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Clarks Wallabee GTX 完全ガイド|サイズ・コーデ・手入れ

公開日:2026/07/30 更新日:2026/08/12
Clarks Originals(クラークス)を代表する「Wallabee GTX(ワラビー ゴアテックス)」は、流行に左右されないデザインと、GORE-TEX®(ゴアテックス)による防水透湿性、Vibram®ソールの高いグリップ力を兼ね備えた定番レザーシューズです。 本記事では、Wallabee GTXの魅力や通常モデルとの違いをはじめ、サイズ感やコーディネート、お手入れ方法、修理について詳しく解説します。購入前のサイズ選びから、長く愛用するためのメンテナンスまで、この一ページで必要な情報を網羅しました。 Wallabee GTXの購入を検討している方はもちろん、長く愛用したい方にも役立つ一冊のガイドです。

Wallabee GTXとは

  • Wallabee GTXは、クラークスのアイコンモデル「Wallabee」に、防水透湿性に優れたGORE-TEX®と、グリップ力・耐久性に優れたVibram®ソールを組み合わせたモデルです。 通常のWallabeeと見た目やモデル名はよく似ていますが、その役割は大きく異なります。 通常モデルは、クレープソールならではの柔らかな履き心地や風合いを楽しめる一足。一方のWallabee GTXは、Wallabeeらしいクラシックなデザインを残しながら、雨の日にも対応しやすい機能性と、Vibram®ソールによる実用性を加えています。 晴れの日はもちろん、雨の日や旅行など、天候やシーンを問わず履きやすい。 「Wallabeeのデザインは好き。でも、もっと気兼ねなく日常で履きたい。」 そんな人にこそ、Wallabee GTXはおすすめしたい一足です。

    サイズ選びガイド

  • Wallabee GTXは、一般的なスニーカーと比べると大きめのサイズ感です。 クラークス公式のサイズ表では、一般的なスニーカーサイズより0.5〜1.0cm小さいサイズが推奨されています。 今回、3名のスタッフで実際にサイズを履き比べたところ、0.5cm下ではかなりゆとりを感じ、1.0〜1.5cm下が履きやすいという結果になりました。特に3名とも、普段のスニーカーサイズより1.0cm下を基準として推奨しています。 よりジャストに履くなら、1.5cm下でも違和感なく着用できました。 夏場の薄手のソックスなら1.5cm下、冬場に厚手のソックスを合わせるなら1.0cm下を目安にすると選びやすいでしょう。 ただし、足長やワイズ、好みのフィット感によってサイズ選びには個人差があります。

    履き心地レビュー

  • 実際に通常のWallabeeとWallabee GTXを履き比べてみました。 通常モデルのクレープソールと、本モデルに採用されているVibram®ソール。ソールが変わることで履き心地にも大きな違いがあるのでは?と思っていましたが、実際に履いてみると、その差はほとんど気になりませんでした。 Vibram®ソールだからといって硬さや歩きにくさを感じることもなく、Wallabeeらしい足を包み込むような履き心地は健在です。 むしろ実用面では、Vibram®ソールにメリットを感じます。 クレープソールは独特の柔らかな履き心地が魅力である一方、濡れた路面で滑りやすかったり、気温が高い時期には熱で表面が粘ついたり、ゴミや小石が付着しやすかったりすることがあります。Vibram®ソールではそうした弱点を気にする必要が少なく、天候や季節を問わず気軽に履きやすい印象でした。 GORE-TEX®を搭載していることによる、履き心地の違和感もほとんど感じません。 ただし、「GORE-TEX®だから蒸れない」というわけではありません。透湿性に優れた素材ではありますが、実際に履いていて一般的な靴と比べて明確に蒸れにくいと感じるほどではなく、暑い日は普通に蒸れます。 履き心地に特別な違和感はない。そのうえで、雨への強さやVibram®ソールの扱いやすさが加わっている。 実際に履き比べてみると、Wallabee GTXの良さは「履き心地を大きく変えずに、日常での使いやすさを高めていること」にあると感じました。

    どんなパンツに合う?

    デニム、チノ、スラックス、軍パン、ショーツ。パンツだけを変えて、Wallabee GTXとの相性を比べてみました。

    一年中履ける理由

    季節ごとに靴を変えるのではなく、着こなしを変えて一年中楽しめる。 それもWallabee GTXが定番として長く付き合える理由のひとつです。

    お手入れの基本

    Wallabee GTXを長く良い状態で履くために、定期的に行いたいのがブラッシングと撥水ケアです。難しい作業は必要なく、基本は次の4ステップです。 1. 靴ひもをすべて外す まずは靴ひもを外します。タン周りやアイレット付近など、普段はブラシが届きにくい部分までケアしやすくなります。 2. ブラッシングで汚れを落とす スエード用ブラシを使い、表面に付着したホコリや砂、汚れをやさしく払い落とします。毛並みを整えるように全体をブラッシングするのがポイントです。 3. 撥水スプレーを吹きかける 汚れを落としたら、GORE-TEX®とスエードレザーの両方に対応した撥水スプレーを使用します。GORE-TEX®はアッパーの内側に配置されているため、外側のスエードそのものが水や汚れを弾き続けるわけではありません。表面に撥水性を持たせることで、水だけでなく汚れも付着しにくくなります。製品ごとの対応素材や使用方法を確認してから使用しましょう。 4. 日陰の風通しの良い場所で乾かす スプレー後は、直射日光を避け、風通しの良い日陰でしっかり乾燥させます。雨の日に履いた場合も同様に、濡れたまま放置せず自然乾燥させましょう。ドライヤーやストーブなどで直接熱を加えるのは避けます。 毎回すべての工程を行う必要はありません。普段は「履いたらブラッシング」を基本に、撥水性が落ちてきたタイミングでスプレーを使用する。このシンプルなケアを続けるだけでも、Wallabee GTXを良い状態で長く履きやすくなります。

    アウトソールは交換できる?

