CBGとは
CBG(カンナビゲロール)は、大麻草に含まれるカンナビノイドの一種で、CBDやTHCの元になる成分「CBGA」から生成されるため、“母なるカンナビノイド”とも呼ばれています。
成熟した大麻草ではCBGの含有量は非常に少なく、一般的には1%未満の希少成分です。
CBDやTHCに続く新しい注目成分として、欧米ではサプリメントやVapeなどの製品開発が進んでいます。
結論から言うと、CBGでTHCのようにキマることはありません。
CBGは精神活性作用を引き起こすCB1受容体への結合が弱く、
THCのような多幸感や酩酊状態を起こすことはないとされています。
ただし一部のユーザーは
・思考がクリアになる
・集中力が上がる
・軽い高揚感
といった体感を感じることがあります。
これは精神変容ではなく、
神経伝達の調整
α2アドレナリン受容体
5-HT1A受容体
などへの作用による覚醒感や集中感と考えられています。
CBDはリラックス感が強く、夜や休息時に使われることが多い成分です。
一方CBGは
思考がクリアになる
シャキッとする
日中でも使いやすい
と感じる人が多く、**「昼用カンナビノイド」**として使われるケースもあります。
研究ではCBGにさまざまな生理作用が示唆されています。
代表的なものとして
抗炎症作用
神経保護作用
抗菌作用(特にMRSA)
鎮痛作用
食欲増進
抗腫瘍作用
筋弛緩
眼圧低下(緑内障研究)
不安軽減
などがあります。
ただし多くは動物実験や基礎研究段階であり、医薬品として効果が確定しているわけではありません。
THCは精神活性作用を持ち、日本では違法です。
CBDとCBGは精神作用がなく、日本でも条件付きで合法です。
作用の傾向としては
THC → 強い精神作用
CBD → リラックス系
CBG → 集中・覚醒系
という違いがあります。
安全性は比較的高いとされていますが、以下の軽い副作用が報告されています。
口渇
眠気
食欲の変化
胃の不快感
めまい
頭痛
またCBGは肝臓の酵素(CYP450)に影響する可能性があるため、
抗うつ薬や睡眠薬などを服用している場合は注意が必要です。
CBGは日本でも合法ですが条件があります。
最終製品に含まれるTHCが規制値以下であることが必要です。
現在の日本のTHC残留基準は
オイル・粉末:10ppm
飲料:0.1ppm
リキッド・グミなど:1ppm
となっています。
この基準を超えると違法になります。
CBG製品にはいくつかのタイプがあります。
オイル
舌下摂取で30〜60分ほどで作用し、4〜6時間持続。
ベイプ(リキッド)
数分で体感が出る即効型。持続1〜3時間。
エディブル(グミなど)
1〜2時間で作用し、6〜8時間持続。
CBGは他のカンナビノイドと組み合わせて使われることも多く、
CBG+CBD
CBG+CBN
などのブレンドによって体感のバランスが変わる可能性があります。
この相互作用はアントラージュ効果と呼ばれます。
CBGは
精神作用は基本ない
集中感やクリアな意識を感じる人がいる
CBDとは違う体感を持つカンナビノイド
として、近年注目が高まっています。