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VOL.24 ファスティングに向かない人・危険なケースとは

公開日:2026/07/08 更新日:2026/07/08
ファスティングは多くの方に効果的な健康法ですが、すべての人に適しているわけではありません。向かない人が無理に行うと、体調を大きく崩すリスクがあります。始める前に必ず確認しておきましょう。

ファスティングをしてはいけない人

以下に該当する方は、ファスティングを行わないでください。 妊娠中・授乳中の方: 胎児や赤ちゃんに必要な栄養が断たれるリスクがあります。断食によって排出された毒素が血液を通じて赤ちゃんに届いてしまう可能性もあるため、妊娠が判明した時点でファスティングは中止してください。 17歳以下の成長期の方: 成長に必要な栄養素が不足し、発育に悪影響を及ぼす可能性があります。高校生以上であっても、無理のない範囲にとどめ、保護者や医師に相談した上で行いましょう。 極端に体重が少ない方(BMI17.9以下・体重35kg以下): 体にエネルギーの蓄えが少なく、断食によって深刻な栄養不足に陥るリスクが高いです。 脳・心臓・胃腸・肝臓・腎臓に疾患がある方: これらの臓器に疾患がある場合、ファスティングによって症状が悪化する可能性があります。過去に大きな病気を患ったことがある方も必ず医師に相談してください。 薬を継続服用中の方: 空腹状態での服薬は胃腸への負担が大きく、薬の吸収率が変化して効果に影響が出ることがあります。主治医に相談してから行いましょう。

注意が必要な方・医師に相談すべきケース

65歳以上の高齢者: 個々の健康状態によっては問題なく行える場合もありますが、筋肉量の低下・低血糖・脱水のリスクが高まります。必ず医師に相談してから行いましょう。 糖尿病の方: 血糖値のコントロールが乱れるリスクがあります。特にインスリンや血糖降下薬を服用中の方は、低血糖を引き起こす危険性があるため、自己判断でのファスティングは危険です。 摂食障害の経験がある方: 断食行為が摂食障害を再発・悪化させるリスクがあります。専門家への相談なしに行うことは避けましょう。 強いストレス状態にある方: 精神的に不安定な状態でのファスティングは、ストレスをさらに増幅させ、過食・拒食のトリガーになることがあります。心身が落ち着いているタイミングで行いましょう。 体力に自信がない方・病み上がりの方: 体が回復途中の状態での断食は、免疫力をさらに低下させる恐れがあります。体調が完全に戻ってから挑戦しましょう。

すぐに中止すべき体のサイン

どれか一つでも当てはまる場合は、すぐにファスティングを中止して回復食に移行してください。 強いめまい・立ちくらみ: 低血糖または脱水のサインです。水分と少量の糖分(果物・はちみつなど)を補給し、安静にしてください。 動悸・息切れ: 心臓や循環器系に負担がかかっているサインです。横になって休み、改善しない場合は医療機関を受診しましょう。 激しい頭痛・吐き気: 体が限界を超えているシグナルです。無理に続けると体調が急激に悪化することがあります。 意識がもうろうとする・集中力が著しく低下する: 脳へのエネルギー供給が不足しているサインです。すぐに糖分を補給してください。 手足の震え・冷や汗: 低血糖の典型的な症状です。飴やジュースなど素早く吸収できる糖分を摂取し、症状が改善しない場合は救急対応も検討してください。

安全にファスティングするための3原則

自分の体の状態を正直に把握する: 「これくらいなら大丈夫」という自己判断が最も危険です。持病・服薬・体調不良・過去の病歴などを客観的に確認した上で、判断しましょう。 無理のない方法から始める: いきなり長期断食に挑戦せず、16時間断食から始めて体の反応を確認することが安全への第一歩です。体が慣れてきたら少しずつ期間を延ばしましょう。 異変を感じたら迷わず中断する: 「せっかく始めたから」という気持ちで無理に続けることが最も危険です。体からのサインを無視せず、中断を「失敗」ではなく「正しい判断」として捉えましょう。

始める前のチェックリスト

以下をすべて確認してから始めましょう。 該当する持病・服薬がないか確認した/妊娠中・授乳中でないか確認した/BMIが17.9以上・体重35kg以上であるか確認した/体調が良好な状態であるか確認した/初回は休日に設定しているか確認した/酵素ドリンクや水分を十分に用意しているか確認した/緊急時に中断できる準備ができているか確認した まとめると: ファスティングは正しく行えば多くの効果をもたらす健康法ですが、向かない人が行うと深刻な体調不良を引き起こすリスクがあります。「自分は大丈夫か」を事前にしっかり確認し、不安がある場合は必ず医師に相談してから始めましょう。