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壊れたおもちゃを直す|3Dペンの補修

公開日:2026/08/30 更新日:2026/10/16

直せる壊れ方

プラスチックの部品が割れた、爪が折れた、パーツの穴が広がった。この種の壊れ方は、3Dペンで埋めたり足したりできます。逆に金属部分、電子部品、ゴムの劣化は対象外です。まず見分けてください。

素材を確かめる

直したい物と近い樹脂を使うほうが、くっつきます。多くのおもちゃはABSかPPで、ABSなら比較的よくつきます。PPは表面に油分があってつきにくいので、期待しすぎないほうがいい素材です。

裏側から足す

割れ目をそのまま埋めると、線が表に出て目立ちます。裏側に樹脂を渡して橋のようにつなぐと、表からは見えません。見た目を残したい物ほど、この方法が向いています。

折れた爪を作る

はまらなくなった爪は、元の形を作り直すより、少し大きめに盛ってから削るほうが確実です。冷えてからやすりで整えると、寸法が合わせられます。一度で合わせようとしないでください。

面で貼らない

広い面をべったり貼ると、温度差で反ります。数か所を点でとめ、そのあいだを線でつなぐ。この順にすると、反りが出にくく、剥がれにくくなります。

熱に注意する

直す相手が薄いプラスチックだと、ペンの熱で相手側が溶けます。温度を下げられる機種なら低めに設定し、一か所に留まらず動かしながら流してください。

直さない判断

力がかかる場所、口に入る物、電池の入る場所は直さないでください。強度が保証できません。壊れたまま使うより、その部品だけ買い替えるか、使うのをやめる判断が要ります。

子どもと一緒にやる

自分のおもちゃが直る場面は、物を大事にする感覚につながります。ペンを持つのは大人でも、押さえる役、色を選ぶ役を任せると、作業として成立します。

跡は残ってよい

新品同様に戻すのは難しく、目指すと嫌になります。直した跡が見えるのは、直したという記録です。色を変えて足すと、跡が味になります。

道具をまとめておく

ペン、フィラメント、やすり、マット、ピンセット。この五つを一つの箱に入れておくと、壊れたときすぐ取りかかれます。出すのが面倒だと、直さないまま捨てることになります。