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亜鉛不足は意外と身近な栄養問題

公開日:2026/06/10 更新日:2026/10/21
亜鉛不足は意外と身近な栄養問題 ~亜鉛欠乏症・薬とサプリの違い・一緒に摂りたい栄養素~ 亜鉛は体内に約2~3gしか存在しない微量ミネラルですが、300種類以上の酵素の働きに関わる重要な栄養素です。細胞の生まれ変わりや免疫機能、味覚、皮膚や粘膜の健康維持など、全身で幅広く利用されています。しかし体内で作ることができないため、毎日の食事から継続的に摂取する必要があります。 こんな症状はありませんか? □ 味が分かりにくい □ 食欲がわかない □ 口内炎を繰り返す □ 肌荒れが気になる □ 髪が抜けやすい □ 傷が治りにくい □ 風邪をひきやすい □ 疲れやすい 亜鉛不足では、味覚障害、皮膚炎、脱毛、食欲低下、感染症にかかりやすくなるなどの症状がみられることがあります。
亜鉛欠乏症とは? 血液検査で血清亜鉛値が低く、さらに亜鉛不足による症状が認められる場合に「亜鉛欠乏症」と診断されます。 【一般的な目安】 ・80μg/dL以上:基準範囲 ・60~80μg/dL未満:潜在性亜鉛欠乏 ・60μg/dL未満:亜鉛欠乏症 近年は高齢者だけでなく、偏食やダイエット、ストレス、不規則な生活習慣などにより、若い世代でも亜鉛不足がみられることが報告されています。
薬とサプリメントの違い 医療用医薬品(処方薬) 医療機関で低亜鉛血症や亜鉛欠乏症と診断された場合には、医師の判断で亜鉛製剤が処方されることがあります。 【特徴】 ・治療を目的としている ・医師の管理下で使用する ・定期的な血液検査が必要 ・過剰摂取によるミネラルバランスの変化にも注意が必要 代表的な処方薬として「ノベルジン®(酢酸亜鉛)」があります。 サプリメント サプリメントは不足しがちな栄養素を補うための食品です。 【特徴】 ・健康維持を目的とする ・毎日の栄養補給に活用できる ・食生活のサポートとして利用する ・病気の治療を目的としたものではない 食事だけでは不足しやすい方や、忙しく食生活が乱れがちな方の栄養補給におすすめです。
亜鉛と一緒に摂りたい栄養素3選 ① ビタミンD ビタミンDは骨の健康だけでなく、正常な免疫機能の維持にも関わる栄養素です。亜鉛も正常な免疫機能の維持に必要な栄養素であり、毎日の健康管理を意識する方におすすめの組み合わせです。
② ビタミンC ビタミンCはコラーゲンの生成に関与し、皮膚や粘膜の健康維持をサポートする栄養素です。亜鉛も皮膚や粘膜の健康維持に関与しているため、美容や健康を意識する方に人気の組み合わせです。
③ ビフィズス菌・乳酸菌・オリゴ糖 亜鉛は小腸で吸収されるミネラルです。毎日の健康づくりには、栄養素を摂るだけでなく、腸内環境にも目を向けることが大切です。ビフィズス菌や乳酸菌、オリゴ糖は腸内細菌のバランスをサポートする成分として注目されています。
ナースキュアが考える亜鉛補給 亜鉛は「ただ摂る」だけでなく、「毎日続けること」が大切です。 ・食事で不足しがちな亜鉛を補う ・ビタミンDやビタミンCと組み合わせる ・腸内環境にも目を向ける ナースキュアは、看護師として多くの患者様と向き合ってきた経験から、毎日続けやすい栄養設計を大切にしています。
胃腸良子(看護師・内視鏡技師)コメント 「亜鉛は味覚や皮膚、粘膜、免疫機能など、私たちの健康維持に欠かせないミネラルです。しかし体内で作ることができず、毎日の食事から補給する必要があります。近年は潜在的な亜鉛不足の方も少なくありません。まずはバランスの良い食事を心がけ、不足分をサプリメントで補うという考え方がおすすめです。」 ※本品は医薬品ではありません。疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。 ※治療中の方、お薬を服用中の方は医師・薬剤師にご相談ください。 【参考文献】 1. 日本臨床栄養学会『亜鉛欠乏症の診療指針2024』 2. 厚生労働省「栄養機能食品制度(亜鉛)」 3. 厚生労働省 eJIM「亜鉛」 4. 厚生労働省『日本人の食事摂取基準(2025年版)』 5. PMDA 医薬品インタビューフォーム「ノベルジン®」 6. 低亜鉛血症情報サイト「亜鉛欠乏症の診療指針」 文責:看護師・胃腸良子