CBDの品質は「抽出方法」で決まる?安全で高品質なCBD製品の選び方
公開日:2026/08/31 更新日:2026/08/31最近、毎日のリフレッシュや健康維持のサポートアイテムとして話題のCBD。しかし、それがどのように作られているのか気になったことはありませんか?
実は、麻(ヘンプ)からCBDを取り出す「抽出方法」にはいくつかの種類があり、その製法が製品の安全性や品質を大きく左右します。
今回は、CBDの抽出方法の違いや、安心できる製品を選ぶためにチェックしたいポイントをわかりやすく解説します。
CBDは、麻(カンナビス・サティバ)という植物から抽出される天然の成分です。
CBD製品の原料となるヘンプは、精神をハイにさせるTHCという成分をほとんど含まない産業用の植物です。
世界保健機関(WHO)でもCBDの安全性は高く評価されています。
また、私たちの体には「ECS(エンド・カンナビノイド・システム)」という健康維持をサポートするネットワークが備わっており、CBDはこのECSに優しく働きかけるとして世界中で注目を集めています。
CBDをヘンプから取り出すには、主に次のような方法が使われています。それぞれにメリットとデメリットが存在します。
1.超臨界CO2抽出法
二酸化炭素(CO2)に高い温度と圧力をかけて液体のような状態にし、成分を優しく抽出する方法です。抽出時に高温にならないため、熱に弱い貴重な植物成分を壊さずに取り出すことができます。
抽出後にCO2は気体となって消えるため、溶剤が製品に残る心配がなく安全性が非常に高いのが特徴です。専用の機械や専門知識が必要で製造コストはかかりますが、純度と品質の高いCBDオイルを作ることができます。
2.エタノール(アルコール)抽出法
ヘンプをエタノールなどのアルコールに浸して成分を溶かし出す、昔からよく使われているシンプルな方法です。特別な機械が不要で低コストで製造でき、抽出効率も高いのがメリットです。
一方で、アルコールを取り除く際に熱を加えるため一部の成分が失われたり、アルコール成分や植物の苦味成分(クロロフィル)が残ってしまったりするリスクがあります。
3.オイル抽出法
オリーブオイルなどのキャリアオイルにヘンプを浸し、加熱して成分を引き出す方法です。化学物質を使わないため自然由来で安全という良さがあります。
しかし、抽出できる効率が低く、製品の保存期間が短くなりやすいという弱点があります。
4.水蒸気蒸留法
水蒸気を利用して成分を分離させる方法です。
溶剤を使わないため安全ですが、抽出効率が低く、熱によって有効成分が失われてしまう可能性があります。
5.その他の抽出法
ブタンやプロパンなどを溶剤として使う方法もありますが、これらは安価な反面、人体に有害な成分が残留するリスクがあるため、近年ではあまり主流ではありません。
成分を抽出したあとも、そのまま製品になるわけではありません。クリーンで高品質なCBDを作るためには、さらに以下のような後処理が行われます。
冬化(ウィンタライゼーション):抽出した液体を冷凍し、フィルターで濾過することで、不要な脂肪分やワックスを取り除きます。
脱炭酸(デカルボキシル化):熱を加えることで、植物の中に存在する「CBDa(酸性CBD)」を、私たちが利用しやすい「CBD」へと変換させます。
蒸留とクロマトグラフィー:さらに純度を高め、不要な成分やTHCを確実に取り除き、ピュアな製品に仕上げます。
体に取り入れるものだからこそ、安全性は最も大切です。製品を選ぶときは、以下のポイントをチェックしてみましょう。
抽出方法を確認する
安全性や成分の純度を重視するなら、「CO2抽出」で作られた製品を選ぶのがおすすめです。残留溶剤の心配がなく、植物の恵みをしっかり活かした高品質なCBDが期待できます。
第三者機関の成分分析証明書(COA)をチェックする
農薬や重金属、違法なTHCが含まれていないか、第三者機関による成分分析証明書(COA)を公開しているブランドを選びましょう。成分量がラベル通りに入っているかを証明する大切な基準になります。