「腎臓が悪い」と言われた。そんな時に、確認してほしいこと
公開日:2026/06/30 更新日:2026/10/12最近、こんなことはありませんでしたか。
水 をよく飲む。おしっこの量が増えた。なんだか、元気がない。
「ちょっと気になるな」と病院に行ったら、こう言われた。
「腎臓の数値が、高いですね」。
え。腎臓? うちの子、大丈夫なの?
そう言われると、胸が、ぎゅっとなりますよね。
大丈夫。まずは、ひと呼吸。
この記事を、最後まで読んでみてください。やれることが、ちゃんと見えてきます。
【そもそも「腎臓が悪い」って、どういうこと?】
腎臓は、体の「ろ過フィルター」です。
血のなかのゴミ(老廃物)をこして、おしっこにして外に出す。
それが腎臓のいちばんの仕事です。
ほかにも、水分やミネラルの調整、血圧、血をつくる指令など、大事な役目をしています。
「腎臓が悪い」というのは、このフィルターの目がつまって、ゴミをうまく出せなくなった状態のこと。だから血のなかにゴミ(BUN・クレアチニン・SDMAという数字)がたまって、数値が上がります。
ここで、いちばん大事なことを、ひとつ。
腎臓は、一度こわれた部分は、元に戻りません。
だからゴールは「治す」ことではなく、
「これ以上、悪くしない」こと。
早く気づくほど、できることが多いんです。
理由は、いろいろあります。
いちばん多いのは、年齢。
長いあいだ休まず働いてきた腎臓が、少しずつ疲れてくるのです。
ほかにも、遺伝や品種、感染、中毒(猫のユリ、犬のブドウやレーズン、不凍液など)、高血圧、結石やつまり。
こうしたことが関わります。
そして、ここで覚えておいてほしいのが、ずっと続く炎症も腎臓の負担になる、ということ。その炎症のもとのひとつが「歯周病」です。
これは後で、くわしくお話しします。
くり返しになりますが、原因はひとつではありません。
多くは、年齢とともに少しずつ。
つまり、これまで一生けんめい働いてくれた証でもあります。
だから、「私のせいかも」と自分を責めないでください。
気づけたことが、何よりです。
ゴミを出せないままだと、
体のなかにゴミがたまっていきます(尿毒症)。
食欲が落ちる、吐く、口がくさくなる(尿毒症の口臭)、貧血、脱水、やせてくる。こうしたサインが出て、進むと命に関わります。
でも、こわがらせたいわけではありません。
早く気づいて手を打てば、悪くなるスピードを、
ゆるめることができます。
まずは、動物病院です。ここは絶対です。
SDMAなどの検査で早く見つけ、腎臓用の療法食(リンやたんぱくを調整したごはん)、水分の補給(点滴・輸液)、血圧の管理、リンを吸着するお薬などで、進行をゆるめていきます。
これからの注意は、3つ。
水を飲みやすくしてあげること。
療法食をきちんと守ること。
そして、腎臓によけいな負担を足さないこと。
「腎臓にいい」と聞いたサプリを自己流で足しすぎるのは、かえって負担になることも。必ず先生に相談してください。
腎臓が悪いと言われた、その子。
お口、くさくないですか?
最後に歯磨きをしたのは、いつですか?
