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日本製インナーのものがたり ~ 肌に寄り添う日本の下着文化

公開日:2025/11/10 更新日:2025/11/10

はじめに

「“日本製インナー専門店”として皆さまに寄り添いたい」――。 私たち マリイクラブ は、この想いを胸に、「毎日を心地よく、自然体の美しさ」を商品ひとつひとつに込めています。 しかし、その前提には、長い時間をかけて紡がれてきた“肌に触れる布”としての衣服文化、そして日本のものづくりの技術が息づいています。 本稿では、平安・室町の貴族文化から、江戸・明治・戦後~現代まで――「肌着/インナー」の変遷をたどりながら、皆さまが「日本製インナー」を選ぶ意味を改めて見つめていきたいと思います。

第1章 はじまり:肌を包むという文化

平安~室町の衣と「肌に触れる布」

古くは、私たちの“肌を包む布”の原型が、貴族の着衣文化の中にありました。平安時代の十二単や小袖は、何枚もの衣を重ねて着ることで“肌を直接見せない”という美意識と礼節を表していました。 その中で、貴族女性の「小袖(こそで)」は、もともと下着衣料または肌に近い衣として用いられていたという記録があります。 例えば、袖口や裾の重なりを整えるために「肌襦袢(はだじゅばん)」のようなものが発展し、直接肌に触れる布としての役割が徐々に明確化していきました。 こうした“肌に優しい”“布と肌の関係”という原点が、のちのインナー文化への土台となっていたのです。

江戸~明治:和装下着の発展と庶民の肌着

時代が江戸期に入ると、庶民の衣服事情も大きく変化します。和装の普及に伴い「肌襦袢」「腰巻」「湯文字(ゆもじ)」など、肌に触れる布が日常化していきました。これらは、文字通り“肌を守る”“清潔を保つ”という実用性を伴って広まっていきました。 白く晒された木綿の布(さらし)は、肌に触れる部分として重宝され、「晒し布(さらし)」としてインナー的な役割を果たしていました。 さらに明治維新以降、洋装の影響が徐々に日本にも入ってきます。上着のみならず、下着の構造にも影響を与え、「肌に触れる布」から「身体を包むインナー」へという意識の変化が始まっていたのです。 この時期に、私たちが今「インナー」と呼ぶ衣類の原型が、少しずつ姿を見せ始めたと言えるでしょう。

第2章 進化:素材と技術の革新

戦後〜昭和:

縫製技術の発展とインナー産業の誕生

戦後の高度成長期、日本の繊維産業は大きな変革期を迎えます。ミシンの普及、大量生産体制の整備、化学繊維・合成繊維の登場によって、かつての肌着が“機能的なインナー”として新たな局面を迎えました。 例えば、ナイロンやスパン素材などが導入され、日本人の体型にフィットする設計や縫製が追求されました。 また、和装から洋装への切り替えが進む中で、インナーの在り方も「隠す・支える・整える」へと変化し、今日の下着文化の基礎が形作られた時代と言えます。 この時代、特に国内縫製工場の職人技術が光を放ち、細やかな縫製や裁断の精度が、インナーの快適性・持続性・美しさを支える要となりました。

平成〜現代:日本製に宿る技

平成から現代にかけては、「日本製にこだわる」という意識がより明確になってきた時代です。「綿100%」「静電気レス」「吸汗速乾」など、素材に対する研究が深まり、布そのものの機能が高まりました。 例えば「綿100%」という選択は、肌にやさしく、自然な風合いや通気性を保つことができ、特に40代以上の女性には「安心感」「質感のよさ」という軸が響きやすいものです。 また、国内縫製工場による「素材選びから仕上げまで一環して日本国内」という体制は、「日本製=信頼」としてお客様に伝わる強みとなっています。 このような技術・素材の進化と、ものづくりの現場の高品質な手仕事が、「日本製インナー」の価値を大きく押し上げているのです。

第3章 現代:日本製インナーを選ぶ理由

「日本製」の定義と信頼

そもそも「日本製」の定義とは何でしょうか。素材の原産国・裁断・縫製・仕上げ・検品までが国内で行われているかどうか、という点がひとつの指標となります。 国内生産によって、品質管理・細やかな仕様・アフターサービスが行き届くというのも、40代・50代の女性顧客にとって重要なポイントです。 「縫製の乱れが少ない」「肌あたりがきれい」「サイズが安定している」――これらは数値化しにくいものの、長年の使用を通して「信頼」へと結び付きます。 つまり、「日本製インナー」を選ぶことは、単に“国産だから”という以上に、“安心できるものづくりの担い手を支えること”にもつながっているのです。

“ものを選ぶ”から“文化を選ぶ”へ

今、インナーを選ぶ時に注目すべきは「価格」だけではありません。 特に大人の女性にとっては、「身体に響く」「肌に優しい」「長く使える」ことが、購買の大きな動機です。 さらに、「日本製を選ぶ=職人・伝統を次世代に繋ぐ」という文化的な視点を持つことも、選択の価値を深めます。 例えば、私たちマリイクラブのインナーをお選びいただくことで、「日本の縫製技術」「日本の繊維産業」を支える一端となっていただけます。 言い換えれば、単なる“肌着”ではなく、“肌に寄り添う布文化”を選ぶこと。そしてそれが「締め付けない、自然体の美しさ」の根幹であると、私たちは考えています。

おわりに

「日本製インナー」を語るとき、そこには千年を超える“肌を包む布”の文化、そして現代の高品質ものづくりが交差しています。 マリイクラブは、この歴史と技術の延長線上にあるブランドとして、これからも皆さまに寄り添った“インナー”をお届けいたします。 40代女性だからこそ感じる「肌の変化」「身体の心地よさ」「心の余裕」。 そのすべてを満たす一枚として、マリイクラブは「仕上がっています」。 ぜひ、次回の更新もお楽しみに。そして、ご自身の身体に合った一枚を、ゆったりとお探しくださいませ。