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夏に気をつけたい愛犬の隠れ脱水と水分補給

公開日:2026/07/08 更新日:2026/07/08

犬は喉が渇いて水を飲む動物ではありません

「お水はいつでも飲めるようにしているから大丈夫。」 多くの飼い主さんがそう思われているかもしれません。 もちろん、新鮮なお水をいつでも飲める環境を整えることはとても大切です。 しかし実は、犬は人のように「喉が渇いたから水を飲もう」と強く感じて行動する動物ではないと言われています。 特に暑い季節やシニア犬では、気づかないうちに水分不足になっていることもあります。 今回は、愛犬の健康維持のために知っておきたい「隠れ脱水」と水分補給についてご紹介します。

ジャーキーを食べた後の水分

鹿肉ジャーキーや乾燥したおやつは、多くのワンちゃんが大好きなごほうびです。 一方で、ジャーキーのような水分量の少ないおやつを食べた後は、いつも以上に水分補給を意識してあげることも大切です。 人でも塩分の多い食事や乾燥した食べ物を食べた後に喉が渇くことがありますが、犬の場合は人ほど「喉が渇いた」という感覚を強く行動に移さないことがあります。 そのため、 ・ジャーキーを食べた後 ・運動の後 ・お散歩の後 ・暑い日の昼間 こうしたタイミングでは、愛犬がお水を飲んでいるか少し気にかけてあげることがおすすめです。

犬は喉が渇いてから飲まない

犬の祖先であるオオカミは、獲物から水分を摂取することも多く、現在の犬も人間とは少し異なる水分摂取の特徴を持っていると言われています。 そのため、 ・水を置いている ・ときどき飲んでいる姿を見かける というだけでは、必ずしも十分な水分が摂れているとは限りません。 特にドライフード中心の食事をしている場合は、食事から摂取できる水分量が少ないため、飲み水からの水分補給がより重要になります。

特に注意したいのはシニア犬

年齢を重ねると、 ・活動量の低下 ・筋肉量の減少 ・食欲の変化 ・飲水行動の変化 などが起こることがあります。 その結果、若い頃と比べてお水を飲む量が少なくなる子も少なくありません。 さらに夏場は、 ・気温の上昇 ・エアコンによる乾燥 ・食欲低下 ・運動量の変化 なども重なり、知らないうちに水分不足になっているケースもあります。 近年ではこうした状態を「隠れ脱水」と呼ぶこともあります。

愛犬のこんなサインはありませんか?

次のような変化が見られる場合は、水分不足の可能性も考えられます。 ・おしっこの色が濃い ・おしっこの量が少ない ・食欲が落ちている ・元気がない ・歯ぐきが少しベタついている ・お水を飲む量が以前より減った もちろん、これらは脱水だけに限った症状ではありません。 気になる症状が続く場合は、かかりつけの獣医師へ相談することをおすすめします。

愛犬の水分補給のためにできること

日常のちょっとした工夫だけでも、飲水量が増えることがあります。 【お水を置く場所を増やす】 犬は意外と「近くにあると飲む」ことがあります。 リビング、寝床の近く、よく過ごす場所など、複数箇所に設置するのもおすすめです。 【こまめに新鮮なお水へ交換する】 犬にも好みがあります。 新鮮なお水の方がよく飲む子は少なくありません。 【食事から水分を摂る工夫をする】 ・フードをふやかす ・スープを加える ・ウェットフードを取り入れる なども有効です。 【香りを活用する】 お水だけではなかなか飲まない子には、香りのある飲み物がきっかけになることがあります。 ヤギミルクもそのひとつです。特にオランダ産などの品質が高く無添加のヤギミルクは香りがよく嗜好性が高いため、、 ・お水をあまり飲まない子 ・シニア犬 ・夏場の水分補給を意識したい子 の飲水サポートとして取り入れている飼い主さんも増えています。

よくある質問

Q. 犬は喉が渇いたら自然に十分な量の水を飲みますか? 人のように強い喉の渇きを感じてから行動するわけではないと言われています。そのため、日頃から飲水量を観察することが大切です。 Q. シニア犬は水を飲む量が減りますか? 個体差はありますが、年齢とともに飲水量が減る子もいます。夏場は特に注意して見守ってあげましょう。 Q. 犬の水分補給にヤギミルクは使えますか? お水をあまり飲まない子の飲水サポートとして活用されることがあります。与える際は製品ごとの給与量を確認しましょう。

まとめ

愛犬がお水を飲んでいる姿を見ると、つい安心してしまいます。 しかし、 「飲んでいること」と「十分に飲めていること」は必ずしも同じではありません。 特に夏やシニア犬では、気づかないうちに水分不足になっていることもあります。 ジャーキーを食べた後やお散歩の後など、毎日の小さなタイミングをきっかけに、水分補給を意識してみてください。 その小さな習慣が、愛犬の健康を守る大きな一歩になるかもしれません。 やしろのめぐみ