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南部鉄器|育てて楽しい南部鉄瓶 2

公開日:2026/10/28 更新日:2026/10/30
鉄瓶の楽しみのひとつに、「育てる」ということがあります。 鉄瓶は使い続けるうちに、湯垢と呼ばれるミネラル分が少しずつ付着していきます。 このように、時間をかけて湯垢を育てていくことを「鉄瓶を育てる」といいます。 湯垢が付くことで、お湯がまろやかになり、より美味しく感じられるようになります。 また、湯垢は保護膜の役割も果たし、鉄瓶が錆びにくくなることにもつながります。 我が家では、2022年11月から鉄瓶を育てています。 2025年6月30日までの育つ様子は、パート1の方で紹介していますので、興味のある方はご覧ください。
現在、2026年10月です。 お湯をいれたままの鉄瓶をまる1日放置し、錆びだらけにしてしまったのが、2025年6月30日。 あれから1年以上経ちましたが、赤く濁ったお湯が出るわけではなかったため、そのまま使い続けていました。 そんなある日、次のようなお問い合わせをいただきました。 「鉄瓶が錆びてしまったのですが、どうしたらよいですか?」 お湯を入れたまま放置してしまったようです。 写真を送っていただいたところ、軽い錆であり、お湯も濁っていないようだったため、そのまま様子を見ていただくことにしました。 その際、ふと思いました。 錆がひどい場合は、タンニン鉄による錆止めをやった方がよいのですが、僕はこれまで鉄瓶ではやったことがありません。 鉄玉子ではやったことがあるのですが、鉄瓶ではありません。 これは、一度やっておいた方がよいのではないかと思いました。 そこで、実際にやってみることにしました。
タンニン鉄による錆止め 1.水を8分目まで、煎茶を出汁パックなどに入れて、空焚きに注意しながら水から15~20分程度煮出してください。 ※これは煎茶に含まれるタンニンと鉄分が反応して水が黒くなることを利用した錆止め方法です。 2.この作業を2~3回繰り返すとさらに効果があります。 3.その後、お湯を1~2回沸かしてからご使用ください。
上記の作業を、3回繰り返してみました。 すると・・・ 赤錆の部分が、黒くなりました! ブラックてまりの誕生です。 ちなみに、「パックを入れたまま数日放置する」と説明しているサイトがあるようですが、おすすめはしません。 育っていない(湯垢が付いていない)鉄瓶だったり、タンニンの量が少なかったりすると、水を入れたまま放置することで赤錆を増やしてしまうことがあるからです。 また、今回は僕がやりたくてやりましたが、赤く濁ったお湯が出ない場合は、特にやる必要はありません。

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更新日:11/05(10/29〜11/04集計)