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秋に掃除したい場所|冬前の住まいケア

公開日:2026/09/02 更新日:2026/09/02
秋は暑さが落ち着き、窓を開けても過ごしやすくなるため、家の掃除を進めるのに適した季節です。 「大掃除といえば年末」というイメージがありますが、寒い冬になってから窓やベランダ、水まわりなどをまとめて掃除するのは意外と大変です。気温が穏やかな秋のうちに汚れや湿気をリセットしておけば、年末の大掃除の負担も減らせます。 また、夏の間に使ったエアコンや網戸にはホコリがたまり、浴室やキッチンなどの水まわりには湿気や油汚れが残っていることがあります。そのまま冬を迎えるのではなく、秋を「住まいを一度リセットする時期」と考えてみましょう。 今回は、秋に掃除しておきたい場所と、それぞれのお手入れのポイントを紹介します。

① エアコン

夏のホコリを秋のうちにリセット

夏に活躍したエアコンは、秋になったら一度お手入れしておきたい場所のひとつです。 冷房を長時間使用すると、フィルターには室内のホコリなどが付着します。また、冷房運転中はエアコン内部に結露が生じるため、使用環境によっては内部に湿気が残ることもあります。 まずは取扱説明書を確認し、電源を切ってから、家庭で取り外せるフィルターを掃除しましょう。 フィルター表面のホコリを掃除機などで取り除き、水洗いできるタイプであれば説明書に従って洗います。洗った後は十分に乾燥させてから元に戻すことが大切です。 吹き出し口や本体の外側など、手が届く部分も柔らかい布でやさしく拭いておくとよいでしょう。 ただし、エアコン内部を無理に分解したり、自己流で洗浄スプレーを使用したりするのは避けましょう。内部に強い汚れやカビが見える、嫌なニオイが続くといった場合は、専門業者への相談も選択肢です。 秋に冷房シーズンの汚れをリセットしておけば、暖房を使い始める前の準備にもなります。

② 窓・網戸・サッシ

寒くなる前にまとめて掃除

窓や網戸、サッシも秋のうちに掃除しておくと便利です。 夏は窓を開ける機会が多く、網戸には砂ぼこりや花粉、細かな汚れなどが付着します。サッシの溝にもホコリや砂、枯れ葉などが入り込んでいることがあります。 本格的に寒くなってから窓を開けて長時間掃除するのは負担になるため、気候のよい秋に済ませておきましょう。 網戸は、いきなり強く水をかけるのではなく、まずブラシや掃除機などで表面のホコリを取り除きます。その後、汚れに合わせて水拭きなどを行います。 窓ガラスも水拭きした後に水分を残さないよう仕上げると、すっきりとした状態を保ちやすくなります。 忘れやすいのがサッシの溝です。 乾いた状態で大きなホコリや砂をブラシなどで取り除いてから拭き掃除をすると、泥状になりにくく効率的です。 窓まわりを掃除するついでに、カーテンの汚れやカビ、結露しやすい場所なども確認しておくと、冬の結露対策にもつながります。

③ 浴室・洗面所

夏にたまった湿気や汚れを除去

秋に重点的に掃除しておきたいのが、浴室や洗面所などの水まわりです。 夏は気温と湿度が高く、浴室には湿気がこもりやすくなります。皮脂汚れや石けんカスなどが残っていると、カビやぬめりなどの原因になりやすいため注意が必要です。 浴槽や床だけではなく、壁、排水口、蛇口、シャワー周辺、浴室ドアなども確認してみましょう。 特に排水口には髪の毛や石けんカスなどがたまりやすいため、定期的に取り除き、清潔な状態を保つことが大切です。 掃除が終わったら、換気扇を使うなどして浴室内をできるだけ乾燥させます。 洗面所も同様に、洗面ボウルだけでなく蛇口周辺、排水口、収納棚などをチェックします。洗面台の下に物を詰め込みすぎている場合は、この機会に不要な物を整理するのもおすすめです。 なお、カビ取り剤や塩素系洗浄剤などを使用する場合は必ず製品表示を確認し、換気を行いましょう。異なる洗剤を自己判断で混ぜることは避けてください。 「汚れを落とす」だけでなく「掃除後に湿気を残さない」ことまで意識するのが、水まわりを清潔に保つポイントです。

④ キッチン

換気扇・コンロの油汚れを冬前に掃除

キッチンの換気扇やレンジフード、コンロ周辺は、年末まで放置せず秋から掃除を始めておきたい場所です。 毎日の調理によって、換気扇やコンロ周辺には油汚れが少しずつ付着します。油にホコリが付くとベタつきが強くなり、時間がたつほど掃除に手間がかかることがあります。 秋のうちに一度リセットしておけば、年末の大掃除がかなり楽になります。 コンロ周辺は五徳や天板、壁などを確認し、付着した油や食品の汚れを落とします。換気扇やレンジフードについては、取扱説明書を確認し、家庭で取り外して洗える部品だけを掃除しましょう。 冷蔵庫も秋に見直しておきたい場所です。 庫内に残っている食品の賞味期限や消費期限を確認し、棚やケースにこぼれた調味料や食品汚れを拭き取ります。 キッチンでは食品を扱うため、「強い洗剤を使えばよい」と考えるのではなく、掃除する場所の素材や製品表示に合った方法を選ぶことが大切です。

⑤ クローゼット・押し入れ

衣替えと一緒に湿気対策

秋は衣替えの季節でもあるため、クローゼットや押し入れを掃除する絶好のタイミングです。 衣類や収納ケースを入れたままでは、床や棚の奥にたまったホコリになかなか気づけません。 衣替えの際に一度中身を取り出し、掃除機や乾いた布などでホコリを取り除きましょう。必要に応じて拭き掃除をした場合は、十分に乾燥させてから衣類や収納用品を戻します。 収納する夏服も、汗や皮脂汚れを残したまま長期間しまうのは避けたいところです。 家庭で洗える衣類は表示に従って洗濯し、十分に乾燥させてから収納しましょう。 同時に「来年も着る服」「処分や譲渡を検討する服」などに分ければ、収納スペースの整理にもなります。 クローゼットや押し入れは物を詰め込みすぎず、できるだけ空気が流れる状態を意識することもポイントです。 衣替えを単なる服の入れ替えで終わらせず、「収納場所そのものを掃除する日」にすると効率よく進められます。

⑥ 秋の掃除で年末の大掃除をラクにしよう

秋は「夏の汚れをリセットする時期」であると同時に、「冬に向けて住まいを整える時期」でもあります。 特に秋のうちに掃除しておきたいのは、 ・エアコン ・窓・網戸・サッシ ・浴室・洗面所 ・キッチン・換気扇 ・クローゼット・押し入れ といった場所です。 すべてを一日で掃除する必要はありません。 「今日はエアコン」「週末は窓」「衣替えの日にクローゼット」というように、場所ごとに分けて進めると負担を減らせます。 また、秋の掃除では、単に目に見える汚れを落とすだけではなく、夏にたまったホコリや湿気を取り除き、カビやニオイが発生しにくい住環境へ整えていくことも大切です。 そして大きなメリットが、年末の大掃除をラクにできること。 寒い時期に窓を開けて網戸を洗ったり、水を使って長時間掃除したりするよりも、過ごしやすい秋に少しずつ進めておけば、年末は簡単な仕上げ掃除だけで済ませやすくなります。 暑さが落ち着いた秋を「住まいのリセット期間」と考え、エアコン、水まわり、窓、収納など、普段は後回しになりがちな場所を少しずつきれいにしていきましょう。 清潔で快適な住まいを整えておくことで、冬も気持ちよく迎えられます。