フローリングで使用するいう理由だけで、フローリング用キャスターを選んでいいのか
公開日:2026/09/08 更新日:2026/09/10こんにちは、庄文堂の近内です。
今回はキャスターですね。
弊社に頂くお問い合わせとしては、多い方かもしれません。
一番多いのは椅子の相談ね。こういう環境でこういう作業をしたいんだけど、どういう椅子がいいんでしょうか?というもの。
詳しい説明をしていく中でも今回のキャスターの話によくなります。というか、私からこの話をしています。
この記事の結論から言うと、
と、なります。
どういうこと??
ってなると思うんですよ。
フローリングで使うからそのままフローリング用を選択するのが割とよくある話かなと思います。だって、フローリング用って書いてあるんだもん。そりゃフローリング用選ぶでしょ。
でもちょっと考えてほしいんですよね。
何が目的なのか。
・傷を付けたくない
これが一番多い印象です。圧倒的に。
ハーマンミラーでは、カーペット用にナイロン製のBBキャスターというキャスターが標準装備として用意されており、弊社は基本的にこのキャスターを標準仕様にしています。
これはカーペット用ですので、このままフローリング使ったらフローリングに傷がつくんじゃないか・・と思われている事が多いと感じています。
だから、傷を付けたくないから、フローリング用のキャスターに変えたいんです。
分かります。傷付けたくないですよね。安心してください。
酷いこと言うなぁとも思いますが、これ事実です。
フローリング・カーペット兼用で用意されているキャスターはいくつかありますが、共通する仕様として、素材が「ウレタン」なんですね。
ウレタンはナイロンと比べて柔らかいですから。
その分傷がつきにくいよって話ですね。
例えばアーロンチェアは20kgちょっと、セイルチェアは15kg程度ですね。そこにユーザーの体重が加わるわけです。
80kgの方だと100kgですよ。
仮に在宅ワークで8時間座ってましたなら、100kgの荷重が8時間掛かってる。勿論動きながら。
傷が全くつかないって事はないでしょう。
傷を防止するには、敷物がより効果的です。
敷物に、靴下にくっついてきた小石が落ちてその小石が敷物の中入ってフローリング傷付いた。みたいなケースは別として。
物理的に敷物があれば傷はつきませんからね。
もう一つ多いお問い合わせが、どっちが丈夫ですか?という話。
ナイロンです。
記事のアイコンにしている写真の右側がウレタンですね。外側に付いてるタイヤ部分がウレタン。ここが劣化でぼろっと取れたのがその次の写真。
素材としてそういうものですという理解が必要です。
ウレタンキャスターを採用する理由としては、他にも
・滑り止め
・階下への音の低減
などがあると思います。
滑り止めはそんな走り過ぎちゃうような広さの部屋なら欲しい理由はわかります。
階下への音の低減もよく聞く話です。
キャスターが動いてる音凄いよ!って家族から言われるんです・・なんて相談も受けたことがあります。
これらはどちらも敷物で低減可能ですからね。
大体ウレタンキャスターにすると10,000円ぐらい税込で加算されるんですが、その金額で敷物買うって考え方もありますよね。っていう事で弊社は基本仕様をナイロンキャスターにしています。
敷物の種類としては「ラグ」「カーペット」「タイルカーペット」あたりが選択肢にあがってくると思います。
ラグとカーペットの違いは一般的には大きさと用途のようですね。
小さめでスポットで使うものがラグというイメージで良いと思います。
タイルカーペットは部屋全体に敷きつめてしまうようなイメージです。
よく「チェアマット」は?と言われるのですが、椅子に使ってほしいからそういう呼び方されてるだけかなと思います。
あと、可動想定域に対して小さめが多い。
キャスターが付いているオフィスチェアは動きますから。
使う時引くし、使ってる時も動く、使い終わってからもデスク側にしまうわけですからね。
イメージでは所謂「一畳」分ぐらいは欲しいのではないかと思います。
使い方も想像しながら選んでみてくださいね。