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【髪質・お手入れ】パサつき・絡まりなどのケア

公開日:2026/09/02 更新日:2026/09/09
「買ったばかりの頃のツヤを取り戻したい」「絡まってしまった…」といった髪質の悩みは、ファイバー(人工毛)の特性に合わせた正しいお手入れで劇的に改善します。 ウィッグの寿命を延ばし、いつでもサラサラで美しい状態をキープするためのケアテクニックを詳しく解説します。 = 目次 = 【1】パサつく 【2】からまりやすい 【3】癖がついている 【4】カールがゆるい 【5】抜け毛が多い 【6】毛がチリチリしている 【7】静電気がひどい

【1】パサつく

▶オイルミスとで保湿する ウィッグ用のシリコンスプレーやオイルミストを全体(特に毛先)に数回吹きかけ、目の粗いクッションブラシで優しく馴染ませます。 市販の一般的なヘアケア用品は成分が合わず、かえって傷める原因になることがあるため、必ず「ウィッグ対応」と記載のあるアイテムをお使いください。 ▶柔軟剤につけ置きケアをする: 洗面器にぬるま湯を張り、ウィッグ専用コンディショナーを溶かします。ウィッグを15分ほど浸けて軽くすすぎ、タオルで水分を拭き取って陰干しすると、ツヤとやわらかさが復活します。 ▶低温アイロンで表面を整える: 耐熱ウィッグの場合、100〜120℃の低温アイロンをサッと通すことで、めくれたファイバーの表面が平らになりツヤが戻ります。

【2】からまりやすい

▶毛先からの3段階ブラッシング 力任せに上からブラッシングするのは厳禁です。必ず「毛先5cm」→「中間」→「根元」の順に、段階を追って優しくほぐしてください。 また着用後にもやさしくしっかりブラッシングし、ウィッグスタンドで保管しましょう。 ▶専用スプレーを併用する 無理に引っ張ると毛が伸びてしまいます。ブラッシング前に必ずウィッグ用オイルや静電気防止スプレーを吹きかけて滑りを良くしましょう。 ▶摩擦防止の工夫をする: 首元に毛先が当たるロングウィッグの場合は、首元にスカーフを巻くか、外出時は少し束ねるヘアアレンジにすると摩擦による絡まりを大幅に減らせます。

【3】癖がついている

▶熱を利用して形状記憶をリセット・再構築 ①癖の部分を濡らす 霧吹きなどで癖がついている部分の根元〜毛先を水でしっかり濡らします。 ②ストレートアイロンで熱を加える 耐熱ウィッグであることを確認し、100〜120℃に設定したアイロンでゆっくりと癖を伸ばすように通します。 ③まっすぐ伸ばした状態で冷ます アイロンを通した直後、髪が温かい状態のまま手やコームで真っ直ぐ引っ張り、数秒間キープして冷まします。熱が冷めることで真っ直ぐな形状が記憶されます。

【4】カールがゆるい

▶コテで巻いて手で固定する ① 120〜140℃のコテで毛束を巻き上げます。 ②冷ますプロセスを徹底する: コテを外したらすぐに髪を解かず、手の中で巻いた状態(お団子状)を数秒キープするか、ダッカールピンで頭皮に留めて固定します。 ③完全に冷めてからほぐす: 完全に熱が冷めてからピンを外し、指先で優しくほぐすことで、ぷるんとした強いカールが復活します。

【5】抜け毛が多い

▶購入直後は十分にブラッシングする 毛束ごとごっそり抜け落ちる場合や長期間使っても抜け毛がおさまらない場合は初期不良になりますが、 購入直後の抜け毛は新品時の抜け毛の多くは縫製時に残った「遊び毛」で、着用前に一度外でやさしくブラッシングし、余分な毛を落とし切ってください。 ▶ブラッシングによる抜け毛 強めにブラッシングすると髪が抜けてしまいます。 ブラッシングは毛先からはじめ、毛先が終わったら中間部分、根本付近へと少しずつからまりをやさしくとりながらしていきます。 ▶根元(結び目)を引っ張らない ブラッシング時は毛束の根元を手で固く握り、ネットや結び目に引っ張る力が伝わらないように保護しながらとかします。 ▶洗髪時は押し洗いをする もみ洗いやゴシゴシ洗いは抜け毛の最大の原因です。シャンプー時はぬるま湯の中で優しく「押し洗い」「すすぎ」を行ってください。

【6】毛がチリチリしている

▶チリチリは「ふかし加工」 頭頂部や前髪、襟足にチリチリした毛があるので、ボリューム感を持たせるための「ふかし加工」で不良ではありません。 この「ふかし加工」により、毛が立ち上がり自然な見た目を叶えています。 ▶髪の表面や見えるところのチリチリ 【1】のパサつく場合と同様にケアをしてみてください。

【7】静電気がひどい

▶静電気防止スプレーを出先でも使う: 着用前はもちろん、外出先でもパサつきやパチパチ感が出たら携帯用の静電気防止スプレー(または薄めた柔軟剤ミスト)をサッと吹きかけます。 ▶金属製・木製のブラシを使う: プラスチック製のブラシは静電気を増幅させます。 金属製の金属歯ブラシや、静電気防止加工が施されたウィッグ専用ブラシを使用してください。 ▶洋服の素材を合わせる: ウィッグ(化繊)と同系統のポリエステル衣服は静電気を帯びやすくなります。コットン(綿)やシルクなどの天然素材の服を着ると摩擦静電気を劇的に抑えられます。

これで安心!ケア用品

ウィッグを長くきれいに使っていきたいという方は特に専用ケア用品をおすすめします。

日々のお手入れを

ウィッグの髪質ケアで最も大切なのは、 『熱をうまく使って形を記憶させること』 『無理な力を加えずに優しく扱うこと』 の2点です。 人毛とは違い、ファイバー毛は正しくケアさえすれば何度でもツヤやスタイルを復元できる強みを持っています。 日頃のブラッシングや定期的なお手入れを習慣にして、いつでもおろしたてのような綺麗なサラサラ髪をキープしてくださいね。