こんにちは、岸田産業です。
暑い日々が続いていますね。いかがお過ごしでしょうか。
7月28日に起きた熊本地震。現地で被災された方々は、私たちが想像もできないほど大変な思いをされていることと思います。
今回は改めて「夏の避難の注意点」について、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
▼目次
夏の避難の注意点
暑さによる熱中症
トイレ問題
感染症や食中毒リスク
夏の避難を生き延びるために
ただでさえ、心身ともに大変な負担がかかる避難生活。
私たちは、その中でも夏と冬の避難生活は、通常の何倍も過酷なものになると考えています。
特に夏場の避難において、私たちが直面する大きなリスクは以下の3つです。
・暑さによる熱中症
・トイレ問題
・感染症や食中毒のリスク
これらがなぜ恐ろしいのか、そしてどう備えればいいのか見ていきましょう。
〇暑さによる熱中症
災害が起こると、停電によってエアコンや扇風機が一切使えなくなる恐れがあります。
体育館や、密閉された車内などの避難先は、想像を超える猛暑になります。
【今からできる対策と備え】
電気が使えない環境でも涼を取れるアイテムを準備しておくことが大事になってきます。
・冷感タオル、ネッククーラー
・携帯用扇風機
・モバイルバッテリー(扇風機やスマホの充電用)
・塩分補給タブレット、経口補水液
〇トイレ問題
災害時のトイレ問題は非常に深刻ですが、夏場はさらにその過酷さが増します。仮設トイレが設置されたとしても、すぐに全員分が行き渡るわけではありません。
「トイレに行きたくないから」と水分補給を我慢してしまい、結果的に熱中症やエコノミークラス症候群を引き起こす悪循環も珍しくありません。
【今からできる対策と備え】
トイレを我慢せず、かつ衛生的に過ごすための備えが必須です。
・簡易トイレ(自宅や避難所の便器に被せて使うもの)や折りたたみトイレ(断水時や車中避難でも使える土台付きのもの)
・目隠しポンチョ
・ウェットティッシュ、トイレットペーパー
・使い捨て手袋、ゴミ袋
〇感染症や食中毒リスク
気温と湿度が高くなる夏場は、目に見えない菌や害虫の動きも活発になります。結果的に避難所周辺で蚊や害虫が多くなり、虫刺されによる皮膚トラブルや感染症のリスクが高まります。
また、配給された食品や備蓄していた食品が傷みやすく、食中毒に繋がってしまう恐れもあります。
【今からできる対策と備え】
衛生状態を自己防衛するために、以下のアイテムを防災リュックに入れておきましょう。
・アルコール除菌シート(水がなくても手を清潔に保つため)
・虫よけスプレー、かゆみ止め
・救急セット(絆創膏や常備薬など)
・非常食(加熱不要で、夏場でも常温保存できるもの)
今回は、夏の避難の恐ろしさについてお話しさせていただきました。
「いざとなったら避難所に行けば安心」
「避難所に行けば、誰かがなんとかしてくれる」
そう考えていた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、その考えがいかに危険であるかが見えてきます。
災害直後の避難所は、物資も設備も不足してしまいます。特に過酷な夏の環境下では、行政や誰かの助けを待っている間に体調を崩してしまう可能性がとても高いのです。
「自分の命は自分で守る(自助)」
これこそが、過酷な災害を生き延びるために、最も大切な考え方です。
「まずは自分の命を守るために、今、何をすべきか」を一人ひとりが考え、あらかじめ必要なモノを準備しておくことが生き延びるために必須になってきます。
この機会にぜひ一度、ご自宅の備えや防災リュックの中身を夏仕様に見直してみてください。
では、また次回!