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四方さん直伝!Tシャツプラスワンのすゝめ

公開日:2026/04/14
Tシャツの上にサラリと羽織るだけでサマになる一着は、この時季大変重宝するアイテム。ジャケットやブルゾンがその代表格ですが、スタイリスト四方章敬さんが監修するBMには、もうひとヒネリ効いたものが多彩に揃います。その活用法をご本人に実演いただきました。

プルオーバーでシャツ×Tシャツを新鮮に

「今ではシャツを“羽織りもの”として捉え、Tシャツの上に重ねるスタイリングが春夏の定番になってきました。涼しくてTシャツ一枚よりも格好がつくので大変便利ですが、そろそろ何か新鮮みを加えたいなと感じている方もいるのでは。そこでおすすめしたいのがTシャツ×プルオーバーシャツという合わせ。ちょっとした違いのようで、着るとかなり印象が変わります。BMの『ワイト』は裾にドローコードを仕込み、アノラックのようにふんわりとしたシルエットにすることもできるため、より変化の効いた装いを築けますよ」
1960年代の英国ヴィンテージシャツと、イタリアで夏に親しまれるカプリシャツのイメージを融合させた「ワイト」。ブリティッシュ版のリゾートシャツともいえる一着です。極力柔らかい襟&カフス芯を採用することで、リラックスした表情にこだわりました。裾に仕込んだドローコードはシャツと同素材を用いることで、スポーティになりすぎず上品な印象もキープしています。

ジャケット感覚のオープンカラーシャツ

「Tシャツの上に羽織るシャツをオープンカラーに変えるだけでも新鮮な印象になります。襟元に解放感が生まれるので、夏場も軽快な印象に見えますね。『ヘイスティングス』は、ジャケット感覚で羽織れるシャツをイメージして企画しました。シルエットは自然なAラインに設定し、裾はブルゾン的なストレートカットに。さらに背中にはインバーテッドプリーツも取り入れて、360°着映えるようにデザインしています。ベージュのシャツに同系色のパンツを合わせてトーン・オン・トーンでまとめれば、大人っぽい雰囲気も漂いますね」
「もちろん一枚で着てもいいのですが、ジャケットよりも軽快な羽織りものとして活用すると便利。シルエットやディテールなど、テーラード的なイメージも織り交ぜながら作り込みました」と四方さん。イタリア系のオープンカラーシャツよりもゆったりと設計しつつ、過剰なルーズフィットを避けて大人らしくまとめています。生地と同系色のボタンを合わせるなど、細かい部分にこだわっているところも四方さんらしいポイント。

ドレス顔のサファリジャケットで夏を

「春夏も骨太な雰囲気を楽しみたいなら、Tシャツの上にサファリジャケットを羽織るのもいいですね。もともとアフリカのサバンナを旅するために生まれた服なので、暑い時季こそ絵になります。とはいえ古着などリアルなサファリジャケットは、懐古趣味にならない工夫が必要。そこで考案したのが『サウサンプトン』です。ナチュラルな“なで肩”に設定したショルダーラインなど、ドレスクロージングのテイストを取り入れているのが特徴。都会にも馴染むよう細部までアレンジしているため、シンプルに着ても今どきに見えます。オフホワイトのデニムスラックスを合わせて、モダントラッドを狙ってみました」
アフリカに狩猟旅行へ訪れるときの服として、英国で考案されたサファリジャケット。そのヘリテージを受け継ぎつつアップデートしたのが「サウサンプトン」です。エポレットを省き、ベルトもバックルを排するなど、武骨さを適度に中和してモダンにアレンジしているのがポイント。シルエットは緩やかなAラインで、ボタンを開けてラフに羽織っても美しいたたずまいを演出します。