ガリガリ、バリバリ。
猫ちゃんが夢中になって爪をといでいる姿は、猫のいる暮らしではおなじみの光景です。
猫にとって爪とぎは、単に爪を整えるだけのものではありません。
気分をリフレッシュしたり、体を伸ばしたり、自分のニオイを残したりと、毎日の生活に欠かせない大切な習慣です。
だからこそ、猫ちゃんが気に入ってくれる爪とぎを選んであげたいもの。
最近では、シンプルな爪とぎだけでなく、ベッドとしてくつろげるタイプ、遊べるタイプ、隠れ家になるタイプなど、さまざまなデザインがあります。
今回は、猫ちゃんの好みや過ごし方に合わせた「爪とぎの選び方」をご紹介します。
猫ちゃんが爪をとぐのには、いくつかの理由があります。
古くなった爪の表面を取り除いて爪を整えることはもちろん、爪とぎをしながら体を大きく伸ばすことでストレッチにもなります。
また、肉球周辺から出るニオイを残すマーキングの意味や、遊んだ後や興奮したときの気分転換として爪をとぐこともあります。
つまり、爪とぎは猫ちゃんにとって自然な行動。
無理にやめさせるのではなく、思いっきり爪をとげるお気に入りの場所を用意してあげることが大切です。
床の上で爪をとぐのが好きな猫ちゃん。
立ち上がって思い切り伸びながら爪をとぐのが好きな猫ちゃん。
爪とぎの上で、そのままお昼寝してしまう猫ちゃん。
好みは猫ちゃんによってさまざまです。
普段どんな姿勢で爪をといでいるかを観察すると、お気に入りになりやすい爪とぎを見つけやすくなります。
「爪とぎの上でよく寝ている」という猫ちゃんには、ベッドタイプがおすすめ。
丸型や楕円型など、猫ちゃんの体を包み込むような形なら、爪とぎをした後、そのままくつろぐことができます。
体を丸めて寝るのが好きな猫ちゃんにもぴったり。
リビングなど、猫ちゃんがいつも過ごしている場所に置いておけば、爪とぎとお昼寝スペースをひとつにまとめられます。
狭い場所や囲まれた場所が好きな猫ちゃんには、ハウスタイプもおすすめです。
中に入ってのんびりしたり、上に乗ってくつろいだり。
猫ちゃんのその日の気分に合わせて、いろいろな過ごし方ができます。
多頭飼いなら、上と中でそれぞれ別の猫ちゃんがくつろぐことも。
「爪とぎ」「ベッド」「隠れ家」をできるだけ省スペースで置きたいご家庭にも使いやすいタイプです。
壁やソファの側面など、立った姿勢で爪をとぎたがる猫ちゃんには縦型タイプがおすすめです。
前足を高く伸ばし、体をしっかり伸ばしながら爪をとげるので、爪とぎと一緒に気持ちよくストレッチ。
高さのある爪とぎなら、大きめの猫ちゃんにも使いやすくなります。
いつも壁で爪をといでしまう猫ちゃんには、普段爪とぎをする場所の近くに置いてあげるのもおすすめです。
ちょっと変わった爪とぎを探しているなら、チェアタイプも注目です。
座面でくつろいだり、背面で爪をといだり、下のスペースに入ったり。
ひとつで複数の使い方ができるので、猫ちゃんにとってお気に入りの居場所になりそうです。
家具のようなデザインなら、お部屋のインテリアとして置きやすいのもうれしいポイントです。
猫ちゃんが複数いるご家庭では、場所の取り合いになってしまうことも。
そんなときには、複数のスペースを備えた多段タイプがおすすめです。
上でくつろぐ猫ちゃん。
真ん中で休む猫ちゃん。
下で爪をとぐ猫ちゃん。
それぞれが好きな場所を見つけて過ごせるので、多頭飼いにも使いやすいデザインです。
上下運動が好きな猫ちゃんの遊び場としても活躍します。
運動好きな猫ちゃんには、遊び心のあるホイールタイプも。
大きな円形デザインなら、内側を歩いたり、爪をといだり、休憩したりと、猫ちゃんの自由な使い方が楽しめます。
爪とぎだけでは物足りない、活発な猫ちゃんにもおすすめ。
存在感のあるデザインなので、猫ちゃん専用の遊び場としてお部屋のアクセントにもなります。
猫ちゃんは、場所や気分によって爪とぎを使い分けることがあります。
リビングにはベッドタイプ。
壁際には縦型タイプ。
お気に入りの場所にはハウスタイプ。
というように、猫ちゃんがよく過ごす場所に合わせて複数の爪とぎを置くのもおすすめです。
「ここなら思いっきり爪をといでいい」と思える場所を増やしてあげることで、猫ちゃんがより快適に過ごせる空間づくりにつながります。