもあります。 だから素材については自分たちの判断で終わらせず、第三者機関に試験を依頼しました。(一般財団法人ボーケン品質評価機構) 試験に出したのは、肌に触れる部材です。耳に入れるイヤーチップには、医療用グレードのシリコンを使っています。 ────────────── ■ 材質試験・溶出試験 食品衛生法の規格基準(第4 おもちゃ)を準用 結果:フタル酸エステル類3項目・着色料の溶出とも適合 ────────────── ■ ホルムアルデヒド試験 有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律施行規則を準用 結果:適合(乳幼児用の基準で実施) ────────────── 「おもちゃ」の基準を準用したのは、乳幼児が口に入れることを前提にした、いちばん厳しい側の基準だからです。 試験に出したからといって、すべての方に合うと言い切れるものではありません。肌に合わない場合は使用を中止してください。 「調べていません」と「調べて、この結果でした」の間には、大きな差があります。

心のお守りになりました

試作品ができたとき、知人のお子さんに使ってもらいました。 返ってきた言葉が、これでした。  「すごく良かった!心のお守りになりました!」 この一言で、迷いがなくなりました。 音を何デシベル下げられるか、という話ではなかった。「これがあるから、行ける」と思えること。 その言葉と、療育の現場で見てきた光景。この2つが、店をはじめる理由になりました。

いま、年に1万個以上

はじめは、子ども用のイヤーマフ1つだけでした。 その商品は、発売から約1年で1万個をお届けするところまできました。 (2025年4月24日 琉球新報/全販路の合計) フジテレビ系「めざましどようび」(2025年4月5日放送)でも取り上げていただいています。 いまは楽天市場のほかに、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダデンキ、エディオンでもお取り扱いいただいています。 届けているうちに、分かってきたことがあります。音の困りごとは、子どもだけのものではありませんでした。 眠れない夜。集中できない仕事場。音が大きすぎるライブ会場。年齢も場面もまったく違う人たちから「これを探していた」という声をいただくようになりました。 だからいまは、赤ちゃん用から大人用まで、どの年齢の方でも、音にまつわる困りごとを解決できる商品をつくっています。 耳栓の専門店にしたのは、そのためです。 最近、初めて飛行機に乗るお子さんのために買ってくださった方から、こんなレビューが届きました。  「離陸から着陸まで爆睡してたので装着は叶わなかったのですが、『お守り』としての安心感に助けられました。」   ── 2WAYベビーイヤーマフ     レビューより(2026年5月) 結局、使わずに済んだそうです。持っているだけで足りることもあるのだと、教わりました。

がまんできてしまう人へ

がまんできるかどうかと、耳がつらい思いをしているかどうかは、別の話です。 満員電車も、仕事場のざわめきも、ライブの帰り道も、慣れてしまっただけで、なくなったわけではありません。 聴こえをつくっている細胞は、一度こわれると元に戻りません。 下げられる音は、下げておく。それだけのことだと思っています。 眠れる夜。集中できる時間。こわがらずに行ける場所。耳栓があると、いまの時間が少し楽になります。 赤ちゃんも、子どもも、大人のあなた自身も同じです。 「これがあるから行ける」そう思えるお守りとして使っていただけたら、うれしいです。

よくあるご質問

【Q】聴覚過敏の人のための商品ですか? きっかけは療育の現場で出会った子どもたちでしたが、いまは「音がつらい」と感じるすべての方に向けてつくっています。 診断のあるなしは関係ありません。ライブや睡眠、勉強のためにお使いいただいている方もたくさんいらっしゃいます。 【Q】医療機器ですか? いいえ。イヤーマフや耳栓は医療機器ではありません。つらい音の大きさを物理的に下げるための道具です。 聴覚過敏そのものの治療や診断を目的としたものではありませんので、気になる症状がある場合は耳鼻咽喉科などの専門機関にご相談ください。 【Q】何歳から使えますか? 商品によって異なります。各商品ページに対象年齢を記載しています。 耳の中に入れる耳栓は、誤飲の心配があるため、小さなお子さんにはおすすめしていません。 ────────────── 参考文献・出典 ────────────── ・国立障害者リハビリテーションセンター「発達障害のある人の感覚の問題の実態が明らかに」(令和5年2月21日 報道発表) ・一般財団法人ボーケン品質評価機構 品質試験報告書 ・琉球新報 2025年4月24日「聴覚過敏に耳栓開発 双子の起業家と医師が連携」 ────────────── この記事を書いた人 ────────────── 石川レン 耳栓専門店ハレトケ 店長・開発者 児童発達支援事業所で、音に困りごとのある子どもたちと過ごす。その後、日本最大級のNPOで日本で初めての、医療的ケアや重度の障害のある子どもたちの保育園の立ち上げに、サブマネージャー・新規事業担当として関わる。沖縄に戻り、ハレトケ合同会社を設立。沖縄県宜野湾市出身。 共同開発・監修:小児科医 石川ケイ レンの双子の弟。東京都在住。診療で音の困りごとのある子どもたちに向き合ってきた立場から、企画の最初から商品設計に参加している。 ────────────── また読みにきていただけたら ────────────── 新しい記事を少しずつ増やしています。 下のリンクからお気に入り店舗に登録していただけたら、うれしいです。新しい記事やセールのお知らせが届きます。
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2026/10/04
にふぁら
女性
10代
イヤホン自体はめちゃくちゃ性能が良いです。 届くのが思ったよりも遅く、その日に届けられないなら選択させないようにして欲しいです。
注文日:2026/09/25
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2026/10/04
じゅん や
男性
30代
ぱっと見、安っぽい
最近大勢で雑魚寝させれることが増えて眠れないので睡眠用に買いました 箱を開けてみると、4000近くするのに安っぽいイヤホンとケースでした つけてみると、自分の心音?血流を感じられる! 三つのモードあり違いは分からない! ケース付きなのはいいけど、ケースの紐が短すぎてカナビラみたいなのがないとつけられないのは不便! もうちょっと長くてバックとかにストラップみたいにつけたほうが良さそう! カナビラみたいなみたいなのがないとくくりつけられないので、旅行先とかで無くしそう とりあえず今夜つけて寝たいと思います ケースの紐がクルクル絡まってて使いにくいイメージ!
自分用|実用品・普段使い|はじめて
注文日:2026/09/30

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