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見守りを本人にどう伝えるか

公開日:2026/08/30 更新日:2026/10/16

黙って持たせない

見守りの道具を、本人に知らせずかばんに入れる。よく行われる方法ですが、後で気づかれたときの反発が大きく、その後の関係が難しくなります。伝え方を先に考えるほうが、結果として長く続きます。

監視ではない

本人が抵抗するのは、「見張られる」と感じるからです。目的は行動を制限することではなく、困ったときに見つけられることだと伝えてください。言葉の選び方で受け取り方が変わります。

心配を主語にする

「あなたが危ない」ではなく「私が心配だ」と言うほうが、受け入れられます。相手の能力を否定する言い方は、誰でも反発します。主語を自分に置いてください。

できることを残す

外出を止めない、行き先を制限しない。そのうえで持ってもらう。「今まで通り出かけていい」ということが先に伝われば、道具への抵抗が下がります。

実例で説明する

抽象的な危険より、具体的な場面のほうが伝わります。前に道に迷ったこと、探した時間、そのときの気持ち。事実として話すと、責めずに理由が伝わります。

形を選ぶ

首から下げる物は、外されます。靴に入れる、いつも持つ財布に入れる、鍵につける。本人が必ず持つ物に組み込むと、意識せずに済みます。

充電の負担

充電が必要な物は、本人か家族の負担になります。電池が長くもつ型、充電のいらない型を選ぶと、忘れて機能しないという失敗が減ります。

使う場面を限る

常時見るのではなく、「連絡がつかないときだけ見る」と決めて、それを本人にも伝えてください。ルールがあるほうが、監視の感覚が薄れます。

断られたとき

一度断られても、そこで終わりにしないでください。時間をおいて、状況が変わったときにもう一度話す。急に必要になる場面が来ることもあります。

家族で合わせる

家族のあいだで方針が違うと、本人が混乱します。誰が持たせるか、誰が確認するか、どこまで介入するか。先に家族で決めてから話してください。