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古いのに、新しい。名作と暮らすという選択。

公開日:2026/09/25 更新日:2026/09/25
最近、ARABIAの「アピラ」の復刻版が人気です。 1960年代にデザインされた、野の植物を思わせる可愛らしい柄。半世紀以上前に生まれたデザインなのに、今のテーブルに並べても不思議なくらい新鮮です。 先日、インテリア雑誌『ELLE DECOR』でも、古いのに新しいデザインと暮らすことについて特集されていました。 「昔のものだから古い」のではなく、時代が変わっても魅力が色あせないものがある。 そんな視点で家具を見てみると、マルセル・ブロイヤーのチェスカチェアも、まさにそんな存在です。 1928年にデザインされたチェスカチェアは、スチールパイプの軽やかなフレームに、籐張りの座面と背もたれを組み合わせた名作椅子。 直線的でモダンなデザインなのに、籐の素材感がどこか温かい。だから、ヴィンテージの家具にも、今のシンプルなインテリアにもすっと馴染みます。 ダイニングで食事をしたり、窓辺でコーヒーを飲んだり。何気ない日常の中に置いてみると、デザインの良さは「眺めるもの」から「使うもの」へと変わっていきます。 何十年も前に生まれたものが、今の暮らしの中で新しい表情を見せる。 それは、古いものを大切にするというより、時代を超えて残るデザインを、次の時間へつないでいくことなのかもしれません。 チェスカチェアのある暮らし。 そこには、流行だけではつくれない、ちょっと贅沢な時間があります。