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【書道用品の栗成】書道用品のお手入れ方法

公開日:2025/11/12 更新日:2025/11/12

筆のお手入れ方法

筆は大半が動物の毛から作られているので、手入れ方法によって筆の寿命は異なってきます。 顔料の入っていない固形墨で磨った墨を使用したのなら、そのまま放置したとしても、次に液につけることで元に戻りますが、 墨液を使用した場合、必ずすぐに水に浸して揉みほぐし、十分墨を落として下さい。 墨液には防腐剤などの薬品が入っており、毛切れの原因と成りますので、使用方法には十分ご注意下さい。 根本などに残ったしつこい汚れには「筆クリーン」をぬるま湯で薄め、洗い流しましょう。 洗った後は紙などで拭き取り、風通しの良い所で乾かすように保存して下さい。 小筆の場合で先だけ使用したものは、水で湿らせたティッシュやスポンジで拭き取るようにすれば大丈夫です。

硯のお手入れ方法

使用後は反故紙(使用した画仙紙)で残った墨を拭き取り、柔らかいスポンジ等を使って水またはぬるま湯で丁寧に洗って下さい。 隅々まできれいに洗い終わったらタオルなどで水を拭き取れば普段のお手入れは結構です。 墨が石の目に詰まりはじめ、墨が磨りにくく感じた場合、硯専用の砥石を準備下さい。 水道の水を少しずつ垂らしながら、砥石を使って墨を磨るように軽く削ります。まんべんなく掃除をする感覚で砥石をかけます。 最後は普段と同じようにきれいに洗って乾かして下さい。 もし、硯砥石が無ければ、耐水ペーパーでも代用できます。(#600→墨落とし用、#1000→仕上げ用)

墨のお手入れ方法

使用後は反故紙などで磨り口を拭いておきましょう。 湿度の多いところに置いておくと水分を吸い、その後乾燥したところにだすと割れが生じやすいので、高温多湿にならないよう保管場所に注意しましょう。 桐箱に入れておくこともお薦めです。

紙のお手入れ方法

紙も繊維なので、湿気があると水分を吸い、乾燥すると繊維がしまっていきます。 紙が沢山あれば、あまり積み上げず、必ず湿気の少ない、風通しの良い場所で保管して下さい。 楮などの繊維の長い紙や滲みを止めた加工紙はあまり長く置かず、早めに使用するほうが良いです。 本画仙紙(翔馬牌)などの繊維が短い紙は、良い条件の場所であれば数十年置いても書き味はむしろ良くなってきます。