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NANGA、そのルーツと挑戦の哲学

公開日:2025/11/14 更新日:2025/12/04

|最強ダウンNANGAの秘密

なぜNANGAのダウンは「一生モノ」と呼ばれるのか? その答えは、ナンガ・パルバットの名に誓った挑戦の歴史と、布団作りから続く妥協なき「日本の職人技」にある。 今回はコストより品質を選び、国内生産と永久保証を貫くNANGAの歴史と4つの哲学を徹底解説。 さらに、その哲学の結晶となった代表作「オーロラダウン」や、登山ギアからタウンユースまでオン/オフ兼用しやすい”防水モデル”、”キャンプ仕様”、”ファッション特化”まで、あなたの冬を劇的に変える厳選アウター4モデルも併せて紹介します。

|布団工場が果たした「国産ダウン」の礎

NANGAの物語は、1994年の創業以前から始まっていた。 NANGA創業者、横田 晃 氏の父、横田縫製の創業者が1941年に滋賀県米原市で開始した真綿布団の縫製加工の工場、「横田縫製」から始まる。 布団の縫製を営んでいた横田縫製だが、1980年代後半にて転機を迎える。 1985年のプラザ合意以降の急激な円高と経済のグローバル化に伴い、大手布団メーカーは生産拠点を海外へ移管。地域の仕事が激減し、横田縫製は存続の危機に瀕した。 この時に家族や地域の雇用を守るため、1988年、大手アウトドアブランドから寝袋(シュラフ)の縫製加工を受託。これが、NANGAがアウトドアギアの世界へ足を踏み入れる最初の大きな一歩となった。
90年には国内大手アウトドアブランド寝袋加工をほぼ独占的に請け負うほどになっていたが苦難は続いた。 第2次アウトドアブーム。 製造業が国内から海外へと流出する波は止められず、バブル崩壊後には大手アウトドアブランドは国内生産拠点を大陸へ移管したため、売上が激減した。 経営は悪化を辿り、横田晃氏と営業を担当していた共同経営者とで意見が対立。結果、横田晃氏はNANGAの前身にあたる「株式会社ヨコタコスモス」を設立するに至った。 そしてこの時の危機的な状況と「一度見捨てられた」という経験が、横田晃氏の強い反骨精神と、「この地でずっと仕事をする」という国内生産への強いこだわりを確立させた。 それに加え、当時のアウトドアブランドは国内に生産拠点をなくしていっていた為修理が行えず、ヨコタコスモスがユーザーから直接修理依頼を受け入れユーザーに寄り添う、今の永久保証サービスへと繋がる原石にもなった。

|河田フェザー株式会社から学んだ熱意

そうした一方で、修理依頼の増加にともなって、独自メーカーとして寝袋を製造することを考えはじめた。 そこで最初に目を付けたのは中身の羽毛だったが、羽毛の検査基準が整備されていなかった中、独自に厳しい品質基準を設けていた国内の老舗羽毛メーカー「河田フェザー株式会社」と出会う。 この出会いにより、羽毛の精製・品質管理に関する見識を深め、強固なパートナーシップを結ぶこととなった。

|”NANGA”の創業

1994年。 こうした様々な哲学の上に工場は社名を改め、ダウンメーカー「NANGA」として創業。 ヒマラヤ山脈の難峰、標高8,126mの”ナンガ・パルバット”。 この名には、困難な状況でも屈せず、「みんなが登らんとこを登ったろう」という「挑戦の精神」が込められており、この哲学が、製品の妥協なき品質追求を支えている。 そして2002年。 NANGAは初のダウンジャケットの試作を開始。 寝袋技術をアパレルに応用する試行錯誤を経て、滋賀県の名峰からインスピレーション。 「オーロラ」と、ナンガ・パルバットと同様に「最高峰を目指す」という想いを受け翌年の2003年に初代「オーロラダウンジャケット」が完成した。 そして2009年には現社長にあたる横田智之氏が三代目社長として就任。 就任後には知名度と売り上げの飛躍の為に有名セレクトショップとのダブルネームでの商品作りやグローバル展開なども推進し今のNANGAの地位にまで上り詰めたのだ。

|NANGA スタイル別厳選アウター4選

ここまでNANGAの歴史をご覧いただきましたが、ここからはそんなNANGAが打ち出す顧客の生活スタイルに寄り添ったスタイル別アウターを4つ厳選し、紹介していこうと思います。

①オーロラダウンジャケット

・アウトドアスペックを日常に NANGAのフラッグシップモデル「オーロラダウンジャケット」 美しいシルエットと機能的なディテールで、街でもアウトドアでも万能にこなす定番モデル。 ・日本の寒さならこれ一枚 ダウンにはスペイン産のホワイトダックダウンを使用。(760FP) 保温性、断熱性、弾力性に優れており、オーバースペックではなく、生活の上で快適な保温性を確保。 ・動きを阻害しない快適なシルエット 今シーズンよりシルエットに少しゆとりを持たせ、パーカーやニットなどの厚手のインナーも着込みやすくなりました。 腕部分は人の動きに合わせて立体的にすることで、窮屈さを感じさせないリラクシーな着心地へと昇華。

②ヒノック リムフード ダウンジャケット

・レビュー1000件超えの別注ジャケット ROCOCOでしか手に入らないオン/オフからアウトドア、キャンプまでいける万能アウター。 シルエットも「オーロラジャケット」の意匠はそのままにサイズ展開を7サイズとお客様の要望に対応。 ・NANGAが独自に開発した難燃生地「HINOC」 火の粉が飛び交うタキビなどを囲うキャンプのシーンにも対応。 ナイロン素材だと穴があくが、こちらは消防服などにも使われる「ケブラ」を配合した「HINOC(ヒノック)」素材を採用。 ・都会的で落ち着いた印象 ダウンジャケット独特の艶感のある素材感ではなく都会的なマットで落ち着いたアイテム。 胸元に目立つロゴもないのでオンなどのスーツの上にも着用できる嬉しいデザイン。

③オーロラテックスライディングジャケット

・Rococoの2025年別注モデル カジュアル提案の得意な当店だからこそ叶ったコラボレーションモデル。 オフでカジュアルはもちろん、オンでスーツの上から着用してもスタイリッシュな英国スタイルに。 ・機能性を詰め込んだ隠れた万能アウター 620g(XLsize)と軽量なのはもちろん、素材には高機能ナイロンの「オーロラテックス」を採用。雨風はもちろん、引き裂き強度も高い。 ・世界に誇れる日本の羽毛 そしてダウンには日本を代表する羽毛メーカー「河田フェザー」社の700フィルパワー(FP)の高品質ダウンを使用。 約70gという軽量な充填量ながら、驚くほどの暖かさを発揮。

④シェラデザインズ60/40マンパダウン

・雑誌掲載コラボレーションアイテム 来年60周年を迎えるSIERRA DESIGNS、今年30周年を迎えたNANGA、そして20周年を迎えたROCOCOがタッグを組んで実現した、特別なトリプルコラボアイテム。 ・シエラデザインズといえばの60/40 進化を遂げた元祖機能素材、1968年にシェラデザインが開発した「60/40(ロクヨンクロス)」の進化版、新生ロクヨンクロスを採用。従来のものよりもナイロン素材をコーデュラナイロンへとアップデートされたモデル。 ・完成されたディテールを継承 シェラデザインズを代表するアイテム「マウンテンパーカー」をベースに、ROCOCOのフィルターを通してダウンジャケットに落とし込んだデザイン。60/40ならではの経年変化も楽しめる、まさに”一生もの”のダウンへと仕上がっている。