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レトルトカレーって?

公開日:2026/09/30 更新日:2026/10/19

レトルトカレーって?

こんにちは、マンドリルカレーのフカザワです。 いきなりですが、「レトルトカレー」ってそもそも何なんか、考えたことあります? スーパーの棚にずらっと並んでて、家の引き出しにも一個二個は入ってる。 あまりにも身近すぎて、どこで生まれて、なんで日本にこんなにあるんかなんて、僕も正直あんまり考えたことなかったんです。 でも、マンドリルでもレトルトカレーを作るようになって、展示会でバイヤーさんと話したりするうちに、「これ、ちゃんと知っといたほうがええな」と思うようになりました。 調べてみたら、これがめちゃくちゃ面白いです! 今回はそんなレトルトカレーの話を、ちょっと海外の事情も交えながら書いてみます。

始まりは、アメリカ軍の携帯食

レトルト食品のルーツは、実は軍隊なんです。1950年代にアメリカ陸軍が、缶詰に代わる携帯食として開発したのが始まりと言われています。缶詰は重いし、食べ終わった空き缶の処理も大変。それを軽いパウチにしよう、という発想やったんですね。 その後、アポロ計画で宇宙食に採用されて、一気に食品メーカーの注目を集めます。軍用食から宇宙食へ🚀 そして1968年、大塚食品が世界初の市販レトルト食品「ボンカレー」を発売します。アメリカが生んだ技術を、「家で食べるカレー」に落とし込んだのが日本やったわけです。 ただ、最初から順調やったわけではありません。発売当初のパウチは半透明で、光や酸素で風味が落ちやすく、賞味期限は数か月ほど。見た目も薬みたいで、なかなか売れなかったそうです。そこでアルミ箔のパウチを開発して、賞味期限をぐっと延ばしました。 そこにアポロ11号の月面着陸で宇宙食が話題になったり、テレビCMのセリフが流行語になったりして、ボンカレーは発売から5年で年間1億食を売るほどの大ヒットになります。ちなみに、発売日の2月12日は今「レトルトカレーの日」になってます。

じゃあ、海外ではどうなん?

実は海外では、日本ほどレトルト食品を見かけないんです。まったく無いわけではないけど、こんなに色とりどりのレトルトが棚に並んでる国は、日本くらいやと言われています。 生みの親のアメリカで広まらなかった理由のひとつは、冷蔵庫。アメリカでは戦前から家庭に電気冷蔵庫が普及していて、わざわざ常温で保存できるパウチに詰める必要がなかった、という見方があります。一方で日本は冷蔵庫の普及が遅かったから、「常温で何か月も置いておけて、すぐ食べられる」というレトルトの良さがすっと受け入れられた。 国の事情で、同じ技術の運命がこんなに変わるんやなと思いました。 とはいえ、アジアにもちゃんとレトルトカレーの文化はあります。 韓国では、食品メーカーのオットギが1981年に「3分カレー」を出していて、ここから韓国の簡便食の歴史が始まったそうです。 そしてカレーの本場インドには「MTR」というメーカーがあります。 南インドのバンガロールにある老舗レストランの名前でもあって、お店で出している料理をそのままレトルトで再現してるんです。

「添加物だらけ」なん??

レトルトって、常温で1年以上もつから「保存料がいっぱい入ってるんちゃうん?」と思われがちです。僕もよく聞かれます。 でも実は違うんです! じゃあなんで長持ちするんか。答えは作り方にあります。料理をパウチに詰めて、外から菌が入らないようにしっかり密封する。そのあと、圧力をかけながら100℃以上の高温で加熱して、中の菌をやっつける。 この「加圧加熱殺菌」が、「レトルト」の正体です。やってることは缶詰とほぼ同じで、容器が缶か袋かの違いなんですね。 つまり、長持ちの秘密は薬ではなく、密封と熱。業界団体も「保存料が使われてないなんて知らなかった」という声が多いことから、正しい知識を広める活動をしているくらいです。 もちろん、味付けやとろみのための原材料は商品ごとに違うので、気になる人は裏の原材料表示を見てもらうのが一番です。
お店のカレーは、お店に来てもらわないと食べられへん。でもレトルトやったら、神戸から遠く離れた人の食卓にも、マンドリルのスパイスを届けられる。 マンドリルのレトルトを見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。 今後とも変わらぬご愛顧ご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 Mandrillus.INC CHOICE IS YOURS 深澤宏樹 #マンドリルカレー #神戸 #神戸カレー #カレー #スパイス #スパイスカレー #スパイスのある暮らし #食品メーカー #商品開発 #商品づくり #食の仕事 #食ビジネス #ブランドづくり #神戸グルメ #レシピ #ふりかけ #レトルトカレー