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シーツ選びのコラム|日本人が綿を好む理由

公開日:2026/09/17 更新日:2026/09/17

■ はじめに

世の中には数多くのシーツ商品が販売されていますが、自分に合ったものはどう選べばいいでしょうか。量販店やデパートでも扱っていますし、当社のようにネット販売のお店もたくさんあります。 大変有難いことに、当社のマットレスカバーG01は楽天ランキングで1位を度々頂いており、リピート購入も多い当社の人気商品です。 今回は、長年寝具専門店としてマットレスとシーツを開発・販売してきた中で気づいた、シーツ素材の見方をご紹介します。欧州・アメリカ・アジアを回って感じた、気候と素材の関係についてお伝えします。

■ ポリエステルのシーツ(化繊)

シーツの中で最も安価なのは、ポリエステルなどの化繊素材です。値段以外の利点としては、洗濯後に早く乾くこと。イージーケア重視の方や、まずは手軽に揃えたい方には選びやすい素材です。 一方で吸水性・吸湿性に乏しいため、湿度の高い気候では肌に引っ付いて不快に感じやすい素材でもあります。ただし地域によっては、意外と快適に過ごせます。 実は、欧州のちょっとした良いホテルでも化繊シーツが使われていることは珍しくありません。その理由は気候にあります。 【地域別の相性】 ・欧州・アメリカ(年間を通して低湿度でカラッとしている)→ 意外と快適 ・欧州・アメリカの冬(寒いが室内は断熱・暖房が効いている)→ 薄手でも快適 ・アジア/沿岸部・日本など(夏は高温多湿)→ 肌にひっつき不快に感じやすい 湿度が低い欧州・アメリカでは、雨に濡れてもすぐ乾き、汗もすぐ蒸発します。冬も断熱性や暖房が効いているため、薄手のポリエステルでも案外快適です。だからこそ高級ホテルでも選ばれているのです。 一方、日本のような島国では夏の湿度が高く、吸湿性のないポリエステルは肌にひっついて不快に感じやすくなります。日本では湿度調整が寝心地に大きく影響するため、吸放湿に優れた天然素材の方が好まれる傾向にあります。

■ 綿(コットン)のシーツ|世界一の人気

天然繊維は化学繊維より使い心地がよく、中でも綿は吸湿性・吸水性に優れ、湿度調整しやすい素材として昔から愛用されてきました。 欧州・アメリカでも、化繊シーツが意外と使えるとはいえ、実は現地で最も使われているのは綿です。お手入れもしやすく、肌へのストレスが少ないのが特徴です。ただし同じ綿でも品質差は大きく、糸や織り方によって手触りはかなり変わります。 品質を見極めるカギは「糸密度」です。 【糸密度の目安】 ・144本 → お手頃・世界標準 ・200本 → 違いを確かに感じられるワンランク上 ・300〜400本 → 高品質 ・800〜1000本以上 → 高級デパートクラス 糸密度が高いほど糸が細くなり、繊細で滑らかな手触りに。400本以上はシルクのような質感です。ただし細い糸は切れやすくデリケートなため、荒く扱いたい方には200〜300本以下がおすすめです。 当社のG01は糸密度200本+長繊維の糸を使用。糸の繊維が長く高品質なものほど、使ううちに触り心地の良さを感じられます。

■ 麻のシーツ|高価格だが人気上昇中

麻は吸湿性・吸水性こそ綿に劣りますが、放湿時に熱を逃がす特性があり、夏はひんやりサラッとした肌触りが人気です。綿よりやや硬めですが、その質感を好む方も少なくありません。 近年は世界的な需要の高まりに対し、生産地域がほぼ欧州に限られるため供給が追いつかず、価格の高騰が続いています。特に消費が多いアメリカでは価格上昇にもかかわらず需要が伸びているそうです。綿より高価ですが、麻がお好きな方は検討する価値があります。 ※当社では現在、麻シーツの取り扱いはありませんが、購入を検討される際は目が詰まった、しっかりした生地を選ぶのがポイントです。
更新日:10/04(09/27〜10/03集計)