ようこそ 楽天市場へ

HOUDINI/フーディ二【ブランド図鑑】

公開日:2026/10/30 更新日:2026/10/31

自由に動くための服。

1.スウェーデンの山岳生まれ

アウトドアウェアと聞くと、登山やキャンプなど、特別な場面で着る服を思い浮かべるかもしれません。しかし、そんな境界を軽やかに越えていくのが、スウェーデン発のアウトドアブランド「HOUDINI(フーディニ)」です。高い機能性を備えながら、余計な装飾を削ぎ落としたミニマルなデザイン。自然の中でも街の中でも、着る人の動きに寄り添う服づくりを追求しています。 ブランドが誕生したのは1993年。創業者のロッタ・ジョルノフェリーチェは、クライミングやオフピステスキーのガイドとして世界各地の山々を巡っていました。当時のアウトドアウェアには、動いていると暑くなり、休憩すると身体が冷えてしまうといった悩みがありました。そこで、自分たちが本当に必要とする機能を備えたウェアをつくろうと考えたことが、HOUDINIの始まりです。 ブランド名の由来は、伝説的な脱出術師ハリー・フーディーニ。創業者が山で危険な状況に遭遇した際、仲間が彼の名を叫んだというエピソードから名付けられました。既存の常識や制約にとらわれず、自由に挑戦する。その精神は、現在のHOUDINIのものづくりにも息づいています。

2.愛される名作「PowerHoudi」

HOUDINIの名を広く知らしめた代表作が、2003年に誕生した「Power Houdi(パワーフーディ)」です。発売から20年以上を経ても基本的なデザインを大きく変えることなく、ブランドを象徴するアイテムとして愛され続けています。 採用されているのは、優れた伸縮性と保温性を備える「Polartec Power Stretch Pro」。身体の動きに合わせて柔軟に伸びる4方向ストレッチに加え、表面は耐久性に配慮した滑らかな仕上がり、内側は柔らかなフリース構造となっています。高めに設計された襟やフィット感のあるフード、袖口のサムホールなど、寒さから身体を守るための工夫も随所に取り入れられています。 それでいて、見た目は驚くほどシンプル。登山ではシェルの下に着るミッドレイヤーとして、日常では軽い羽織りとして活躍します。流行に左右されないデザインと、使うほどに実感できる快適さ。Power Houdiは、HOUDINIが考える「長く着続けられる機能服」を体現する一着なのです。

3.自由な動きを支える機能素材

HOUDINIのウェアづくりにおいて、デザインと同じくらい重要なのが素材選びです。必要な機能を見極め、用途に適した生地を組み合わせることで、軽さや動きやすさ、快適な着心地を追求しています。ROCOCOでも、そんなブランドの魅力を感じられるアイテムをセレクトしています。 ■ Power Houdi/ブランドを象徴する高機能フリース HOUDINIを代表するフリースフーディ。身体の動きを妨げにくいストレッチ性と、すっきりとしたシルエットを兼ね備えています。アウトドアでは保温性を補うミッドレイヤーとして、街ではスウェット感覚で着られる汎用性の高さが魅力です。 ■ Lykan/3Dニッティングが生む次世代の保温ウェア 独自素材「Airweb Knit」を採用した、次世代のアクティブインサレーション。立体的に編み上げる3Dニッティング技術によって、優れた伸縮性と軽やかな着心地を実現しています。通気性が高く、単体では熱を逃がしながら、アウターを重ねれば空気の層が暖かさを保つ設計。100%リサイクルポリエステルを使用し、製造時の裁断ロスも抑えた、HOUDINIの機能美と環境思想を体現するシリーズです。 ■ Dunfri/羽毛を使わない高機能インサレーション 「Dunfri(ダンフリ)」は、ダウンの代わりに化繊中綿を採用した保温ウェア。PrimaLoftを使用した軽量な構造で、寒い季節のアウターとしてはもちろん、重ね着にも対応します。動物由来の羽毛に頼らず、テクノロジーによって暖かさを追求するHOUDINIらしいアイテムです。 ■ パンツ・シェルウェア/動きやすさを日常へ 伸縮性や軽量性、速乾性などを活かしたパンツやシェルウェアもHOUDINIの得意分野。アウトドアで求められる動作のしやすさを備えながら、装飾を抑えたデザインによって普段の装いにも馴染みます。街と自然を行き来するライフスタイルに、無理なく取り入れられるラインナップです。

4.自然との共生を目指す循環型ものづくり

HOUDINIを語るうえで欠かせないのが、環境への取り組みです。しかし、それは単にリサイクル素材を使うという話だけではありません。そもそも長く使える製品をつくり、必要に応じて修理し、役目を終えた後には素材を次の製品へと循環させる。衣服の一生を見据えた「サーキュラーデザイン(循環型デザイン)」を、ブランドの中心に据えています。 その取り組みは早くから始まっており、1995年には製品を長く使うための修理サービスを開始。2000年代にはリサイクル素材を用いた製品開発や、着用を終えた衣服を回収する仕組みを導入しました。現在も、素材の選定から製品の設計、メンテナンス、再利用までを一体として考えるものづくりを続けています。 また、天然繊維と合成繊維を安易に混ぜないという素材選びも特徴のひとつ。リサイクルや生分解の可能性を考え、製品が役目を終えた後のことまで設計段階から検討しています。もちろん、すべての製品が完全に循環しているわけではありません。それでも、より良い方法を模索し続ける姿勢こそが、HOUDINIのものづくりを特別なものにしています。

5. ワードローブに馴染む北欧の機能服

HOUDINIの魅力は、本格的なアウトドアウェアでありながら、特別な場所へ出かける日だけの服にならないこと。フリースを普段の羽織りとして着たり、機能的なパンツをシャツやニットと合わせたり。シンプルなデザインだからこそ、日常のワードローブにも自然と溶け込みます。 寒い季節には保温性のあるミッドレイヤーを重ね、暖かくなれば軽いアウターとして活用する。天候や気温に合わせて着方を変えられるレイヤリングの自由さも、ブランドの大きな魅力です。必要以上に服を増やさず、一着をさまざまな場面で活躍させるという考え方は、HOUDINIが大切にする「少ないもので豊かに暮らす」というデザイン哲学にもつながっています。 自然の中で培われた機能性を、日々の暮らしへ。着心地が良く、使い勝手が良く、何年経っても手に取りたくなる。HOUDINIは、アウトドアと日常を隔てることなく、自分らしく自由に過ごすための新しいスタンダードを提案してくれるブランドです。

■ブランド図鑑一覧