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認知症やMCIに関するよくある質問

公開日:2025/08/07 更新日:2025/08/07

Q1. 身近な問題、認知症やMCIとは?

A1. 高齢化が進む日本では、認知症や軽度認知障害(MCI)はすでに多くの人に関わるテーマです。2022年時点で65歳以上の約443万人が認知症、MCIを含めると約1000万人にのぼり、高齢者の約3人に1人が該当するとも言われています。

Q2. 将来認知症の人はもっと増える?

A2. かつては2025年に約700万人と予測されていましたが、最新の推計では約471.6万人と修正されました。これは、中年期からの生活習慣の改善や教育水準の向上が、発症リスクの低下につながったと考えられています。

Q3. 認知症の原因とは?

A3. 最大のリスクは加齢ですが、それに加えて高血圧、糖尿病、肥満、喫煙、過度の飲酒、難聴、社会的孤立、抑うつといった生活や心の状態が影響します。これらは多くが生活習慣の見直しで改善が可能です。

Q4. 認知症はどのように進行する?

A4. 一般的には「MCI → 初期 → 中期 → 後期」という4段階で進行します。MCIの段階で変化に気づき、対策を始めれば進行を遅らせ、自立した生活をより長く維持できる可能性があります。

Q5. 日常でできる予防方法は?

A5. 有酸素運動(ウォーキング・水泳など)、魚と野菜を中心とした食事、禁煙、適正な飲酒、血圧・血糖の管理、補聴器の活用、社会参加(趣味・ボランティアなど)などが、脳の健康維持に役立つとされています。

Q6. 遺伝的な要因もあるのでしょうか?

A6. はい、APOE遺伝子という遺伝的要素が関与しています。特に「ε4型」を持つ人は、アルツハイマー病のリスクが高いとされています。ただし、これは“発症を決定づけるもの”ではなく、“傾向を示す目安”です。生活習慣次第でリスクを下げることは十分可能です。

Q7. APOE遺伝子検査の意味とは?

A7. この検査を通じて、自分が将来認知症になりやすい体質かどうかを把握できます。それによって、運動・食事・社会参加など日常生活の中での「備え」を早く始めることができます。検査結果は、医師やカウンセラーと相談しながら、自分に合った対策を立てるためのヒントになります。

Q8. 認知症やMCIとの向き合い方?

A8. 認知症やMCIは、単なる病気ではなく、「これからの自分をどう生きていくか」を考えるきっかけでもあります。そして、APOE遺伝子検査は、その問いに向き合うための“地図”のようなものです。リスクを知ることで、未来を恐れるのではなく、自分らしい準備と選択ができるようになります。 APOE遺伝子検査は、病気の診断を目的にしているのではなく、「これからの自分をどう生きるか」を考えるきっかけとなるものです。