EM は、有用微生物群の英語名「Effective Microorganisms」の頭文字から付けられた言葉です。
松本ファームでは、烏骨鶏を飼い始めるよりずっと前の、昭和60年(1985年)ごろから、EM で発酵させた飼料を使っています。
EM に糖蜜・米ぬか・飼料を合わせて、平均でひと月寝かせ、「発酵のたね」(EM ボカシ)を仕込んでいます。仕上がると、漬け物のような発酵の香りがします。
毎日の餌は、前の日にふだんの飼料へ「発酵のたね」を0.5%混ぜ、約20時間寝かせてから与えています。親鶏の飼料を発酵させ、烏骨鶏の体内環境に気を配っています。
農場を訪れた方からは、「養鶏場なのに、糞のにおいが少ない」と驚かれることがよくあります。
Q. 有機飼料(オーガニック)ですか?
A. いいえ、有機飼料ではありません。収穫後の農薬を使わないとうもろこし(PHF)と、遺伝子組換えでない品種のとうもろこし・大豆(NON-GMO)を使った飼料です。
Q. 遺伝子組換えの飼料は使っていませんか?
A. 卵を産む親鶏の飼料には、遺伝子組換えでない品種(NON-GMO)のとうもろこし・大豆を使っています。海外の畑から届くまで、遺伝子組換えの作物と混ざらないよう分けて管理されたもので、飼料会社から毎年、その証明書を受け取っています。長い流通の途中で、ごくわずかに混ざる可能性までは、どの NON-GMO の原料でもゼロにはできません。それでも、できるだけ農薬を減らしたいという考えから、この原料を選んでいます。
Q. ひよこも同じ餌ですか?
A. いいえ。ひよこと、卵を産む前の若鶏は、一般的な飼料です。遺伝子組換えでない原料を使ったひよこ用の飼料が入手できないためです。NON-GMO・PHF の飼料と「発酵のたね」は、卵を産む親鶏に与えています。
Q. 抗生物質やホルモン剤は使っていますか?
A. 卵を産む親鶏の飼料には、抗生物質もホルモン剤も入っていません。ひよこの時期の飼料(餌付け・前期・中期)には抗生物質が入っていますが、ひよこの後期からは入っていない飼料に切り替えています。ホルモン剤は、ひよこの飼料にも入っていません。
Q. 飼料の証明書は見られますか?
A. はい。このページに、2026年4月に飼料会社(JA全農くみあい飼料)から受け取った分別管理証明書を載せています。とうもろこしは PHF・IP、大豆粕は IP と書かれています。