書道セットのお手入れ方法 | 道具を長持ちさせるコツ
公開日:2026/10/09 更新日:2026/10/19小学校低学年から中学生まで使う書道セット。道具別にお手入れ方法と、カビや傷みを防ぐ保管のコツをご紹介します。
・太筆(大筆)
太筆は穂先から2/3のあたりまで、水をつけて指でゆっくりとほぐしていきます。
大きな作品、太い文字を書きたい場合には穂全体をおろして使うこともありますが、強弱のコントロールが苦手な初心者のうちは、2/3程度おろして使うのがおすすめです。
・細筆(小筆)
細筆は穂先から1/3のあたりまで、水をつけて指でゆっくりとほぐしていきます。
小学校ではほとんどの場合、名前書き用に細筆を使います。穂先だけを使って細い文字を書きますので、穂先のみおろします。
おろした筆は水気をよくふき取り、乾かしてください。
また、はずした筆のキャップは捨ててください。
おろした後にキャップをつけるとカビの発生・毛の腐り・毛の折れにつながります。
【太筆(大筆)の洗い方】
(1)まずは不要な半紙で墨を拭き取ります。
(2)墨が付いた部分を水で洗い流します。水を入れた容器につけて筆をゆらすか、流水をやさしく毛流れにそってかけてください。ぬるま湯を使うと墨を落としやすいです。※熱湯はNG
(3)おろしていない筆の根元部分はさけて、根元側から穂先に向かってやさしくもむように洗います。
(4)毛流れにそって水気をしぼり、形を整えます。
(5)筆のおしりについているループを洗濯ばさみなどに引っかけて、風通しのよい日かげでつるし干ししてください。
ぬれた状態で筆巻きに巻いて長時間放置すると、筆巻のカビや筆の腐りの原因になります。
使用直後に学校からおうちへ持ち帰る時は、できる限り水気を取ってから、筆巻きに巻いて持ち帰り、なるべく早めに洗ってしっかりと乾かしてください。
筆の穂を不要な半紙などでくるんでから筆巻きに巻くと、持ち帰りの間に紙が水気を吸ってくれて便利です。
【細筆(小筆)のお手入れ】
細筆は洗いません。
(1)不要な半紙やティッシュペーパーなどを少しぬらします。
(2)ぬらした紙の上で細筆を寝かせるようにして、穂先を整えながら墨をぬぐい取ります。
(3)風通しのよい日かげで寝かせて乾かします。
(1)書き損じた半紙など不要な紙で余分な墨を拭き取ります。
※ティッシュはボロボロになってくっつくため、使わない。
(2)やわらかいスポンジなどで洗います。ぬるま湯を使うと墨を落としやすいです。※熱湯はNG
(3)水気を拭き取り、風通しのよい日かげで乾かします。
筆巻は洗いません。
水洗いをしますと、染料が色落ちし、またカビの原因になります。
汚れた部分は乾いた布や、かたく絞った雑巾で拭き取ってください。
どうしてもだんだんと汚れていってしまうものですから、気になる場合は買い替えをご検討ください。
筆がぬれた状態で筆巻きに巻いて長時間放置すると、筆巻のカビや筆の腐りの原因になります。
使用直後に学校からおうちへ持ち帰る時は、できる限り水気を取ってから、筆を筆巻きに巻いて持ち帰り、なるべく早めに洗ってしっかりと乾かしてください。
筆の穂を不要な半紙などで包んでから筆巻きに巻くと、持ち帰りの間に紙が水気を吸ってくれて便利です。
下敷きは洗いません。
水洗いをしますと、ちぢみやシワが生じて文字が書きにくくなります。
墨がついて汚れてしまった場合は、できる限り早く
書き損じた半紙など不要な紙を乗せ、墨がついた部分をトントンと叩いて紙に吸い取らせます。
どうしてもだんだんと汚れていってしまうものですから、気になる場合は買い替えをご検討ください。
墨液のキャップの口や固形墨は、濡れている部分をなるべく早くふき取りましょう。
特に、墨液のキャップに墨液がついた状態で放置すると、墨液が固まり、キャップが開かなくなったり、バッグの中で墨液がもれる原因になります。
夏休みの間など、書道セットを長期間使わないときは、たまにバッグを開けて風を通すことで、カビやいやなにおいの発生を予防することができます。
また、日ごろから直射日光が当たる場所や、湿気がこもりやすい場所をさけ、風通しの良い日かげで保管しましょう。