JOHN LEE HOOKER
1920s–2001
2026年、ブルース史に巨大な足跡を残したジョン・リー・フッカー(John Lee Hooker)がこの世を去ってから25年を迎えました。
2001年6月21日、カリフォルニアの自宅でその生涯を閉じたジョン・リー・フッカー。
しかし、あの低く響く歌声、鋭く反復するギター、そして身体の奥底を揺さぶるようなブギーは、25年が経った現在もまったく色褪せていません。
ブルースは、時代を超えて生き続ける。
PGSでは追悼25年にあわせ、ジョン・リー・フッカー公式ライセンス・グッズを特集します。
「ブギー」をロックへつないだ男
ミシシッピに生まれ、デトロイトで独自のブルース・スタイルを確立したジョン・リー・フッカー。
1948年にレコーディングされた代表曲「Boogie Chillen'」は大きな成功を収め、その反復するギターリフと強烈なリズムは、彼を象徴するサウンドとなりました。
そして「Boom Boom」「I'm in the Mood」「Crawling King Snake」など、ブルース史に残る数々の楽曲を生み出していきます。
その音楽の最大の魅力は、決して複雑さではありません。
ギター。声。そして足で刻むビート。
必要最小限の要素から生み出される、圧倒的なグルーヴ。
一度始まったら止まらないような催眠的なブギーこそ、ジョン・リー・フッカーの音楽でした。
その影響は、ブルースというジャンルだけには収まりません。
1960年代以降、そのサウンドは新しい世代のミュージシャンへと受け継がれ、The Rolling Stones、The Yardbirds、Canned Heat、John Mayall、ZZ Top、George Thorogoodをはじめとするロック/ブルース・ロックの世界にも大きな影響を与えました。
1991年にはロックの殿堂入り。
さらに晩年もVan Morrison、Carlos Santanaをはじめ多くのアーティストと共演し、世代を超えてその存在感を示し続けました。
2000年にはGRAMMY Lifetime Achievement Awardを受賞。
そして亡くなるわずか1週間ほど前までステージに立っていたと伝えられています。