実は、腎臓と歯周病は、つながっているんです。
犬の研究では、歯周病が重い子ほど、腎臓病(高窒素血症性の慢性腎臓病)になりやすいことが報告されています(Glickman ら)。さらにPavlicaらのJournal of Veterinary Dentistry(2008年)の研究では、歯周病の負担が大きい子ほど、腎臓の組織に変化が起きやすいことが示されました。
猫でも、歯周病と慢性腎臓病の発症リスクの関連が、大規模な研究で報告されています(Trevejo ら・JAVMA・2018年)。
しくみは、こうです。
歯周病で口のなかが炎症を起こすと、ばい菌や毒が血のなかに入ります。
すると「ばい菌と抗体がくっついた小さな塊」ができて、それが腎臓の細いフィルター(糸球体)につまり、ろ過の力を落としてしまうのです。
口のなかの真っ赤な炎症は、いわば「体のなかにできた、小さな傷口」。
そこから毎日ゴミが流れ込んで、腎臓のフィルターを傷めている。
そんな状態かもしれません。
腎臓が悪いと言われると、どうしても腎臓だけに目がいきます。
でも、お口のケアは、腎臓の負担を減らすための、大事な一手なんです。
「もう、うちの子は歯周病だし、口もくさい。今さら、遅いんじゃない?」
そう思うかもしれません。
でも、いいえ。
歯周病は、進んでしまった部分は元に戻りません。
でも、これ以上進ませないことは、今日からできます。
何もしないより、ずっといい。
だから、今から、歯磨きを始めましょう。
正直に言います。歯磨きに勝る予防は、ありません。
これは本当です。
でも、どうしても歯磨きが苦手な子、難しいおうちもあります。
そんなときは、何もしないより、
ご飯にかけるだけの「食べる歯磨き革命」を。
その「ちょっと」が、毎日積み重なっていきます。
他社の似た商品でも、もちろん構いません。
そのうえで、「食べる歯磨き革命」をおすすめする理由があります。
理由その1:完全無添加で、原材料がはっきりしている。
「〇〇エキス」「〇〇抽出物」といった、中身のよくわからない添加物を使っていない。これは、実はかなり希少なことです。
では、なぜ無添加が、腎臓に大事なの?
ここで、腎臓にとって大事な「リン」の話をします。
リンには2種類あります。自然の食材にもともと入っている「有機リン」と、加工食品に添加物として加えられる「無機リン(リン酸塩)」です。
この2つは、体への吸収率がまるで違います。
自然の食材のリンは20〜60%ほどしか吸収されないのに対し、添加物の無機リンは90%以上が吸収されます。
だから添加物のリンは血のなかのリンを上げやすく、腎臓に負担(高リン血症)をかけることが知られています。
そして、腎臓は、とてもデリケートな臓器です。
ここで、ひとつの考え方を。
「人工添加物が犬猫の腎臓に悪い」とはっきり言い切る研究は、まだ多くありません。
でも、逆に「腎臓に良い」という根拠もないのです。
だったら、わざわざ負担になるかもしれないものを、毎日入れない方がいい。
これが、デリケートな腎臓への、いちばんの思いやりだと思うのです。
「食べる歯磨き革命」は、リン酸塩などの添加物(無機リン)を使っていません。
しかも、1日にあげる量は、ごく少量です(小型犬で約0.5g、大型犬でも約1.5g)。だから、腎臓の負担になりにくいのです。
原材料は、青パパイヤ、酵素(穀物麹など)、くま笹、植物繊維、プロポリス。自然の食材からできています。
(※ただし、すでに腎臓用の療法食を食べている子や、腎臓病が進んでいる子は、念のため、かかりつけの先生に相談してから始めてください。)
腎臓が悪いと言われると、つい腎臓だけに目がいきます。
でも、どうか、歯周病も一緒にケアしてあげてください。
それが、腎臓を守ることにも、つながっていきます。
こんな調査もあります。
犬・猫用の口臭サプリに興味がある獣医師110名に聞いたところ、約88%が「食べる歯磨き革命」を支持すると答えました(「とても支持する」22.7%+「支持する」65.5%)。
お口を毎日見ている専門家の多くが、いいねと言ってくれている。
続けるときの、ちょっとした安心材料になるはずです。
(調査概要:日本ビジネスリサーチ/2023年3月実施/犬・猫用口臭サプリに興味がある獣医師110名対象のWEBイメージ調査/設問「食べる歯磨き革命を支持しますか」。本調査は支持に関する意識調査であり、特定の効果・効能を保証するものではありません。)
(※「食べる歯磨き革命」は予防と毎日の維持のためのものです。腎臓病や歯周病を治すものではありません。治療は動物病院でしか行えません。まずは必ず、かかりつけの先生と。)
腎臓は、戻らない臓器。
だからこそ、「これ以上、悪くしない」ことが、宝物になります。
足すことよりも、減らすこと。
お口の炎症を減らす。
よけいな添加物を足さない。
難しく考えなくて大丈夫。
できることから、ひとつずつ。
口臭をチェックする。歯磨きを始める。
ごはんの裏を見てみる。
その「ちょっと」が、その子の腎臓を、毎日少しずつ助けていきます。
食を、ほんの少し見直すだけで、その子の毎日は、少しだけやさしくなる。
私たちは、本気でそう信じています。
さあ、今日から。まずは、お口のチェックから。