    Wallabee GTXは、長く履くことを前提に選ばれることが多い一足です。 そのため、「ソールがすり減ったら交換できるの?」「修理しながら履き続けられるの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、実際に靴修理専門店へ問い合わせを行い、Wallabee GTXのアウトソール交換について伺いました。 結論からいうと、Wallabee GTXはアウトソールの交換が可能です。 純正と近い仕様のVibram®ソールを使用した交換にも対応できるとのこと。また、GORE-TEX®を搭載したモデルでもソール交換自体は可能だそうです。 ただし、修理によって靴の構造に手を加えるため、GORE-TEX®本来の防水性や透湿性に多少影響する可能性があるとのことでした。修理後も新品時とまったく同じ性能が保証されるわけではない点は、あらかじめ理解しておきたいところです。 修理店によると、アウトソールがかなりすり減ってきた段階が交換の目安。 とはいえ、Wallabee GTXに採用されているVibram®ソールは耐久性があり、通常の使用であれば交換が必要な状態になるまでには、かなり履き込む必要があるとのことでした。 「すぐにソール交換が必要になる靴」というより、しっかり履き込んだ先に修理という選択肢も残されている靴と考えるのがよさそうです。 今回伺った修理店では、アウトソール交換の費用は両足で15,000円程度が目安とのこと。 使用するソールや靴の状態、修理店によって料金や納期は異なるため、実際に修理する際は事前に相談することをおすすめします。 新品を履いて、履き込んで、ソールが寿命を迎えたら修理する。Wallabee GTXは、そんなふうに一足と長く付き合っていく選択肢を持てるシューズでもあります。 修理屋さんに聞いた、ちょっとした裏話。 ちなみに取材の中で、通常のWallabeeに採用されているクレープソールについて面白い話も聞けました。 天然ゴムから作られるクレープソールは、その特性を活かして靴修理店で靴磨きの道具として使われることもあるそうです。 Wallabeeを象徴するあの独特なソールが、修理の現場では別の形で活躍している。少しマニアックですが、クラークス好きなら覚えておきたい小ネタです。

    よくある質問

    Q. 普通のWallabeeとの違いは? A. Wallabee GTXは、GORE-TEX®とVibram®ソールを採用したモデルです。通常のWallabeeがクレープソールならではの履き心地や風合いを楽しめるのに対し、GTXは雨天時の使いやすさやグリップ力を高めています。見た目は似ていますが、機能面では大きく異なる一足です。 Q. サイズは大きめですか? A. 一般的なスニーカーと比べて大きめの作りです。普段のスニーカーサイズより0.5〜1.0cm小さめを目安にご検討ください。 Q. 夏でも履けますか? A. はい。ショーツやリネンパンツとも合わせやすく、一年を通して着用できます。GORE-TEX®は防水性だけでなく透湿性も備えています。 Q. 雨の日でも履けますか?完全防水ですか? A. 日常的な雨で活躍しますが、完全防水ではありません。クラークス公式でもその旨が案内されており、豪雨・豪雪、深い水たまりや長時間の浸水には注意が必要です。 Q. お手入れは難しいですか? A. 基本は着用後のブラッシングと乾燥です。アッパーは天然皮革のため、フッ素系の防水スプレーを定期的に使用すると撥水・防汚効果を保ちやすくなります。 Q. アウトソールは交換できますか? A. 靴修理専門店に確認したところ、Wallabee GTXはVibram®ソールへの交換が可能とのこと。今回伺った店舗では両足約15,000円が目安でした。ただし、修理によってGORE-TEX®の防水性・透湿性に多少影響する可能性があります。

    こんな人におすすめ

    一足を長く楽しみたい方へ。 Wallabee GTXは、流行だけを追いかける靴ではありません。 シンプルで飽きのこないデザイン、天候を気にせず履ける機能性、そして修理を重ねながら長く付き合える耐久性。 履く人のライフスタイルに寄り添いながら、何年先も変わらず活躍してくれる一足です。 こんな方には、特におすすめです。 革靴の上品さとスニーカーの履きやすさを両立したい方 雨の日でも気兼ねなく履けるレザーシューズを探している方 流行に左右されず、長く愛用できる靴を選びたい方 デニムからスラックスまで幅広いコーディネートを楽しみたい方 修理やメンテナンスをしながら、一足を大切に履き続けたい方 Wallabee GTXは、「今シーズンだけ」の一足ではありません。 何年先もワードローブの定番として活躍してくれる、長く付き合えるレザーシューズです。 ぜひ、ご自身のスタイルに取り入れ、その魅力を体感してみてください。