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着物に合わせた草履の選び方

公開日:2025/08/12 更新日:2026/03/03
着物を着る機会は普段の生活の中であまりありませんが、結婚式や卒業式など特別な日には着物を着ていく方がたくさんいらっしゃいます。 着物に合わせる小物を探したりコーディネートを決めたりする段階で、 「草履って、どれをえらべばいいんだろう?」「ルールとかあるのかな…」 と不安になったことがある方もいるかもしれませんし、逆に「草履ってどれでも一緒でしょう、どれでもいいでしょう?」と思う方もいるかもしれません。  実は、お洒落な人ほどこだわるのが足元=草履。 そして、草履と一口に言ってもどれも同じではなく、合わせる着物や着ていく場所によってルールが存在します。  今回は着物の種類に合わせて草履の選び方を解説していきます。
【台の色や高さ(芯の数)】【鼻緒のデザイン】によって、着物に合う・合わないが決まってきます。 それぞれ条件を合わせていくと、たくさん販売されている草履の中からあなたの着物にピッタリな一足に出会えますよ。
黒留袖・色留袖に合わせる草履は、 ●台がゴールド・シルバー・ホワイトのもの ●台の高さが5cm以上のもの ●芯の数が複数枚(かかと部分のみ複数枚でも◎) ●鼻緒もゴールド・シルバー・ホワイトを基調としたもの。(少し他の色が使われていてもOK) といった、礼装用の草履がぴったりです。 材質はエナメルやマットな合皮、錦風の生地などがあります。色が金~銀~白系であればフォーマルにお使いいただけるようなつくりになっているので、材質は好みで選べば大丈夫です。  ゴールド~シルバー~ホワイト の中でもどれを選んだらいいのか、迷う方もいらっしゃるかもしれません。 金は華やか、銀はキリっと粋に、白はすっきり洗練された印象になりますので、ここも”なりたい印象”で選べればOKですが、それでも迷ってしまうときは「ゴールドの帯を締めるから、草履も金色系!」といったように帯の色に合わせて選ぶのも統一感のあるコーディネートになるので、ヒントにしてみてくださいね♪
訪問着や付け下げは文様や柄行きなどによって重厚感のある印象のお着物からすっきりとつつましやかな印象のお着物までさまざまあります。 そして、着ていくシーンも”お呼ばれ”から”付き添い”、”自身が主役”の機会までこれまた様々でしょう。  訪問着や付け下げに合わせる草履は「どんなシーンで」「どんな立場で」訪問着を着るのかによって変わってきます。 ぜひ足元までトータルに考えられたコーディネートを目指していただきたいものです。
結婚式がチャペルや神社で行われる挙式もあるような場合は特に、フォーマルな装いとして訪問着を着用します。そんなときに合わせたい草履は前述でお話しした留袖に合わせるような「金-銀-白」の礼装用の草履がぴったりです。 訪問着は着物も色使いが華やかですので、「金-銀-白」の草履台に鼻緒や前坪に少し色が使われているものもコーディネートにおすすめです。  同じ「訪問着」を着る機会であっても、お子様が主役の機会  ●お宮参り  ●七五三  ●入学式  ●卒業式 である場合は、淡い色のエナメル系やレザー系の草履で上品なつつましやかさを演出するのもおしゃれ上級な訪問着コーデになります。 このような機会は「金-銀-白」の礼装用草履でもNGではありませんが、華やかさで装う機会とは違う「セミフォーマル」な訪問着のコーディネートもぜひ楽しんんでいただきたいです。
それともまた違い、ご自身が主役のパーティ(開店祝いや周年祭など)で訪問着を着るのであれば、華やかさを目いっぱいにしたコーディネートも素敵です。 ハイヒール草履ですらっと気高さ感じる着姿と足元の華やぎを楽しんでみてはいかがでしょうか。
色無地や江戸小紋といった着物も、帯や小物の合わせ方を着るシチュエーションによって変えることで幅広いシーンで着用できます。 草履もシーンに合わせて選ぶと、コーディネート全体がぐっと場に馴染んできます。  参考にすると良いのが  「どんな帯を締めるシーンか」。 帯こそ、着るシチュエーションに合わせてセレクトするものですが、草履はそんな帯に合わせて「礼装用」「セミフォーマル用」「カジュアル用」から選べばしっくりきますよ。
フォーマルな草履では台の色と鼻緒の色が同じトーンのものが好まれましたが、普段用 カジュアルな草履であれば台と鼻緒の色が異なっているものでもコーディネートを楽しめます。 歩きやすさを考えると台の高さはあまり高くないもののほうがラクでしょう。  色無地や江戸小紋で履くカジュアル用の草履は、あくまで好みにはなりますが、色無地・江戸小紋のお淑やかな雰囲気を残したほうがコーディネートのバランスがとれます。華美なデザインやポップなデザインよりも、上品さや洗練された雰囲気のあるものを選ぶと良いでしょう。
ご自身が主役となり、一生に一度のはたちの晴れ姿を飾る振袖。 振袖は未婚女性の第一礼装でもありますし、華やかで絢爛な衣裳である振袖に合わせるのであれば、草履もやはり  ●華やぎがあるもの  ●4‐5cm以上高さのあるもの がおすすめです。  草履の話からは少し逸れますが、卒業袴の足元はブーツもすっかり定番化しています。 卒業式というと、写真撮影をしたり謝恩会があったりと移動や立ち姿勢も多いもの。草履が履き慣れないと感じる方や、春の雨時期での式がある方には、袴にブーツを合わせるのも賢い選択かもしれませんね。  さまざまなデザインがある振袖や卒業袴。自分のきものに合わせた草履を選ぶのは楽しいですね。 草履は小物の中でもコーデを大きく左右するアイテムですので、ぜひこだわって選んでみてください。
また、「浴衣のための履き物」と思われる下駄も、実は足袋を合わせることで普段着のきものと一緒に履いていただけます。  好きにお洒落を楽しんでいただける普段きもの用の草履ですが、お出かけしているとたくさん歩いたり電車やバスなどに乗ったり、階段の上り下りをすることも多いでしょう。 普段着きものに合わせる草履ほど、履き心地やぴったりのサイズにこだわって選ばれるとよいでしょう。