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調香師直伝~秋冬ウッディ調香のすすめ

公開日:2026/09/11 更新日:2026/09/11
秋が深まるにつれて、纏いたくなる香りも少しずつ変わっていく。 軽やかなシトラスやハーブから、 落ち着きとぬくもりを感じるウッディノートへ。 乾いた木々を思わせる香りに、 スパイスやハーブ、花、樹脂などを重ねれば、 秋冬らしい奥行きと余韻のある香りが生まれます。 今回は、調香師直伝。 秋から冬にかけて楽しみたい、 ウッディ調香の組み立て方をご紹介します。 いつもの香りに、木の深みをひとさじ。 季節とともに変化する香りを、 自分だけのレシピで楽しんでみませんか。

「ウッディ」ってどんな香り?

ウッディとひとことで言っても、その表情はさまざま。 すっきりした木の香り サイプレス、ジュニパー、シダーウッドなど 温かく甘い木の香り サンダルウッド、ベンゾインなど 土や根を思わせる深い香り ベチバー、パチョリなど 樹脂のような濃厚な香り フランキンセンス、ミルラなど 同じ「木」の仲間でも、香りの印象はまったく違います。 だからこそ、組み合わせ次第で 軽やかな秋の森にも、静かな冬の夜にも。

秋冬におすすめウッディ精油

サンダルウッド・オーガニック

シダーウッドアトラス・オーガニック

サイプレス・オーガニック

秋冬ウッディの基本ルール

「木+柑橘」で軽やかに

ウッディだけでまとめると、少し重たく感じることも。 そんなときは、ベルガモットやマンダリン、クレメンタインなどの柑橘を。 木の深み × 柑橘の明るさ 秋らしい落ち着きを残しながら、軽やかな香りに仕上がります。

「木+フローラル」で上品に

ローズ、チュベローズ、イランイランなど。 華やかな花の香りにウッディを合わせると、甘さが落ち着き、香りに奥行きが生まれます。

「木+スパイス」で冬の気配を

ブラックペッパー、カルダモン、ジンジャーなどのスパイスは、ウッディと好相性。 ほんの少し加えるだけで、空気が冷たくなる季節に似合う、温かみのある香りに。 入れすぎないことがポイントです。

調香師からのひとこと

香りをつくるとき、最初から完成形を決めすぎないことがポイントです。 「もう少し明るく」 「あと少し深く」 「ここに温かさが欲しい」 そんな感覚を頼りに、一滴ずつ重ねていく。 香りは、レシピ通りにつくるものではなく、 自分の感覚で育てていくものだから。