【レシピ】ゴボウのアンチョビサラダ|料理メモ×にっぽん津々浦々
公開日:2026/09/16 更新日:2026/09/16毎日、家族のための献立作りに追われる日々。
「自分用の酒の肴は、見栄えなんて気にしない」
「ただ静かに、ホッとするものが食べたい」
疲れた夜は、ふとそんな風に自分を甘やかしたくなりますよね。
茶色くて、地味。
だけど、じんわりと心に染みる――
今日は、大人のための「地味で深いおつまみ」をご紹介します。
主役はゴボウと、旨みの塊「アンチョビ」。
まずは茹でたゴボウに、お酢とお塩で下味。
このプロのひと手間でエグみが抜け、旨みを吸い込む土台が完成します。
続いてフライパンに、オリーブ油とみじん切りのニンニクを。
弱火でじっくり香りを立たせたら……
アンチョビを投入!
使うのは、なんと「たった1枚」だけ。
――ジュワッ、シュワシュワ……。
熱を帯びたアンチョビがオイルに溶け込み、黄金色のソースへ。
キッチンに満ちる芳醇な香りに、一日の張り詰めた糸が解けていきます。
熱々のソースとレモン汁を、ゴボウにたっぷりと和えれば完成。
見た目はまるで、いつもの「きんぴら」。
ですが、シャキッと噛みしめた瞬間――
たった1枚とは思えない、アンチョビの強烈な旨みと塩気がお口の中にジュワッと押し寄せます!
素朴な土の香りを、熟成された海のコクが包み込み……
最後にレモンが、後味をキュッと上品に引き締める。
冷えた白ワインを傾ければ……
「あぁ……こういう地味なのが、結局おいしいよね」
静かな夜に、そんな“本音”がこぼれ落ちる幸福感。
たった1枚で、いつもの根菜を「静かなご褒美」に変える魔法。
旨みが深く熟成された「上質なアンチョビ」を戸棚に忍ばせて……
心を満たす至福の晩酌、始めませんか?
朝日新聞『料理メモ』より、土の香りと海の旨みが静かに重なり合う、アンチョビ香る大人のご褒美サラダをご紹介します。
・ゴボウ50g
・ニンニク1片
・アンチョビ1枚
・レモン汁小さじ1
1.ゴボウは千切りにし、水に10分さらして水気を切り、煮立てた湯に入れます
2.4~5分でざるにとり、湯を切り、酢小さじ1、塩少々で下味をつけ、軽く汁気をしぼります
3.ニンニクをみじん切りにし、オリーブ油大さじ1に加え、弱火でこんがりと色づくまで炒め、アンチョビを加え、よく混ぜます
4.ゴボウをあえて、レモン汁を加え、あえ、盛りつけます
レシピ提供:朝日新聞 料理メモ
2018年11月20日掲載
「ゴボウのアンチョビサラダ」から