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端午の節句にぴったり!あくまきの由来と祝い方

公開日:2025/04/10 更新日:2025/04/10

鹿児島の5月、ふわっと香る「懐かしさ」

端午の節句といえば、こいのぼりに柏餅、ちまき――。でも、鹿児島ではちょっと違うんです。 ふるさとの風にのってやってくるのは、ほんのり甘く、すこし香ばしい「あくまき」の香り。子どもの成長を願いながら、家族みんなで包丁を入れるあの時間。 もちもち、ぷるん。 口に入れた瞬間、あの日の笑顔がよみがえる郷土の味です。

あくまきってどんな食べ物?

あくまきは、もち米を竹の皮で包み、「木灰(きばい)」と呼ばれる灰汁(あく)で長時間煮込んで作る伝統的な和菓子です。 ぷるんとした独特の食感と、ほんのり感じる木の香り。 そのまま食べても良いですが、きな粉と砂糖をまぶして食べるのが王道のスタイル。お茶との相性も抜群で、大人も子どもも大満足。 そして、驚くべきはその保存性の高さ。 冷蔵・冷凍もでき、数週間は美味しさが保たれます。 まさに、昔の人の知恵が詰まった「自然の保存食」なんですね。

あくまきの由来:戦国時代から続くお菓子⁈

実はこのあくまき、ルーツをたどるとなんと戦国時代までさかのぼるという説も。 西郷隆盛で有名な薩摩藩では、戦に向かう兵士たちの保存食として作られていたともいわれています。 「灰汁で煮込むことで腐りにくくなる」「携帯しやすい」「腹持ちがいい」――。 なるほど、昔の非常食というわけです。 それが次第に民間でも食べられるようになり、端午の節句の定番料理として根付いたのだとか。 男の子の健康と成長を願う日には、やっぱり力がつく食べ物を…という、親の想いが感じられますよね。

鹿児島では「家族で作る」が風物詩

鹿児島の家庭では、今でもおばあちゃんやお母さんがあくまきを手作りする文化が残っています。 ゴールデンウィークのある日、台所から漂うあの香り。 台に広げられた竹の皮、もち米のつや、そして手際よく包んでいく手の動き。 子どもたちはその横で、きな粉を準備したり、ちょっとつまみ食いしたり(笑)。 最近は手作りする家庭も減ってきましたが、その代わりに、地域のお菓子屋さんや食品メーカーが丁寧に作ったあくまきが店頭に並び、再び人気を集めています。

どう食べる?ちょっとした祝い方のコツ

あくまきは、そのままでも、冷やしても、焼いても美味しい。 端午の節句の日には、食卓に一口サイズに切ったあくまきを並べて、こどもの日プレート風に。 ・柏餅 ・あくまき(きな粉&黒蜜) ・こいのぼり形のおにぎり ・季節の野菜のお吸い物 そんな食卓にすれば、大人も子どもも笑顔になること間違いなし。 さらに、おじいちゃんおばあちゃんに贈るのもおすすめ。 「懐かしいねぇ」「昔はよく作ったよ」と、話が弾みます。

あくまきで繋ぐ、ふるさとの味と家族の想い

あくまきは、単なる和菓子ではありません。 それは記憶と想いを包んだ、ふるさとの贈り物。 大切な人の健康を願う日だからこそ、昔ながらのやさしい味を選びたい。 ミート21では、そんな想いを込めて、ひとつひとつ丁寧にあくまきを作っています。 今年の端午の節句、あなたもあくまきを囲んで、家族の笑顔をひとつ増やしてみませんか?