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毎年美味しいお米をお届け おすすめ3選 「暑すぎる夏はお米の大敵」

公開日:2025/02/07 更新日:2025/03/11
「うだるような夏の暑さ」 うだる とは、茹で上がるような という意味だそうです。 令和6年の夏は、まさにそんな暑さでした。 私も収穫時期にお米の検査を屋外で行いましたが動くたびにタオルで汗を拭ってました。 熱中症と隣り合わせの日々。 人間は日陰に逃げたり最近では機能的な空調服を着たり、ある程度の対策はできますが稲はその場から逃げられません。 暑いまま耐え忍ぶ・・・です。 そんな夏を迎え越えてきた稲はどんなお米になるのかをお伝えしたいと思います。

【白く濁った色のお米】

高温障害 ----------------------- 高温障害でお米は白く濁ります。 お米の粒を見て「悪いお米だなー」と感じる方が多いかと。 農産物検査員の資格を持つ私も、高温障害のお米は検査時に形質、品位に大きく影響しますので、等級が下がる要因としてじっくり見て検査をしているところです。

【「白く濁ったお米は何なのか?」】

参考までに 「そもそも米は暑いとなぜ白く濁るのか?」 お米が実る際の初期から中期に、高温条件や低日照量などに遭遇すると発生します。 お米のデンプンが十分に生成できないことで、お米の中に空気が多く入り、光が乱反射して白く見えます。 乳白粒に身体に悪い物質を含んでいるということはなく、食べても害になりません。 (農林水産省HPより引用)
出穂(しゅっすい)期 苗が大きく育ち、花が咲き稲穂が形成されます。 この時期に夜温が高く、田んぼの入水が少なかったりお湯のような温度になっていたりするとお米が白くなってしまう。 つまり 昼間に光合成をして、夜、根っこから水の養分を吸い上げ、実(穂)にデンプンを蓄積させて生育すると、 → 美味しいお米ができあがる → 理想 暑い日が続く夏は夜温も高く限られた水を全ての田んぼに行き渡らせることは不可能。 (夕立ちが毎日降ってくれると随分救われる) → 多くの田んぼで夜温が高い状態 → 水温高いと、夜に養分を吸い上げにくい日が続く → 実(米粒)に空気が入る。 → 米が白くなる

【お米の層と精米】

玄米の表面から中心に向けて層になっています。 表面にロウ層があり、次にヌカ層(種皮・果皮・糊粉層)。 ヌカ層を取り除くと精米になり、精米の表面に亜糊粉層(あこふんそう)があります。 亜糊粉層を削ったものが無洗米です。
------------------------   当社では、高温障害を受けたお米を精米する際は原料の吟味と精米の圧力、抵抗値を変えながらヌカ層を削り、粒が割れないよう細心の注意を払い調整します。 割れやすい高温障害を受けたお米に対して25年以上の経験値を持つ熟練のオペレーターが精米しております。 農産物の出来の多くは天候がカギを握ります。 昨今の酷暑の影響は産地の地域差(山の産地、河口部の産地など)もあるので当店でできることとして生産機械メンテナンスや部品交換、設備の増設、更新等も必要に応じて行いメンテナンス業者と連携して品質維持、向上を図っております。 お客様が美味しいと言っていただけるよう精米に細心の注意を払い、お客様のお手元にお米がお届けできるようこれからも引き続き努めてまいります。

【おすすめのお米3選】

そこで、高温障害の影響が少ない原料を中心に選んだクワベーの商品ラインナップ3選をご紹介します。 「太鼓判コシヒカリ」 富山県産コシヒカリを5割ブレンドして、コシヒカリの粘り、ツヤ、甘みを感じられる商品となっております。 「富山コシヒカリ」 富山県(立山産)コシヒカリは立山アルプスの雪解けと豊富な水量で育ったお米。全国でも有数のコシヒカリ産地です。 「米屋のおすすめ」 複数産地、複数年産のお米を使用することで、その年の気候変動の影響が偏らないよう、お客様にお求めやすい価格帯と食味、品質を考えております。