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【BARBOUR VS BARACUTA】英国アウターの双璧

公開日:2026/03/20 更新日:2026/03/25
英国アウターと聞いて、何を思い浮かべますか。 無骨で重厚なオイルドジャケットか。 軽快でクリーンなハリントンジャケットか。 けれど、その違いは見た目だけではありません。 今回ご紹介するのは、 Barbour(バブアー)とBARACUTA(バラクータ)。 同じ英国生まれでありながら、 まったく異なる価値観を持つ2つのブランドです。 それは「背景」か、「カルチャー」か―――。
バラクータがカルチャーとともに広がってきたブランドだとすれば、 バブアーは背景とともに積み重ねられてきたブランド。 G9は、ハリウッドスターや音楽、ストリートとともに語られ、 「誰が着たか」で価値を広げてきました。 一方のバブアーは、 北海の漁師、英国軍、そして王室へと受け継がれ、 「どこで使われてきたか」で価値を築いてきた服。 同じ英国でも、その出発点はまったく異なります。

“背景を纏う服”を、街で着る

  • 今回ご紹介するのは、ピーチスキンのノンオイルモデル。 本来、過酷な環境から身を守るための服だったバブアーを、 現代の都市生活に合わせて再構築した一着です。
    オイルド特有の重さやベタつきを排除しながら、 あの独特な鈍い光沢やクラシックな佇まいはそのままに。 軽く、しなやかで、扱いやすい。 “機能の服”を、“街で着る服”へ翻訳したバブアー。 背景を持つ服だからこそ、 日常に落とし込んだときの説得力が違います。

    “カルチャーを纏う服”の完成形

  • 対するバラクータG9。 こちらは最初から“軽快さ”を前提に設計されたジャケットです。 こちらは、はじめから街で着るための服。 ゴルフウェアとして誕生しながら、アイビー、ハリウッド、モッズやスキンズなどのUKカルチャーとともに広がり、スタイルの象徴として定着しました。
    ラグランスリーブ、アンブレラヨーク、リブ仕様。 すべてが合理的で、無駄がない。 だからこそ、今も変わらず完成されている。 さらに、無駄を削ぎ落としたシンプルな見た目と、タータン裏地というアイコン性。そして現代のファッションに適したサイジングで着用可能なシルエット。 “誰が着たか”で価値が積み重なる一着。

    いま選ぶなら、どちらか?

    服は、ただの道具ではありません。 どんな背景を背負っているのか。 どんなカルチャーと結びついているのか。 その違いが、着たときの“説得力”になります。 Barbourか、Baracutaか。 あなたが選ぶのは、 どちらの“物語”ですか?